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独り言だったり妄想だったり。 単なるメモだったり、、、。 by LSTD
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久しぶりに音楽ブログっぽいエントリだな。

最近エントリを上げていなかった「3 #nn」カテゴリ。このカテゴリは、私がハマったトリオバンドのどうでも良い思い出と熱くも無い想いを綴る独り言です。今まで、The Jimi Hendrix Experience、Johnny,Louis & Char、YMOと取り上げて来ました。今回は久々のエントリです。
実はずいぶん前から何を書くかは決めていたのですが、全然気持ちが乗らずに数ヶ月が経過。それが、このブログによくコメントを頂いているまるたさんの「POLICE観た」の一言で我に帰り、本日念願のPOLICEのネタをアップしました。って全然たいした事無いけどね。


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PerfumeがSHIBUYA-AXでワンマンライブを行った2月12日を前後して、ロック史上に残るバンドの再結成ライブが相次いで行われていた。

2.10 : Rage Against The Machine Japan Tour 2008 @幕張メッセ国際展示場
2.13 : THE POLICE LIVE in CONCERT @東京ドーム (2.14 追加公演)

Rage Against The Machineに関しては再結成という感じがしない。バンドの精神的支柱として圧倒的な存在感を発散していたザックが抜けてしまったために解散扱いとなっていたが、残されたメンバーはオーディオスレイヴとして活動していたし、そこに暫くどこかに行っていたザックが8年ぶりに帰ってきたって感じだ。(というか、今回はレイジの話ではないのでこのくらいで止めておく)
ところがPOLICEは違う。強烈な個性をぶつけ合い、そして分裂してしまった3人が再び集まりバンドとして正式に活動を再開したのは86年以来、実に20年ぶりだ。

実は私は「再結成」と言うものにとても否定的だ。再結成と聞くと、どうもソコに漂うビジネスの匂いを感じ取ってしまう。ワールドツアー、過去のアルバムの再発(お決まりのリマスタリング&紙ジャケ仕様)、各種企画本の発行。結局、昔からのオールドファンをターゲットにしたビジネスだろ。ライブも緊張感の無い適当な演奏にも関わらず、観客は「懐かしかったね」で納得する。そんな同窓会的な商売が大嫌いなんだな。(*1)
どうせ再結成するなら、昔を再現するのではなく、時間の空白を埋める作業をして欲しいんだ。もう「あの頃」に戻る事は出来ないのだから、「今しか出来ない事」をやって今の若い世代に向けてアピールして欲しい。そんな思いが強い。
だから、POLICEの再結成も正直言って期待していなかった。どうせ往時のキレのある演奏なんて出来ないだろうから、YMOみたいに21世紀の「今」の解釈で楽曲を再構成して聞かせて欲しいなあ、と言うのが私の気持ち。

ところが、昨年の「Live Earth」での再結成ライブをTVで観たときに、良い意味で裏切られた。3人が奏でる独特な空気感は昔と全く変わっていなかった。POLICEのライブ演奏は、ライブビデオ「Around The World」と「SYNCHRONICITY CONCERT」を持っていて共にテープが擦り切れるくらい観たのだが(*2)、20年以上前の演奏と比べても「あの質感」は失われていなかった。(*3)


THE POLICE - ROXANNE (LIVE@ N.Y LIVE EARTH)


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POLICEに初めて出会ったのは高校生の頃。NHKのFMで「話題のアーティスト特集」みたいな番組があって、そこでデビューアルバムのOutlandos d'Amourが紹介されて「Roxanne」がかかっていた。(*4)
その頃は友人達とバンドを組んでいて、私はギターを弾いていた。当時やっていたのは「風」とか「オフコース」みたいなフォークロックだったのだが、個人的にはJAZZ・フュージョンに傾倒していた事もあり、POLICEの音に触れてもあまりなびかなかった。ただ、スッカスカな音の間に見える妙な緊張感というか、今まで味わった事の無い独特な音世界はずっと気になっていた。

