Perfumeの御三方、そして関係者の皆さん。アルバムリリースおめでとうございます。
労いと感謝を込めて御礼を申し上げたいです。
さて、今作を聴いて「おおっ!」と思わず唸ったステキ箇所をトラック毎に書き出してみましょう。
1.Take off
開始から約3秒間、リズムトラックが入る直前までのシンセの音。
とにかく、ここだけ抜き出してループして、四つ打ちのビートをあわせてディープハウスにしてしまいたいってくらいに、最初の3秒間が好き。
2. love the world
イントロに被さるハープの音。シンプルな8ビート。「喜びの中まだ~」のあ~ちゃんパートの入り方。
3. Dream Fighter
エンディングのビートレスになって、ふ~っとシンセ音が収束するところ。
4. edge(⊿-mix)
オリジナルに比べて音に厚みが加わったところ。
5. NIGHT FLIGHT
ヨナ抜きな昭和歌謡のAメロと、80年代前後のジャズ・フュージョンを彷彿させるコード進行のBメロが素晴しい。
ドッパ・ドッパなドラム、ンパ・ンパなベース、チッチキ・チッチキなリズム。つまり「テクノポリス」なYMOテイストが好き。
(だって、ドラムのフィルインで高橋ユキヒロが叩いている姿を妄想できるもの。ここが年季の違いよ、そこの若いの。)
6. Kiss and Music
予想外なダウンテンポな展開が良い。ライブパフォーマンスを想像しただけで高まるウィスパーボイス。
7. Zero Gravity
ソリッドな質感で作られるラテンクロスオーバーなラウンジテイスト。今「引力」をやるならこんな感じなんだろう。
つまり、これは引力のアンサーソングと言うことだね。無重力(Zero Gravity)なので。
8. I still love U
確信犯的なダサさでニヤけている中田の天邪鬼な厭らしさ全開なところが素晴しい。
テイストとして思い出したのはこれかな?http://www.youtube.com/watch?v=0Q8G5AQpuxM
9. The best thing
ありがちながらも可愛いサビのメロディーラインが良い。
10. Speed of Sound
オーソドックスなハウス。ハウスだ。ハウスだよ。
11.ワンルーム・ディスコ
イントロの0:15~0:19くらいまでの「おお?トライバル・ハウスへ行くのか?」と思わせてくれるところ。
12.願い(Album-mix)
引き摺るようなリズムトラックが良い。
のっけから気持ち悪くて本当にスミマセン。最近の界隈では否定的な意見を書くとミサイルが飛んでくるみたいなので、先ず最初に褒めておきますね。
不十分ですか? 良いところを探せば他にも沢山ありますから勘弁してください。
まあ、以前からこのブログに書いていますが、トラックに対していちいちダメを出すとキリが無いので今回は書きません。
新曲が良いですね。
特に「NIGHT FLIGHT」と「I still love U」が秀逸。今、ここまでダサくてカッコ悪い曲を「イナたくてキュート」に昇華できるのはPerfumeしか居ないという事を認識させてくれます。凄いですよこれは。80年代と言うより「昭和」な感覚。リバイバルと言うより「時代錯誤」な感覚。でもそこが良い。
今作のハウスセット「Zero Gravity」~「The best thing」~「Speed of Sound」も良いですね。フロアというよりはラウンジな感じ。色んなブロガーさんが感想を述べているように、「曲調と声質が合っていない(声が幼すぎ)」な印象もありましたが、聴いているうちに慣れました。
ただ、ハウス親父として、ひとこと言わせて頂く。大好きなジャンルなだけに敢えて言わせて頂く。
この世の中には、もっとキュートで、もっとオシャレで、もっとクールなハウスはごまんとある。中田というフロアの現場に居る人が作った割には凡庸すぎるこれらの楽曲は、本当にPerfumeのためになっているのかね?
普段クラブへ行ったりテクノやハウスを聴いたりしないJ-POPリスナーを開拓する目的で、「聴きやすさ」を狙ったのだとしたら、それは間違いだ。リスナーにもトラックにも失礼だ。
新規のリスナーにPerfumeのダンスミュージックへのこだわりを示したいのなら、本物を見せなくてどうする?
