Perfumeの楽曲を聴いて「おお? フロアでもイケるのか?」と感じて、持ちネタで色々と試してみました。まだまだしっくりと来る組合せに出会っていません。まあ、結論から先に言うと「基本的に音質と楽曲の質感がJ-POPなので、ハウスのイベントでそのままフロアで流すと違和感アリアリだな」なんですね。ただ、そう感じるのは私自身のスキルの低さに原因があるのでね。今現在の状況からすると、フロア対応のRemixが出ない限りは難しいな。
で、最近、DJ選曲術を読みながら、感じた事。
DJの仕事は「選曲」だろ。そう「J-POPだろうが何だろうが、前後に合わせる曲によっては流せるのではないだろうか? 今はその曲に出会っていないだけで、何処かに有るかもしれない。」と。
さて、こんなテーマで選曲をしてみよう。
「電脳世界の誕生、変調、終焉。そしてその先の未来へ」
Perfumeファンなら真っ先に思いつくだろう。
1-リニアモーターガール
2-コンピューターシティ
3-エレクトロ・ワールド
4-wonder2
ある意味、この選曲は正解。パフォーマーとコンポーザーが一緒で並べても違和感が無いし、世界観も統一されている。何より、ストーリー上の起承転結と曲調の展開も完璧。でも、どうなんだろう。Perfumeファンに聴かせるには良いかも知れないが、本当にこれだけで良いの? 選曲が安易過ぎないか? なにか物足りなくない?
ストーリーをよりドラマチックに構成するにはどうすればいい? 気持ち良くオーディエンスを躍らせるにはどうしたらいい? そのプラスアルファの部分に選曲者のセンスと個性が表れてくると思う。
DJ修行の一環として、選曲眼を磨くための宿題を考えてみた。
選曲のテーマ:
「電脳世界の誕生、変調、終焉。そしてその先の未来へ」
選曲の条件 :
「リニアモーターガール」「コンピューターシティ」「エレクトロ・ワールド」「wonder2」は必ず使用する。
しかし、その他はPerfumeおよび中田ヤスタカ関連楽曲は使用しない。
選曲の目的 :
ダンスフロア向けと、コンピレーション用の2パターンを考える。
ダンスフロア向けはJ-POPイベントではなく、テクノ・ハウス系を想定。なので可能な限りノンストップで。
コンピレーション用は、そうだな「最終楽曲で涙がでちゃう様なストーリー」を。
セットリスト:
1-
2-リニアモーターガール
3-
4-コンピューターシティ
5-
6-エレクトロ・ワールド
7-
8-wonder2
9-
課題曲以外の部分に最適な楽曲を当てはめる。
曲数は問わない。課題曲間に複数の楽曲を当てはめても良い事とする。ただし「選曲なし」は不可とする。
(例えば、3の部分に2曲を選曲しても良い。)
イントロ(1)とエンディング(9)の省略は可能とする。
なお、ダンスフロア向けはマッシュアップ有りとする。(じゃないと難しいかも)
時間の目安は60分前後とする。(長いか?)
いやあ、コンピレーション向けは選択肢が色々と広がるけど、ダンスフロア向けはなかなか難しそうだな。
とりあえずは「西脇綾香さんが感涙に咽ぶ姿」を想像しつつコンピレーションから始めてみよう。
誰か挑戦する人、居る? 居ないよね。
「Perfumeの浴衣姿、めっちゃ可愛かったなあ。また観に行こう。」
先日ブックマークしておいた徳間商店のPerfume特集ページへアクセスした。「7月5日@代官山UNIT 『Perfume ひこぼし☆募集中』 LIVEレポート」が掲載されていたのだ。
「おお、浴衣姿の何と可憐な事よのう。あれ、MCは? きれいさっぱり無くなっているよ。」
ライブ会場へ行けない地方在住のオヤジファンにとって、当日の会場の様子をうかがい知る事の出来る素晴らしい企画と思ったのに何故? Perfuemのライブの楽しみでもあるMCの様子がすっかり無くなっていた。
「MC部分をPerfumeファンの運営する個人ブログ*1から無断転載したのが問題となり、自主削除した模様?」
Remix誌8月号のJazztronik特集の冒頭で、Jazztronikこと野崎良太の昔のアーティスト写真が、某大手新聞の連載小説の挿絵に無断転用されていた問題が取り上げられていた件を思い出した。
「クラブミュージックがいくらアンダーグラウンド・カルチャーであると言え、野崎良太がアンダーグラウンドと呼べる場所に居たのはFlowerRecords在籍時まで。メジャー進出以降の快進撃を観れば、今のシーンに於いてトップスターの座に上り詰めた事は誰もが承知している事。「Jazztronikなんで誰も知らないでしょ。わかんないって」って言うのは明らかに認識不足だ。」という旨の記事が、特集の最初に掲載されていた。