POLICEの音世界の根幹を成すものはレゲエだ。そこにタイトなロックの8ビートを被せて、1曲の中に疾走感と浮遊感の両方を併せ持つ独自の音世界を構築する。さらに最小の楽器構成から紡ぎ出される絶妙な「間」。何だろう、音の行間に漂う「侘び寂び」にも似たセンス。そこにはスチュアート・コープランドの緻密なスティックワークだったり、アンディ・サマーズのバッキングセンスだったり、腕の確かなトリオバンドだからこそ醸し出す事が出来る絶妙なグルーブがあった。

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POLICEのコピーバンドをやろうと思い立ったのは「Synchronicity」の頃かな。普通の大学生をやっていた時期。その当時はPOLICEにはそこそこ興味が有ったがMTVとかでフツーにPVを眺めているだけ。それが、ある日、授業もバイトも無く部屋で一人呆けて居た時の事。テレビでPOLICEの特集をやっていて、PVやら今まで観た事の無かったライブ映像やらが流れていて、それを観ているうちにテレビに釘付けになってしまい、気が付いたら貸レコード屋に走っていた。そしてRoxanneやMessage in a Bottleなどの過去の楽曲を聴き直しているうちに見事にハマってしまった。(*5)
で、バイト先の後輩達を半強制的に巻き込んでバンドを結成。私はベースを担当した。別にスティングになりたかった訳じゃない。Walking on the Moonのベースラインを弾きたかっただけだ。でも、結局それはバンドでは演奏しなかったけどね。

Walking on the Moon



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POLICEは80年代を代表するバンドのような印象が有るが、実は活動時期からすると70年代後半から80年代前半に掛けての7年ほどしか活動していない。音源もほぼ年1枚ペースで計5枚のオリジナルアルバムを残しているのみ。にもかかわらず「ビッグアーティスト」として記憶に残っているのは、やはりEvery Breath You Takeの大ヒット(グラミーの最優秀楽曲賞)とアルバム「Synchronicity」の完成度の高さ所以であろう。

各アルバムの印象はそのままバンドの進化の過程でもある。個人的な感想だが、デビューからGhost in the MachineまでのPOLICEがいびつな不等辺三角形だとすると、Synchronicityは非の打ち所の無い正三角形に見える。

1978 : Outlandos D'Amour  (->@TOWER.JP)


1. Next to You 
2. So Lonely 
3. Roxanne 
4. Hole in My Life 
5. Peanuts 
6. Can't Stand Losing You 
7. Truth Hits Everybody 
8. Born in the 50's 
9. Be My Girl - Sally 
10. Masoko Tanga

 不等辺三角形の最も鋭角な部分を下にして地面に突き刺さっている感じ。揺れながらも辛うじてバランスをとっている危うさ。


1979 : Reggatta De Blanc (->@TOWER.JP)

1. Message in a Bottle 
2. Reggatta de Blanc 
3. It's Alright for You 
4. Bring on the Night 
5. Deathwish 
6. Walking on the Moon 
7. On Any Other Day 
8. Bed's Too Big Without You 
9. Contact 
10. Does Everyone Stare 
11. No Time This Time

不等辺三角形が神懸り的なバランスを保って静止している状態。


1980 : Zenyatta Mondatta (->@TOWER.JP)

1. Don't Stand So Close to Me 
2. Driven to Tears 
3. When the World Is Running Down, You Make the Best of What's Still ... 
4. Canary in a Coalmine 
5. Voices Inside My Head 
6. Bombs Away 
7. De Do Do Do, De Da Da Da 
8. Behind My Camel 
9. Man in a Suitcase 
10. Shadows in the Rain 
11. Other Way of Stopping

そのままの状態で不等辺三角形が肥大化する。


1981 : Ghost In The Machine (->@TOWER.JP)

1. Spirits in the Material World 
2. Every Little Thing She Does Is Magic 
3. Invisible Sun 
4. Hungry for You (J'Aurais Toujours Faim de Toil) 
5. Demolition Man 
6. Too Much Information 
7. Rehumanize Yourself 
8. One World (Not Three) 
9. Omega Man 
10. Secret Journey 
11. Darkness

