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独り言だったり妄想だったり。 単なるメモだったり、、、。 by LSTD
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心躍る1年ぶりの新作です。
通勤時、車の中でニンマリしながら何度も何度も繰り返し聴いています。

不自然なガール / ナチュラルに恋して [CD+DVD]<初回限定盤>: Perfume (->@TOWER.JP)

Track List
[CDシングル]
1. 不自然なガール
2. ナチュラルに恋して
3. 不自然なガール-Original Instrumental -
4. ナチュラルに恋して-Original Instrumental -

[DVD]
1. 「不自然なガール」video clip


発売日:2010年04月14日
フォーマット:CDシングル
構成数:2
製造国:国内
レーベル:ジャパン
規格品番:TKCA-73520


・不自然なガール
これはハウス親父の大好物な仕上りです。キックとハイハット、ブリーブ・ベースとエレピ、そして『ぬっぽこ・ぬっぽこ』なパーカッション。コレだけのベーシックアイテムで十分。さらに心地良く揺れる事の出来るグルーヴが在ればそれで良し。
「TSPSの時代に逆戻りだろ」と言う方も居るようですが、私はPerfumeに音楽的な先進性を求めていないので特に気にしていません。バイレファンキやファンキーコタがダンスミュージックの最新フォーマット(?)なのかも知れませんが、Perfumeにやって欲しいとは思わないし、その辺はデートピアにお任せしています。
ってか、まあ完全に趣味の問題ですけどね。私としては、Plastic Cityがリリースするようなエレガントでディープなテックハウスや、Gui Boratto風なシューゲイズ・ミニマルなトラックで歌い踊るPerfumeが見てみたいので。まー、絶対ありえないけど。
むしろPerfumeはコンサバティブな部分を担うべきと思います。だって、黒髪と(手足以外の)肌の露出を抑えたエレガントなスタイリングとピンヒール。彼女達のヴィジュアルが既に『コンサバなお嬢さん』としての立ち位置を確立しているじゃないですか。だから、トラックもコンサバティブで良いんですよ。そういう事にしておきましょう。


・ナチュラルに恋して
確か『エレクトロに飽きた』的な発言をしていた(ソース不明)中田ヤスタカが、この先どんなトラックをリリースするのか非常に興味があったの。
JUMPERに付いて行けずドリームファイターには幻滅してしまった私。なので、CAPSULEの前作「MORE MORE MORE」は聴く気が起きなかったのね。しかし、TVで「iida」のCM(Hello)を見て「おや?」と思い、新作の「I wish You」を試聴して「コレは!」と思ったの。
音に余韻(残響)が無くて音の行間を通して向こう側が見えるような構成。無音部分が不思議な「タメ」になっていて、強烈な引っかかりのあるグルーヴを醸し出す。けっして新しい手法ではないんだけど、今、中田ヤスタカがコレをやることに意味があるのではないかと。
その後、Perfumeの待望の新作として「ナチュラルに恋して」を聴いたときは正に「Hello」~「I wish You」のテイストで、『Perfumeにコレをやらせてくれて本当に有難う』って思った。中田はドリファイ以来迷走していた音の方向性を一旦元に戻してさらに一歩進めてくれたのだと感じている。
横揺れも心地良いベーシックなグルーヴで新機軸な感じと、エレクトロから解脱した中田の現在が正に『今』なんだけど、音の質感はScritti Polittiを髣髴させる80リバイバルな仕上がり。
つまり『今っぽいイメージでまとめていますが、基本はコンサバティブ(どこが? 笑)なスタイルです』的な感覚だ。


つう事で、今作の音的なテーマは「コンサバティブなガール」だと勝手に解釈した次第。
相変わらずの意味の無いレビューで御座います。


追記:
毎度の事ながら歌詞には全く触れていませんw。

 

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空(カラ)ピッキング
久しぶりにPerfumeを聴いたって気がします。さて、「横だの縦だのとか、オンだのアフターだの」って言ってましたが、のっちに「“ナチュラルに恋して”をファンクラブツアーで歌ってるんですけど、まあ~みんな<ガン見>で」とか、あ~ちゃんに「すごいよね(笑)。手拍子もないもんね」とか言われてしまうのは、只単に16BEATのノリ方が判んない「だけ」なのかなって思いました。"不自然"はハイハットとベースが跳ねるシャッフル気味の8BEATでパフュの王道ですね。"ナチュ恋"は16BEATで今までのパフュに無かった("願い"とか"23:30"で片鱗は有ったが)ノリなので戸惑っているのかも。ギターでストロークする時に空ピッキングしないと16でノレない感じを判れば簡単なのだけど。
kumagoro1953 URL 2010/04/15(Thu)01:22:03 Edit Top
ファンクビート
>kumagoro1953さん
どうもです。
16ビートのストロークに空ピック(またはミュート)で小刻みにフェイクしながらグルーヴ感を出して行くのは、ファンクにおけるバッキングの基本っすね。ってか、70年代を過ごした世代はロックでもフュージョンでも基本的にはジャズやファンクの影響を受けているので、その辺りの感覚(16ビートでストロークしながらもアフタービートで乗っかる)が染み付いているんですよね。一方、90年代以降のバンドサウンドって基本的には前のめり気味の8ビートじゃないですか。だからファンクビートの乗り方を感覚的に知らないんだと思う。
あ~ジェネレーションギャップ、ってまだ言ってら(笑)
LSTD 2010/04/15(Thu)23:03:13 Edit Top
無題
Gui Borattoはいいですね! No Turning Backとか好きです。
T 2010/04/15(Thu)23:58:15 Edit Top
Gui Boratto
>Tさん
「No Turning Back」良いですよね。私も大好きです。あとは「Beautiful Life」ですね。切ない系電子音楽fromブラジル。アルバムでもB面でも良いので、こんな質感のトラックが入っていても良いのに、と思います。
LSTD 2010/04/16(Fri)00:25:23 Edit Top
"タメ"の意識有りや?
>LSTD様
諸々有り難うございます。
私が思いつきで書き散らかした事を論理的にフォローして頂いて恐縮です。「ナチュ恋」に端を発する一連の世代間グルーブ問題(問題視してるのは俺たちだけ?)って、要するに"タメ"を意識出来るか否かってことですよね。
>あ~ジェネレーションギャップ、って流石に俺も言う(笑)
kumagoro1953 URL 2010/04/16(Fri)00:42:35 Edit Top
シャッフル
>kumagoro1953さん
『日本人の指揮者はワルツを杓子定規にきちっと3拍子で取るからつまらない。ってかそれじゃあ踊れない。ワルツはダンスミュージックなんだから、欧米の指揮者を見習って”タン・タン・タン”ではなく”タータッタ”で解釈しろよ。大切なのは譜面通りに演奏することではなくグルーヴを感じる事だよ』
みたいな話をどこかで読んだことを思い出しました。
シャッフルも同じ。”タタタ・タタタ”にタメを持たせて”タッタ・タッタ”とすることでリズムが生まれるわけですよね。
って、自分でも凄くいい加減なことを言ってますねw
LSTD 2010/04/16(Fri)23:49:18 Edit Top
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不良中年
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音楽好きな痛い中年オヤジが、妄想に基づいた稚拙な文章でお送りする「よせば良いのに」的ブログ。

困った事にPerfume成分が多目です。彼女達の親御さんとは間違いなく同世代です。ちなみにP.T.A.会員です。

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