Perfumeについても同じ事。彼女達がアンダーグラウンドと呼べる場所に居たのは、秋葉原の路上ライブとか打ち水イベントとかをやっていた頃まで。メジャーデビュー以降、特に昨年暮れからの「Twinkle Snow Powdery SnowのMora5日間連続チャート一位獲得」、今年に入ってからの「木村カエラPerfume大好き宣言」、「ACのCM出演」、「ワンマンライブが軒並みソールドアウト」、「アイマスで注目度アップ」などを見るとブレイク寸前の状態であることは周知の事実。「たかがPerfumeクラスの個人ブログからネタをパクったって、わかりゃしないって」って言うのは完全に認識不足だ。大勢のPerfumeファンが情報を求めて、いろんな個人ブログを巡回しているんだからね。バレるって。
今回の件はブログ主が状況を静観しようとした矢先に、徳間商店側が自主的に削除を行ったので、表向きは大きな問題になっていないが、コンテンツ製作サイドのモラルの低さを問われても仕方ないだろうね。
(もっとも、別サイトで贔屓のサッカーチームの公式HPコンテンツを切り張りしている私がこんなこと言うのもなんだかなーってね(爆))
ここは、ブログ主に対して、「Perfumeサイン入り色紙進呈」とかでお茶を濁すのではなく、11月のリキッドルーム・ワンマンのバックステージ招待ぐらいの事をやらないとダメでしょう。それが大人のケジメのつけ方ってもんだ。
じゃ、私は再び西脇さんの浴衣姿を堪能しに「徳間商店」へ行ってきます。
ちなみにPerfumeとJazztronikの共通点を。
「メジャーデビューが徳間ジャパン」
個人ブログ*1 :
「乙女座グラビティ」さん。とても良い人。怒ってないし。だから、なおの事、徳間商店の中の人は何かをしてあげてね。俺が担当だったら「リキッドルーム・ワンマン」のライブレポートを依頼するね。リハから密着してもらって、当然バックステージでのインタビュー付きでね。
p.s
ACのキャンペーンページがPerfume版に更新されているね。
「perform ... until ~」とすべきところを「perfume ... until ~」と書いてコンパイルエラー出していませんか? 大丈夫ですか? あ、そんなCOBOLプログラマーの皆さんは間違いなく30代後半だな。 少し休んだ方が良いかもしれませんね。
本日「SWITCH Vol.25 8月号」が発売されましたね。仕事帰りに買いました。SWITCH 読むの何年ぶりだろう。
ここ3週間ほどは、寝ても覚めてもPerfume三昧でした。世の中のPerfumeファン全体でみれば「御新規さん」が一人増えただけかも知れません。しかし、私にとってこの3週間は「失われた1年半」を取り戻すための旅だったのです。CDやらDVDを購入したり、Remix誌(なんでよりによってRemixなんだ?うかつだった)のバックナンバーを発注したり、ネット上のさまざまなテキストや個人ブログを読み漁り、2chをチェックしたり、、。仕事の往き帰りの車の中ではずーっと「Complete Best」が鳴っていた。
で、本日「SWITCH Vol.25 8月号」の発売日に立ち会って、ようやく私とPerfumeの時間軸が繋がったような気がします。
ネット上でさまざまなサイトを発見しました。その中でも、pinksunさんの「Black Perfume あばれ旅」では”愛すべき黒い3人娘”に出会い、おなじく「B U P P A N !!」では”素敵な商品の数々”に出会い、meeeresさんの「notieren」では”とっても癒されるキュートなイラスト”に出会いました。
やっぱ、みんなPerfumeを楽しんで、そして心から愛しているのだな。SWITCHのたった見開き1ページの特集を読みながら、そんな思いを巡らせた金曜日の夜でした。
p.s
試験的に「あわせて読みたい」を設置してみました。いつも私が覗いている「notieren」さんと「B U P P A N !!」さんが表示されるのは解かるのですが、その他の表示基準が不明。どんなアルゴリズムになっているんだろう。今まで一度もアクセスした事が無いサイトも表示されているのだが、そのうち変わってくるのかな?