肥大化した状態に耐え切れなくなり、最終的に倒れてしまう。


1983 : Synchronicity (->@TOWER.JP)

1. Synchronicity I 
2. Walking in Your Footsteps 
3. O My God 
4. Mother 
5. Miss Gradenko 
6. Synchronicity II 
7. Every Breath You Take 
8. King of Pain 
9. Wrapped Around Your Finger 
10. Tea in the Sahara

一旦、全てをバラバラにした上で三角形を再構成して正三角形を作り出し、底辺を下にして立ち上げる事で抜群の安定感を見せる。



POLICEのアルバムの中で一番のお勧めは?と聞かれれば即座に「Synchronicity」と答える。
理由は簡単。楽曲、アルバムの構成、音、全てにおいて高い水準であり、POLICEの最高傑作と言えるだろう。捨て曲が一切無い類まれな良盤である。その反面、私個人としては一番面白みの無いアルバムでもある。完璧すぎて非の打ち所が無いのだ。初期のPOLICEに観られた「危うさ」は影を潜めて「大人の鑑賞に堪えられる重厚感、安定感のある仕上がり」になっている。もはやそこに在るのは歪なロックのエナジーでは無く崇高な芸術品だ。グラミー賞を獲って当然なのである。(*6)

それでは一番印象に残るアルバムは何かと問われれば「Outlandos D'Amour」を選ぶかな。いや「Reggatta De Blanc」も捨てがたい。(*7)

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しかし、POLICE再結成もワールドツアーも知っていた。ちゃんと知っていたのだが、PerfumeのSHIBUYA-AXだったりP.T.Aイベントだったり、3人娘を追いかけているうちにオッサン3人組を見失ってしまい、気が付いたら後の祭りだった。来日の事実にも気付いていなかった。P.T.Aイベントの後、新潟に帰宅し、何気にネットを眺めていたらこの記事に出くわして「?、、。!!!!!」ってなった次第。
多分、きっとこの先も縁が無いんだろうな。これらの事実はPOLICEが自分のなかで既に終わってしまっている証だな。


(BGM 「Message in a Bottle」 : The Police)

注釈:
(*1)これって、テレビで見たSex Pistolsの再結成ライブに端を発している。昔の幻影を夢見た私が愚かだった。当然と言えば当然なのだ。私と同じように彼等も年を取ったのだからね。今年もまたやるみたい。

(*2)実際に再生し過ぎでテープがよれて使い物にならなくなった。ってかベータだ(笑&涙)。

(*3)演奏のキレ具合は比べるだけ野暮。でも、スティングの声とスチュアート・コープランドのドラムテクニックは全く衰えていないのな!

(*4)記憶が定かではないのだが、TOTOの「Hold the Line」もその番組で聴いた気がする。その頃良く聴いていた音楽の趣味から言ってもPOLICEではなくTOTOに興味が涌いたことは言うまでも無い。

(*5)ハマり方がPerfumeと一緒だな。オレって昔からこうだったんだな。The JAMについても同じようなハマり方だった。The JAMについてもそのうち何か書きます。

(*6)ホントにオレって天邪鬼だなあ。

(*7)っても、POLICEの曲ってどれも「救いようの無いくらいに寂しがりの情けない男の歌」ばかりなんだけどね。「ガラス瓶に”寂しくってたまらないんだよ”ってメッセージを入れて海に流したら、、、、」とか、「君が傍に居ないと立っている事もままならないよ、、、」とか、「俺らぁひとりぼっちだあ」とか。日本語訳を見ているとはっきり言って痛い。

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既にお気づきの事と思いますが、「3 #nn」とは私がこれまでの音楽生活に於いて、気になった3ピースユニットとその思い出をつづるカテゴリです。
「俺ってかなりのトリオ・フェチ?」って言うくらいのトリオバンド好きなのでね。

