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独り言だったり妄想だったり。 単なるメモだったり、、、。 by LSTD
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2月13日、Perfumeファンクラブイベントで恵比寿へ行ったついでに東京都写真美術館へ。
今回のエントリは音楽の話題を離れて、久しぶりにアートの話。

観てきたのは
 ①「土田ヒロミのニッポン」 
 ②「日本の新進作家vol.6 スティル/アライヴ」 
 ③「文学の触覚」 
の3つ。 

①は「土田ヒロミの視点」で捉えた昭和期の日本。かなり鋭い視線で、向けられると痛いってのが判る。土門拳の神懸り的ドキュメンタリとは違うが、それでも「確かな存在と対峙する姿勢」が伝わって来る。チカラのある写真だと思った。でも一番面白かったのは、土田ヒロミ氏自らが「老い」と向き合うために自分自身の顔を定点観測し、それをムービー化した作品だったね。 

②30代世代の新進気鋭な映像作家達の特集なのだが、、、。
・伊勢聖子氏の「Swimming in Qualia」は、視覚加工しないストレートなムービーを観たかった。それとスティーヴ・ジャンセンのアンビエントなBGMは必要なのかどうか? 自分でもわからんな。音響を入れるなら、水中で聞こえてくる水の流れる音とかのネイチャーサウンドの方が作品世界に没頭できると思うのだが、、、。
作品にリズム感を与えるためにビートのある音楽をBGMに使うってのは自分でも経験有るけど、ビートレスなアンビエントサウンドを「環境映像」に合わせるのはそのまんまな感じがしてね。意図が知りたい。

・屋代敏博氏の「回転回」は面白いと思った。「被写体」の概念を変えてくれた。被写体を風景に溶け込ませるために長時間露光で被写体を回転させるという発想はとてもユニーク。(他にも誰かやっている人が居るのかも知れないけどね。)それを学校を舞台にして学生達を巻き込んでやっている点が良い。つまりワークショップの一環として学生達を参加させているわけで、こういう学生と作家のコラボレーションというのは次代を担う少年少女達に「良い刺激」を与えてくれると思う。

・他の2人については特に感想はないなあ。ってか良く解らんかった。理解できない時点で「オレってホント”ダメ”なんだろうか」って悲しくなった。 

③「文学の触覚」は一番期待していなかったんだが一番面白かった。
最近というかここ数年、めっきり「活字」から離れてしまって、まともなテキストってpinksunさんの「Black Perfume あばれ旅」くらいしか読んでいないのな。人間って活字を読まなくなると脳内の回路が活性化されずにダメになって行くね。オレの書く文章がめちゃくちゃなのって、間違いなくそういうことだから。

「文学の触覚」とは活字を題材にしたアート展。特にインスタレーションが面白かった。主役は活字というよりタイポグラフィだ。デジタルで制御されたタイポ達が様々な形で投影されて踊っているのである(*1)。こういう展示って、アイディアそのものよりそれを具現化するテクノロジーの方に興味が行ってしまい申し訳ない。でも、最新のテクノロジーがあって初めて目にする事ができるインスタレーションなんだろうな。20年前なら間違いなく「無理!」な企画だったのかも。 

話が逸れるんだけど、プロとアマチュアの違いには「アイディアを具現化する能力」も有ると思うのだ。規模や仕掛けが大きくなればなるほどお金もかかるしね。知り合いにチャックさんっていうアーティストが居るんだけど、彼と酒を呑んだ際の与太話で「超巨大なプロジェクターで雲に映像を投影してみたいね」って話をしたら、彼は「オレは月だな」って。「それって国家予算を賄えるほどのお金がかかりそうだね」って話になったら、彼は「いやビルゲイツの肖像を映すって言ってお金を出して貰う(笑)」と。つまりはそういう事。
きっちりとした企画を立ててお金と人を動かす事が出来て、初めて大掛かりなインスタレーションが完成するんだな。そこがプロとアマチュアの違い。アマチュアが限られた予算でインスタレーションを行う場合って、結局アイディアよりもインパクト勝負に行かざるを得ない部分があり、そこが限界でもある。「時間とお金を掛けられたらもっと面白いモノになるのに」って思う様な作品に出会うこともしばしば。(*3)こうして書いている本人がそのあたりの限界を真っ先に感じちゃって、結局何も出来ずに萎んでしまったんだけどね。 

様々なタイポグラフィやインスタレーションに萌えたんだが、音楽好きとして面白かったのは、森野和馬氏の「谷崎リズム」。五十音それぞれに音源を割り当てて、谷崎のテキストが画面に現れるとそれをなぞるように音が奏でられるという仕掛け。 

それと参考出品として展示された、大橋陽山氏チームラボによる「然」。
大橋氏による書を3Dで見せるという試み。言ってみれば、はてなロクロの本格的な奴。(PerfumeのBcLのPVにおける光の軌跡をそのまま書で見せるって感じ)
その3D書道のバックで蠢く水墨画タッチのアニメーションが「どっかで観たなあ」と思ったらコレだった。 

Last Days : 大沢伸一



今年は何時に無くアート関係の展示に行っているなあ。今年に入って、ピカソとリサ・ガス原画展と写美。珍しいなあ。お手軽なものばっかりだけどね。(*2)



 (BGM 「Last Days」 : 大沢伸一) 



注釈:
(*1) 前日にSHIBUYA-AXで体験したPerfume「ポリリズム」でのVJ映像の「タイポグラフィ」に物凄く反応したアタシは、この展示に触れて自分がタイポヲタである事を確信した。

(*2)新潟絵屋で行われたチャメ氏のアート展。飲み会も含めて行きたかったんですよお。行けずにごめんねって関係者宛て。って誰もココ見てないか(笑)。
 

(*3)ちょっと注釈をつけておく。アイディアとインパクトのほかに「センス」を忘れていた。全くお金を掛けないインスタレーションでも素晴しいセンスを感じる作品に出会うことがある。「やられた!」とか「そうきたか!」って思わず唸ってしまう様な。むしろそっちを目指したい。

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音楽好きな痛い中年オヤジが、妄想に基づいた稚拙な文章でお送りする「よせば良いのに」的ブログ。

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