p.s.2
「十代は、とても眩しくて、なにより美しい。」って、そろそろ老眼鏡が必要な四十代が言ってます。
最近はライブもクラブも全然行ってません。
何てったって、最後に行ったイベントは「DJ ALEX FROM TOKYO」(@under water bar Praha)だ。多分2005年の7月。そういえばALEXは今年も新潟に来るらしい。
Perfumeのファンサイトを覗いたら、みんな代官山UNIT-2daysのレポートを載せていて楽しそうですね。はい、羨ましい限りです。若い人たちはいいわねえ、とぼやいているところに、こんなイベントを発見した。
CLUB MUSIC FESTA New Wave's -Next R&R Festival '07-
@札幌メディアパークスピカ 7/14(土)
OPEN:20:00 START:21:00 前売り:¥4,200 / 当日¥5,000
DJ:OFF THE ROCKER(Shinichi Osawa×Masatoshi Uemura)、田中知之(Fantastic Plastic Machine) feat. dance performance byATSUSHI(Dragon Ash)、sugiurumn、MASANORI MORITA(STUDIO APARTMENT)、DAISHIDANCE、半沢武志(FreeTEMPO)、DJ KAWASAKI、中田ヤスタカ(capsule)
LIVE:DOPING PANDA、RYUKYUDISKO、COLDFEET、DAISHI DANCE feat. Lori Fine(COLDFEET)、capsule
VJ:WADAKEN
ふ、ふざけんな!なんだよこのラインナップは!っていうかありえない。
この時期によくコレだけのメンツを揃えられたね。札幌の人たちが羨ましい。
実は、Perfumeの完全フロア対応Remixの可能性を考えていた。空想の世界ですけどね。
寺田創一氏がTV番組の企画で「エレクトロ・ワールド」をRemixしている様子を拝見した際に、Perfumeの声(ヴォーカルトラック)の素材の良さに気付いて、いろんなRemixの可能性が見えたのですね。そう感じたのはアタシだけではないはず。
誰にRemixを頼むといいだろうか? MISIAみたいにJUNIOR VASQUEZとかSATOSHI TOMIIEのような大御所にRemixを依頼するほどの予算は無いだろうから、国内を拠点にして活動しているいわゆる「新進気鋭」なサウンドクリエイターの方が現実的だろう。
アタシが依頼するとしたら、
「引力」「ファンデーション」
:F.P.Mならとてもポップなラウンジサウンドにしてくれそう。でも今ではすっかり大御所か。
「エレクトロ・ワールド」
:Jazztronik。フューチャーポップmeets野崎良太を体験してみたい。この人も大御所に近いね。
「パーフェクトスター・パーフェクトスタイル」
:STUDIO APARTMENTでお洒落なハウスか、原曲のポップさを活かしてFreeTEMPOか。
「リニアモーターガール」
:RYUKYUDISKOで沖縄風テクノポップにしてもらう。
「Twinkle Snow Powdery Snow」
:OMB。思いっきりプログレッシブな音で、粉雪の舞う夜空を飛ぶ。
「wonder2」
:DAISHI DANCEの流麗なピアノとストリングスがかぶさる、静けさが漂うようなトラックはどうだろう? きっと泣くよ。
*かなり、ハウス、ラウンジ寄りになってしまったな。(最近のツボなので)
「ハウス、ラウンジ系のまったりバージョン」と「テクノ、ブレイクス、エレクトロのガッツンバージョン」をまとめて2枚組みだな。
みたいな事を空想していた矢先に、このイベントの情報を見たのです。ああ、何てタイムリー。でも行くのは無理。ってかもう終わってる、、、。
このイベントに参加しているメンツは、そのまんま現在のシーンを表しているみたいで面白いですね。って「中田ヤスタカ」居るじゃん!
P.S
このイベントの2ndフロアはPerfumeファンもお馴染みの「申し訳ナイト」ね。なぜここにAKAKAGEが居るんだ?
Perfume、「アイドルマスター」効果で人気急上昇
(http://news.livedoor.com/article/detail/3229527/)
やっぱ、このニュースで心を痛めている人も居るようですね。
私もアイマス確認しました。最初に見たのは「エレクトロ・ワールド」だったかな?
一応、VJとして過去に幾度と現場を踏んだ事のある私が評価するのもなんだが(おー、すげー偉そう、やな感じ)、「うーん、もうチョット何とかならんか? BPM合ってねーし」な感じだった。
・歌と口が合っていない。
・もともと、ピッチの違う楽曲とダンスを完璧にシンクロさせることは無理なのだから、せめてモーションの始まりと音楽の小節の頭をきっちり押さえて、スローモーションになってもいいのでBMPにあわせること。その場合は映像の切り替えで変化をつけるといい。
などね、指南してどうするよ。
その後「パーフェクトスター・パーフェクトスタイル」を観たら、私の気になっていた部分が修正されていて、だいぶ観れるようになったかな?