で、今回は番外編と言うことで、最近、このブログで話題の中心である「例の3人組」について書こうと思う。

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MONDO GROSSOの「Everything Needs Love feat. BoA」は、近年における「女性ボーカル・ハウスの金字塔」だと思っている。賛否両論は有るかもしれないが、私自身のダントツ一位だ。
それまでの女性ボーカル・ハウスと言えば大人の女性が歌う「セクシー・ボイス」が定番だった。ところが、この曲では、明るくて元気一杯で、ちょっと幼さの残る10代の女の子の声を使っている。コレが実に新鮮だった。15歳の女の子に「全ては愛なんだってば!」と元気一杯に歌われた日にゃあねえ。ぶっちゃけ俺はロリコンなのか?
10代の「素直さ」だったり「元気の良さ」や「思い切りの良さ」ってのは10代にしか出せない。別な言い方をすると「艶」とか「間」とか「華やかさ」とか、そう言った人生経験が物を言うセクシーなモノは20歳を過ぎても充分間に合う。10代の女の子が無理してセクシー系を演っているのを聴くと「お前は天才演歌歌手と呼ばれたいのか?」と言いたくなるんだよね。10代にしか出せない「色」は、今のうちに残しておかなきゃ勿体無いと思う。そんな意味もこめて、15歳のBoAに普段歌っている曲と同じ歌い方で「ハウス」を歌わせた大沢伸一って改めて凄いなあと思った。

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DJを始めるに当って、先ず自分が好きな音源を色々と揃えてみた。基本的にはプログレッシブなインストのハウスが中心なのだが、女性ボーカルのディープなハウスも心地良い。Monday Michiru 、Mariko Ide や A.K. のセクシーボイス系、Tracey.K のナチュラルさ、Tomomi Ukumori のクールな感じと Arvin Homa Aya のキュートな感じ、それぞれが聴いていて心地良いし、レコードを繋いでいて楽しい。(*1)

しかし、或る日、「何かちがうな」と自分がソレに慣れすぎてしまった事に気付いた。聴いていて心地良いのだが、同系列の女性ボーカル・ハウスでニューリリースを手にしても「ワクワクする」感覚が無くなっていた。

やっぱ、御姉様系の声を聴きすぎて感覚が麻痺したようだ。「頭の中をクリアしないといけないな」と、「Everything Needs Love feat. BoA」に代わる新たなガールズ・ボイスのハウスを探してみようと思った。

いつも見ているシスコのサイトやITMSで色々と検索したが、コレといった音源に出会えなかった。(ちなみに、その検索作業の中でcapsuleは一旦候補に上がったものの、振るい落とされている。)
そして、今年の2月くらいの事。いつもの様にシスコのサイトを覗いたら、トップページに見慣れないバナーを発見する。「元気ロケッツ」。ふざけた名前だなと思ったが、バナーの先に貼ってあったYouTubeに上がったPVを観て「ひょっとしてコレなのか?」と感じて、速攻で「Heavenly Star」のアナログ盤を発注した。レコードに針を落としてみて聴いてみると、確かに良い。10代の女の子の声質と曲の世界観が実にマッチしている。でも、なんか優等生なイメージなんだな。Mixにも拠るのだが(*2)、オリジナルの「Heavenly Star」には「Everything Needs Love feat. BoA」で味わったような突き抜ける感じが無い。「他のRemixが出るまで待ってみるかな。」と、ガールズ・ボイス・ハウスの検索作業はそこで一旦終了した。

* * * * * * * * * * * * *

そして、運命の6月23日。1年半の間すっかり忘れていたPerfumeに、Yahoo動画(*4)で再会した。
当然、ガールズ・ボイスのハウス音源を捜していたことも、どうでもよくなっていた。何の先入観も無く、ただ、久しぶりに目にした「Perfume」の文字に導かれるように、Yahoo動画にアクセスした。