中途半端なものを出すくらいなら、ちゃんとしたものをリリースできるようになるまでこのジャンルから手を引いてもらっても構わない。
楽曲30 + Perfume30 + ダンス30 = 90 / 100ではダメ。
楽曲100 × Perfume100 × ダンス100 = 1,000,000 / 100 を狙って欲しい。
って言いながら、「Zero Gravity」をヘビロテ中なんですがね。
「⊿(トライアングル)」 <通常盤> : Perfume (->@TOWER.JP) |
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Track List |
やっぱ、あ~ちゃんだな。
追記:
なんだかんだ言いながら、ハウスセットをヘビロテ中。そうか、結局パフュだったら何だって良いんだな。
メインはあ~ちゃんだと思うけど、一番「演歌」系のあ~ちゃんんに歌わせているとしたら・・・これは教育したいのでは・・・な~んて考えちゃいました。「アイドル」でも「Jpop」でもない「音楽」やろうよっていう中田氏からあ~ちゃんへのラブレターじゃないのかしら。深読みしすぎ?
アタシもZero Gravityは良いと思います。好きな路線です。
個人採点は「Zero Gravityは合格点、The best thingは及第点、Speed of Soundはやり直し」ですね。
僕は、中田は企画サイドの注文が多くて今まで通りの創作活動が出来ていないのではないかと考えています。前作ではアレほどまでの多幸感に包まれた良質なハウスを提供できたのに、今作では妙に小さく纏まったというか、やりきった感が感じられないと言うか、そんな感じを受けてしまいました。
Zero Gravityは、ボーカルは相変わらずのキューティボイスなのにトラックがメリハリが無い上に全体的にあっさりしすぎでなんかこう(ry 止めておきますw
メロディメイカーとしては天才だと思っているんだけど、トラックメイクとなるとからきし、、、。
それより、海外良いですねえ。
Perfumeがイビザでライブをやるとなれば、その時は絶対行きますよ!
どうもです。
妙に小さく纏まったせいで聴きやすく感じてるのかな。
確かにご指摘のとおりかも。
でもこのあっさり感が私のようなオバ50(アラ・・じゃないです)には「お茶漬けの味」でほっとしたりもするようです。
彼女達の可愛い声けっこう聴けるし。
例の金曜日事件ではけっこうグラグラしたりして、「わーオレ彼女達に恋してるのかも・・・」って、それはそれで自分で新鮮だったりして。ヘンなオヤジ。
どうか「Perfume」がその可能性のままに進化していきますようにと願う七夕でした。
私なんかには他に面白いことないんだもの。
でもこの夏、人生2度目のライブに行きます。山下洋輔トリオ復活祭です。なんだか長々と私信みたいなヘンなことになりました。スミマセン。
いや、私もテクノやハウスを語れるほど大して聴き込んでいるわけではありません。2000年から約4年間ほどVJとしてフロアの現場に通ったり、自分で気に入った音源を遊びで繋いだりしながら底の浅い体験をした程度です。
でも、自分なりの基準を言うと「踊らせたい」という明確な意図が感じられるか。端的に言うとトラックを聴いていて自然と腰が動き出すかどうかです。基本的にダンスミュージックですから。
Zero Gravityについてはハウシーなラウンジポップとして聴けば佳作である事は間違いないです。しかしハウスにこだわるなら「踊らせたい」という意図をパフュのボーカルトラック以外の単純なバックトラック部分だけで感じることが出来るか、だと思いますね。とにかく腰が動かない。
あっさり風味を狙うなら、あんなソリッドな質感ではなく、もっとオーガニックかつスムースなふんわりした質感に仕上げて欲しかったかな。あ~、キリが無いんで止めますね(笑)
まあ、10回以上繰り返して聴いているとパフュの声しか耳に入って来ないので、バックトラックがどうのって全く関係無くなるんですけどね(笑)