アイマスについては解からないでもない。私自身は萌え系キャラは大の苦手だが、VJネタとして似たような事をやった恥ずかしい過去がある。
「スペースチャンネル5」というゲームにはまっていて、どうしてもイベントで「うらら」にダンスをさせたかったからね。
と言うのも、一緒にイベントをやっていたDJが「ナードコア」好きで、私の方はそれが苦手。彼が盛り上がってくると、それまでカッコよく回していたテクノを無理やりナードコアに持っていったりするので、映像を回す私はそれに対抗する武器が欲しかった。そこで製作したのが「うらら」ネタだった。先ず、ゲームをキャプチャして、うららのダンス部分を取り込む。BPM120になるようにモーションの始まりと終わりのタイミングを合わせて、4秒くらいのループ動画を作る。そうして出来たVJネタをVJソフトウェアでピッチコントロールしてBPMを150くらいに上げて、曲の展開にあわせてスイッチングする。まあ、正直言って「馬鹿」ネタ。キャラクターのうららが萌え系ではなく、キュート&おしゃれ系なので女の子受けは良かったなあ。と懐かしんでみる。
まあ、あれだ。自分が恋したキャラをどうにかしたいって言う倒錯した愛情表現だ。私自身もずいぶんとヲタなので、大目に見てやろうと思う。Perfumeの知名度向上にも役立っているしね、って言っても変な風に取られる可能性は大きいけど。まあ、もともとのカテゴリーが「アキバ系アイドル」とされているんだから、しょうがないか。
彼女達も女子大生になったことだし、お洒落系に移行できる良いタイミングだと思ったんだが、まだ早かったと言う事だな。(このへんはPerfumeの皆さんはどのようにお考えなのだろうね)
でも、萌え系ヲタの皆さんに今までのアイドル・ポップと違う、クオリティの高いエレクトロ・ポップを聴かせることに成功したperfumeと中田ヤスタカの仕事は日本の音楽史に残ると思う。
例えば、同じ「ヲタ」の仕業でも、こんな話題だったらどうなんだ?
と言うことで、架空ニュースをでっちあげる。
----以下、架空ニュース-----------------------------------------
Perfume、「Remix職人」効果で人気急上昇?
20XX年07月11日16時10分
アキバ発“会いに行けるアイドル”AK-47に代わり、今月よりAG公共広告機構のテレビCMに出演中の“近未来テクノポップユニット”Perfume(パフューム)。今月5日と6日に東京・代官山UMITで行ったワンマンライブは両日完売。Anazen.co.jpのベストセラーでは、ファーストアルバム「Perfume~Complete Best~」が発売から5ヶ月が過ぎた今、1位を記録している。
元々アキバ系男子に人気のあったPerfumeだが、今年2月にリリースされたミニアルバム「ファン・サーヴィス [sweet]」では中田ヤスタカ(capsule)のプロデュースするサウンドが、従来のテクノポップ路線からクラブ系アッパーハウスに変わったこともあり、アキバ系とは明らかに異なる”お洒落系”音楽リスナーやDTM(デスクトップミュージック)愛好家の間で注目を集め、ファンが急増。ネット上のアップローダーサイトでは、「Remix(リミックス)職人」と呼ばれるDTM愛好家の手によるPerfumeのリミックス楽曲が多数アップされ、アクセス数が増え続けている。
リミックスされた楽曲は、著作権上の問題があるものばかりだが、中にはPerfumeの過去の楽曲を断片的にサンプリングして再構築したケミカル・ブラザース顔負けのブレイクスや、リズムトラックを強調した上で楽曲を再構成したハウシーなダンスチューンなど、作品としてクオリティの高い秀作も多数あり、自宅PCでリミックスに熱中する「ヲタ」なサウンドクリエイター達の心を見事に掴んだ様子が伺える。
Perfumeは、9月12日にAG公共広告機構CM曲の「ポリリズム」を発表。11月8日には東京・恵比寿ソリッドルームでワンマンライブを行う。ビープラスのサイトでは、今月12日18時まで同ライブのチケット先行販売を行っているが、この話題は全くのフィクションなのでごめんね。
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はい、以上LSTD通信がお伝えしました。
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困った事にPerfume成分が多目です。彼女達の親御さんとは間違いなく同世代です。ちなみにP.T.A.会員です。
ホントに御免なさい。
御用命は「lstd_rd の yahoo.co.jp」まで。