先ず、リニアモーターガールから視聴。「そう、コレコレ。コレだよ。あー、結構緩いなあ。」

続いてコンピュータ・シティ。当然初めて聴く。イントロなしでいきなり歌が始まる。ここで背筋がビクっとした。
「この声はひょっとして、何かあるかも。」
 ♪どうしてぇー、ねえ、コンピュータ♪ 
お尻を可愛く振る仕草に身悶えしたが、エフェクトが掛けられた少女の歌声は、それまで探し続けても見つからなかったモノを、ようやく探し出した気がした。曲のイメージはFantastic Plastic Machineの「Euphoria (Mondo Grosso Re-Mix)」にそっくりだが、そんな事はどうでも良い。歌声が耳に焼き付いて離れない。
それにしても、可憐だ。

そして、エレクトロ・ワールドを視聴。ディストーションの効いたギターが鳴るハードなイメージだ。曲調は近未来SFアニメの主題歌と言った感じだが、ガッツンなエレクトロのトラックに乗せて、ヴォーカルエフェクトを効かせた少女の声で破滅へ繋がるストーリーを歌わせるなんて、ただ者では無いなと感じた。
1年半前「ぱふゅーむ:アキバ萌え」で逃げ帰って来た事に後悔した。ゴメン、俺、勘違いしていたよ。
俺自身が震えて砕けた瞬間だった。

それにしても、この声は良い。幼さは残るが、ボーカルエフェクトがロリっぽさを打ち消している。それに歌い上げていない。良い感じで力が抜けているので、すんなり入ってくる。というか、俺にとって一番気持ちの良い周波数帯にビンゴなのだろうか? 聴いていて飽きないし、耳に焼きついて離れない。

「この声でハウスを歌わせたいなあ。」

と思ったところで、Twinkle Snow Powdery Snowを試聴する。えっ、ハウスじゃん。



「間違いない。探していたものがそこに有ったよ。」


C_city.jpg


コンピューターシティ

今更ながら、説明は不要だね。
この曲を聴かなければ、Perfumeにハマっていなかった。

アレンジの事はとりあえず置いといて、耳馴染みのよいメロディーと一度聴いたら忘れなれない歌声は、やみつきになった。

fun_serv.jpg


 ファン・サーヴィス[sweet]

 1.チョコレイト・ディスコ
 2.Twinkle Snow Powdery Snow

ここまでアッパーな四つ打ちを出してきたアイドルグループを他に知らないです。(音が良ければなあ、、、。)
今後、Perfumeフォロワーが出てくる事になれば、「アイドルポップの歴史を変えた作品」として語り継がれる事になるかも?

* * * * * * * * * * * * *

さて、Perfumeは「Everything Needs Love feat. BoA」を超えたのだろうか? 答えは「まだ」だ。(*3)

というのも、最近の四つ打ち系の楽曲では、「Twinkle Snow Powdery Snow」が一番フロア寄りで、ピークタイム・アンセムになる可能性があると感じたのだが、音が悪すぎて現場では使えないだろう。マスタリングに中田ヤスタカの名前がクレジットされているので音質は彼の趣味だと思うのだが、音がソリッド過ぎて中音域の下の方がそっくり欠落しているし、高音域がうるさい。そのため、余程のミキシングスキルが無い限り、他の曲と違和感無く繋ぐのは至難の技だ。是非ともフロアユースのRemix盤をリリースしてほしい。

Perfumeなら「Everything Needs Love feat. BoA」を超えてくれると信じている。まあ中田ヤスタカ次第なんだが。彼女達の声質が大人の女性に変わらないうちに、彼女達が10代のうちに、何とか期待したい。


注釈:
(*1)この辺の時間軸が明らかに前後しているな。Tomomi Ukumoriはそのころはまだ出会っていないかもね。その当時ヘビーローテーションだったのは、CDではFlowerRecords時代のJazztronik と「StayTrue」(MAKAI)、アナログだとDefected系のディープハウスだった。

(*2)アナログ盤にはオリジナルの他にRemixが2曲入っている。結構いい感じではあるが、使いどころに悩む。最近色んなRemixを集めたCDがリリースされているが、ITMSで試聴した限りでは触手が伸びなかった。それよりも、AvexがコンパイルしたハウスMIX「House Nation」に収録されている"Heavenly Star"(HOUSE NATION Remix) が、非常にベタではあるが、使い勝手は良さそうだ。