あれこれ言ってますが、結局、今回のハウストラックもパフュだから聴いているわけで、パフュじゃない別の誰かが唄っている中田名義の楽曲だったら買う気にならないなと感じたので、今回の苦言に繋がってしまいました。
Perfumeにはコアなところにもしっかりアピールできる存在で居て欲しいんです。パイオニアであり続けて欲しいんです。
だから、敢えて親父の小言を述べさせていただいた次第です。
困ったさんですねww
山下洋輔、良いですね。ライブ、楽しんできてください。
さすがにピアノは燃やしませんよねw
僕の中では西脇さんがMonday満ちるの後継者としての険しい坂を昇りはじめた記念碑的楽曲として、
一生残ることでしょう。
って、いい加減にしろって感じですね。
あはは。ここにも困ったさんが居ましたねw
多分、パフュは中田指定のフラット歌唱および口パクライブが基本だったので、誰一人としてここ何年もちゃんとしたヴォーカルレッスンを受けていないのではないでしょうか。歌詞を解釈して感情や情景を唄に込める「歌手としてのスキル」も誰一人として身に着けていないでしょうし。「自由に唄っていいよ」と言われても、素人よりはちょっとは上手いカラオケ自慢の域を脱していないような気もします。歌手としては少なくとも3年は出遅れているかもしれない。
だからこそ、色んな経験をしなさいね。夜遊びをして本物のダンスミュージックに触れるのも良いし、もちろん恋もね。全ては芸のため、失われた3年間を取り戻すため。
あ、妄想が過ぎましたね。失礼しました(笑)。
いやあ、馬鹿なもんですか。妄想家としてはまっとうな意見です。でも、小山田圭吾氏なら、そんな感じのリミックスを作ってくれそうですね。
むしろ馬鹿なのは、今作を聴いて「ツマラネ」って言っているテクノ厨とかハウスヲタですよ。ま、Perfumeファン全体の1%にも満たないカスですから。完全無視して良いレベル。
いい加減自分の変な世界観(ってか、趣味)をパフュに求めるなよって話ですね。
俺の事なんですけどねw
あたしゃこういう一種の宗教じみた空気がたまらなくいやなのですがね。
手放しに持ち上げる奴がプロアマ問わず多いこと多いこと。
もう褒めるばかりの感想は正直言って飽きております。
だから正面からバッサリ斬って捨てる意見が出ることを期待して色々なブログを眺めておりますが・・・
あまりないですね(w
ヤフオクにどんどん上がってるし
それ以前にメンバー自身に妙な迷いがあるなら、クリアーしてから音源化してほしいです。リスナーだってみんないろいろあるだろうし。
LSTDさんには申し訳ない。
失礼な書き込みをしてしまいました。
自重します。
私にとって3人は女神ですが、ヤスタカは神ではありません。音楽家です。
神格化して崇め奉るのは結構ですが、個人の自由な意見を押さえ込むような全体主義は正直言って気持ち悪いですね。
私の巡回先でハッキリとダメ出ししているブロガーの方は、総じて、今まで深くPerfumeを見つめて語って来た人達なんですよね。別に罵詈雑言を浴びせている訳ではなく、ただ忌憚の無い意見を述べているだけなのにね。
その言葉の奥にある愛を感じ取れよって思います。(コレもまた気持ち悪いですねw)
人気が出てファンが増えたという事は、そんなことも解らん人が増えたって事ですかね。
>俄然MIKIKOさん
ミニアルバムは良いアイディアですね。
逆に、今回のハウストラック(Zero Gravity、The best thing、Speed of Sound)を入れないで、23:30を入れた10曲構成の方が良かったかも。
で、ハウスの3曲はRemix(中田以外のリミサキーで)を2パターンくらい入れた構成で別枠でリリースして欲しかった。完全なるフロアオリエンテッドなトラックばかりの「ファンサーヴィス・XXX」みたいな感じで。多分、フロアに居座る妄想家全員が納得します(笑)。
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困った事にPerfume成分が多目です。彼女達の親御さんとは間違いなく同世代です。ちなみにP.T.A.会員です。
ホントに御免なさい。
御用命は「lstd_rd の yahoo.co.jp」まで。