今日のエントリは稲森寿世の「Heavenly Sweet」です。
前作の「GIRLS STYLE」同様に冨田恵一のプロデュース。前作はJazz'n Bassぽいクールなリズムトラックに可愛らしいピコピコを散りばめた上質なガールズポップでしたが、今作の「Heavenly Sweet」も同じ路線。
打ちまくるリズムトラックと可愛らしくもエレガントに振る舞うウワモノが作り出す音セカイは冨田恵一ならでは、って感じ。メロディラインもポップで耳馴染みが良くて素敵。おしゃれでかわいくて、それでいてクール。
俺って大絶賛だなwww
Inamori Hisayo - Heavenly Sweet PV
カップリングの「赤道小町ドキッ」は30代以上ならご存知の、山下久美子の例のアレです。これをRAM RIDERがアレンジしています。80年代ポップのエレクトロ的解釈。中田ヤスタカ好きなら気に入るかもね。
いや、そんなことより、稲森寿世の声がこの曲にぴったりとハマっているのには参った。あの当時、山下久美子の原曲に関しては全く好きになれなかったのだが、稲森版は単純に「良い」と思った。
何故だろ。若いから?(爆)
「Heavenly Sweet」 : 稲森寿世 [CD+DVD] (->@TOWER.JP) |
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稲森寿世のサウンド面に関しては、リードトラックは冨田恵一によるJazz'n Bassやドラムンテイストに拘ったクールなスタイルで推し進めて欲しい。そう、Jazz'n Bassしかヤラないアイドル!(ん?アイドルなのか?)
それとカップリングもこのままの路線でお願いします。80年代ポップをクラブ系アーティストがそれぞれの解釈でプロデュースする企画は当時を知るオヤジとしてはとても楽しい。3作目にも大きな期待。俺的には次のカバー物はPSY'Sあたりでお願いしたい。矢野顕子の「ひとつだけ」もイイね。プロデューサーはavex繋がりだとsugiurumnとか田中ユウスケあたりが今っぽいですかね。
さて、PVを観ても解るように、音を仕切る冨田恵一の他にも、ビジュアルプロデュースに平野文子、スタイリストに宮澤敬子と、豪華プロデューサー陣が「女子高校生カリスマモデル」稲森寿世のキャラクターをちゃんとプロデュースしています。大人達はちゃんと仕事をしています。売れるかどうかは別ですが。
ってか、リリース日付のオリコンデイリーで30位以内に入れないのが現実なのね。
がんがれ!!
(BGM 「Heavenly Sweet」 : 稲森寿世)
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困った事にPerfume成分が多目です。彼女達の親御さんとは間違いなく同世代です。ちなみにP.T.A.会員です。
ホントに御免なさい。
御用命は「lstd_rd の yahoo.co.jp」まで。