(*3)近年出会ったラウンジポップ系のハウスであれば「ファンデーション」がダントツ1位なのだが。

(*4)
2007年7月代官山UNITで行われたワンマン・ライヴ「Perfume ひこぼし☆募集中」のLIVE映像配信中!
LIVE楽しそうだな。浴衣姿の何と可憐な事、、。


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中学生時代は「どこにでも居る普通のロック少年」だったのだが、高校の入学祝に「エレキギター(この言い方、古くね?)」を買ってもらったのをきっかけに、「どこにでも居るギター小僧」になっていた。
”ギターが上手になりたい”一心で練習をしていると音楽の聴き方も変わってくる。曲そのものよりも演奏を聴くようになり、楽曲で音源を買うのではなく、参加ミュージシャンで選択するようになっていた。
その当時は「ギターが上手い人」を追いかけて行くとJeff Beckにたどり着いた。その時期にBeckがやっていた音楽は「フュージョン(当時の言い方だとクロスオーバー)」だったので、必然的にフュージョン周辺の音楽を漁る事になり、最終的には数多のスタジオミュージシャンやセッションプレイヤーの名前を覚えることになった。だいだい、大場久美子のアルバムを「村上ポンタがドラムをたたいているんだぜ」という言い訳を利用して買ったりするのである。ホント可愛くないガキだった。根っからのアイドル好きのくせにね。

さて、YMOである。
細野晴臣、高橋幸宏、坂本龍一の3人については前述の経緯から当然名前は知っていた。
細野晴臣はティン・パン・アレー(”はっぴいえんど”はリアルタイムで体験していない)での活動やソロワークを観ていた。高橋幸宏はサディスティックス(”ミカバンド”もリアルタイムで体験していないなあ)での活動もそうだがファーストソロアルバム「Saravah!」がホントにオシャレで大好きだった。坂本龍一は山下達郎のバックを勤めるアルバイト学生。山下達郎のライブアルバム「IT'S A POPPIN' TIME」でキーボードを弾いていた。

ところで、細野晴臣のアルバム「はらいそ」はB面の最後で「この次はモアベターよ」の台詞で終わる。なので、YMOのファーストアルバム「イエロー・マジック・オーケストラ」は細野晴臣のソロアルバムだと勘違いをしていた。だって、”ファイヤークラッカー”なんてそのまんま細野ワールドじゃない。
アルバム発売当時、高校の同級生に「なんかお奨めのレコードとかある?」と尋ねられて「そういえばこの間NHKのFMでかかってた細野晴臣の新作が面白かったよ」と言って「イエロー・マジック・オーケストラ」を買わせた思い出がある。その後、彼はYMOにすっかりはまってしまい、全リリース音源はおろかマニアックなノベルティグッズを収集するまでになった。で、ぶっちゃけて言うとYMOの音源は彼からダビングしてもらったカセットテープしか持っていなかったのだな。

しかし、その当時はYMOがブームになるなんて想像もできなかった。「はらいそ」から繋がる細野晴臣の趣味の世界だと思っていたのでね。その後に発売された「ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー」によりブレイクしたと言ってもいいだろうね。プラスチックス、P-MODEL、ヒカシューなど、数多くのテクノポップ・フォロワーが生まれ、アイドル歌謡さえもテクノポップの姿を借りていた。それと、”テクノカット”という髪型が大流行し、かく言う私もご多分に漏れずだった。幼稚園の運動会で徒競走のBGMに「ライディーン」が流れていた時代だよ。(中田ヤスタカはこの時代は幼稚園の年少さん?のはずだが、よくPerfumeでテクノポップをやることを思いついたなあ。ライディーンでかけっこしてたのかなあ。それにしても感心する。)
YMOから始まった「テクノポップ」は「テクノ」と略称されて、社会現象として幅広く日本全国に浸透していったわけ。だから、クラブミュージックと接点の無かった人達にとって「テクノ」と言えば「テクノポップ」なのね。「テクノとテクノポップを混同するな」って言っちゃダメだよ。そもそもデトロイトテクノに端を発する「テクノ」の存在を知らないのだから。

