なんか音源レビューするのは久々な気がしますが、今日のエントリはMuteMathのニューアルバム「Armistice」です。
MuteMathは昨年のサマソニでのライブ映像をCSで観て以来のお気に入りなんですが、今年の2月(?)と噂されていたセカンドアルバムのリリースが大幅に遅れて(?)今月ようやく陽の目を見ました。(適当w)
ライナー読んだら相当生みの苦しみを味わったらしく、セルフプロデュースの限界を知り外部からプロデューサー(*1)を招いて、アルバム作りを最初からやり直したらしい。
MUTEMATH - THE NERVE (LIVE IN TOKYO) -
今年もサマソニ来てたんですね。
MUTEMATH - SPOTLIGHT -
前作「Typical (http://www.youtube.com/watch?v=pAtXKS9ZxvM)で予算掛かりすぎて怒られたのか(?)、新作プロモは安上がりなテイスト。
「Armistice(アーミスティス)」 <初回生産限定盤> : MuteMath (->@TOWER.JP) |
|
Track List |
前作のデビュー盤「MuteMath」から続く、何とも例えがたいMuteMathの世界。
80年代初頭から2000年代に続くポップミュージックの美味しいエッセンスを凝縮して捻くれたプログレッシヴな味付けを施した音世界は、何に似ているって、何かに似ているようで似ていない「MuteMath」としか言えない音。
オフィシャルHPに掲げられている「ポリスmeetsレディオヘッド」という冠は、一見、言い得て妙に見えるが何かピンと来ないな。
このバンド、ポール・ミーニーが甘く切ない声で歌うキャッチーでメランコリックなメロディラインと、緻密に構築された透明感のあるクリーンな音が全てではない。キモはニューオリンズ出身というバックボーンに裏付けられた、泥臭いファンクなフィールが(微かにだけどねw)感じられるグルーヴと、それの核となるダレン・キングの変態的ドラミングセンスに他ならない。だいたい、ヘッドフォンをガムテでぐるぐる巻きにしたあのスタイルはどう見ても普通じゃないだろ。でも、ソコが良い。
人力グルーヴに無意識に腰が反応するのは、ワシ等60年代生まれのサガでもあるしの。
ん~~~、今日も相変わらずいい加減なレビューだったな。反省。
注釈:
(*1) デニス・へリング。The Hivesやベン・フォールズ、エルヴィス・コステロなどを手掛けた人らしい。
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
困った事にPerfume成分が多目です。彼女達の親御さんとは間違いなく同世代です。ちなみにP.T.A.会員です。
ホントに御免なさい。
御用命は「lstd_rd の yahoo.co.jp」まで。