6eebe30f.jpeg

今一度「イエロー・マジック・オーケストラ」を聴いてみた。
アナログシンセの音はチープで時代を感じさせるが、音楽のセンスは全く古さを感じさせない。なにより、”ファイアークラッカー”や”東風”ってこんなにグルーヴしてたんだってびっくりした。完全なダンスチューン。CDJを持っている人は一度試してみて。ハウスの四つ打ちトラック(何でもいいから)をサンプリングしてループさせておいて、BPM125くらいでファイアークラッカーとミックスしてみて。踊れる!!


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洋楽中心に音楽を漁っていた中学生の頃は、日本語で歌われるロックやフォークなどをカッコ悪いと思っていた。「なんか違うよなあ」って感じで。そんな小生意気なガキに衝撃を与えられる日本のミュージシャンは山ほど居たのだが、出会うきっかけが無かったのだろう。そんな時に、NHKという公共の電波に乗せて地方在住の少年に強烈なパンチをお見舞いしたのがサウス・トゥ・サウス(*1)とChar(*2)だ。たしかNHKの特番のスタジオライブだったか(記憶が定かではないが、NHKであったことは間違いない)、TVから流れてきた音のカッコよさに身体が震えたのを覚えている。とにかく、双方とも高い音楽センスと演奏テクニックで、調子こいた厨房を黙らせるに充分なインパクトを持っていたのだ。この出会いは、結果として、サウス・トゥ・サウスは私の音楽的嗜好を「黒人音楽寄り」の方向へ傾けさせ、Charは「ギターが弾きてぇ」な衝動を高まらせる事になった。
(注:ちなみに、その”カッコいい日本語の楽曲”とは「むかでの錦三(*1)」と「空模様のかげんが悪くなる前に(*2)」です。ただ、この辺の記憶が曖昧で、2組同時に出演していたかどうかは不明。サウス・トゥ・サウスと上田正樹のソロを勘違いしている可能性があり。)

さて、今回はCharの話。

Charは類まれなギターテクニックとセンスを持ちながら、見た目が「カッコ良いから」男性アイドル歌手と同列に扱われた悲しい歴史がある。デビューアルバムが近代日本ロック史における金字塔的な衝撃度と完成度を持っていたにも係わらず、その後のセールス的な大人の都合で無理やり「気絶するほど悩ましい」とか「闘牛士」といった歌謡路線をやらされていた(と思われる)。さらに、アイドルの登竜門でもある「8時だよ全員集合」でコントをやらされたりとかね。とにかく、その当時は「Char」が好きだと言おうものなら「えーっ?」って言われたものだ。「何故に女子にキャーキャー言われている男性アイドル歌手に興味があるん?」みたいにね。あの頃、音楽家としてのCharを正当に評価していた人がどれほど居ただろうか? 

見た目の印象とやっている事の内容にギャップがあると正しい評価をされないのは世の常なのだろう。完成度の高い楽曲を歌い、ライブでは最高のエンターテイメントを提供しながらも、パフォーマーとしての存在価値には触れられず、「アキバ系萌えアイドル」として一括りで語られてしまった”某テクノポップアイドルユニット”に似ていなくも無いね。(まあ、そうやって括ってしまって自ら距離を置いたのは、かつての自分でしたが、、。)

さて、Charはそんな状況を打破するために、バンドサウンドに拘った新たなアプローチで、過去との決別を計った。それが、Johnny,Louis & Charだ。このユニットは後に「Pink Cloud」と名前を変えるが、日本のロック史上で最高の3ピース・バンドとして語り継がれる事になる。

メンバーはChar(G,Vo)の他に、ジョニー吉長(Dr)、ルイズ・ルイス加部(B)。音楽性もテクニックも高く、さらにメンバー全員がイケメン。
今回セレクトしたのは、そんな彼らのライブ音源「Free Spirit」だ。

JLC.jpg

このアルバムは、1979.7.14 に日比谷野音で行われた伝説の「フリーコンサート」を収録・編集したもの。
ノイジーにフィードバックするギターから奏でられる「君が代」から、グルービーにドライブする「Wasted」、スローなバラッド「籠の鳥」、そしてファンにはお馴染みの「Shinin' You  Shinin' Day」まで息をつかせない。

今、こうして改めて聴くと、「ベック・ボガート & アピス」みたいな事がやりたかったのかなあとも思う。

最近、このライブ音源が全て発見されたらしく、当日演奏された全ての楽曲がCD化されているらしい。



さて、Johnny,Louis & Char(後にPink Cloud)は1994年に解散するが、彼らのDNAが別の形で受け継がれているのが興味深い。
そう、RIZEだ。Charの息子のジェシー、そしてジョニー吉長の息子の金子ノブアキ。彼らはRIZE結成以来の中心メンバーとして今も活動を続けている。
機会があったらJohnny,Louis & Charの「Free Spirit」のアルバム裏面を見て欲しい。そこにジェシーと金子ノブアキが居るから。

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突然ですが、ジミヘンです。
今から30年前の話。その頃は当然CDなど存在しなくて、音源と言えばアナログレコードが全盛だった。しかし、レコードを買うにも地方都市には全国チェーンや外資系ショップなどは無く、買うとなればもっぱら近所の電気屋さんだったのだよ。まあ、隣町まで行けばレコード屋はあったのだが、私の欲しい洋楽モノが充実しているはずも無く、、。

当時、中学生だった私は、新潟駅前の輸入盤専門店の入り口に立っていた。
「ここが噂に聞いた輸入盤屋かあ」
新潟市にも輸入盤専門店が出来て、洋楽のレコードが沢山あるという話を同級生から聞いていたので、はるばる覗きに来たのだ。
入り口の扉のガラス越しに店内が見える。所狭しと並べられたレコードにはワクワクしたが、店の奥のレジに座る不機嫌そうな店番の兄ちゃんが気になる。いつも行き慣れた近所の電気屋とは趣が異なるが、意を決して店のドアを開けた。特に何を買うかを決めていたわけではなかった。

小学校4年生の時にAMラジオから流れたスティービー・ワンダー「迷信(Superstition)」で洋楽の洗礼を受けて以来、ラジオの洋楽チャート番組を毎週欠かさずに聴き、2歳年上の姉が買ってくる「ミュージック・ライフ」に心を躍らせていたあの頃。

少年は「ロック」に飢えていたんだね。

「よし、これにしよう」
沢山のレコードの中から、The Jimi Hendrix Experienceの「SMASH HITS」を選んだ。ジミ・ヘンドリックスは知っていたし、ラジオで「紫の煙」を聴いた事がある。



ということで、今日セレクトしたのはThe Jimi Hendrix Experienceの「SMASH HITS」。
生まれて初めて買った輸入盤で、私が唯一持っているジミヘンの音源だ。

smashhits.jpg

基本的にシングルを集めたベスト盤なので、捨て曲が一切無い文字通りのスマッシュヒッツ。そんな中でも、当時「カッケぇー(その頃の中学生はそんな言い方はしてないが)」と身震いしたのが「All Along The Watchtower」だ。今聞いても、やっぱりカッケぇ。
ちなみに、私が手にした「SMASH HITS」はU.S盤で、「All Along The Watchtower」はU.S盤のみに収録されていた(?)模様。近年、CDで再版されている日本盤やU.K盤には同曲は入っていないようだ。

*The Jimi Hendrix Experienceとは、ジミ・ヘンドリックス(Vo,G)、ノエル・レディング(B)、ミッチ・ミッチェル(Dr)からなるトリオ編成のブルース・ロック・バンドね。


いやあ、いかにも音楽ヲタブログっぽくなってきたね。ちなみに、昨日までPerfumeの話題を熱く語っていた人と同じ人が書いてます。
しかし、なんでThe Jimi Hendrix Experienceなのだろう?
その理由はそのうちね。

 

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