昨晩「僕らの音楽」を観た。
Kemuriにそんなにハマッていた訳ではないが、この12月で解散と聞くと、「一つの時代が幕を閉じるのかなぁ」と一抹の寂しさも感じる。
Kemuriのフロントマンである「伊藤ふみお」は、私が持っていたタトゥーな人に対するイメージを変えてくれた最初の人である。
今では刺青に対して全く偏見を持っていないが、以前は刺青の人に対する自分なりの見方があった。
「自ら世間と距離を置いて、積極的に誰かと関わりを持とうとしない」とか「斜に構えて、いつもヒネた目で社会を見ている」など。(*1)
当然、伊藤ふみお本人と話をしたわけではないので、彼の人となりについては分からない。しかし、「PMA」がヒットの兆しを見せていた頃のTVのインタビューでの彼の態度は「タトゥーな人」の見方を変えてくれた。
長髪を後ろで束ねて、両足の脛に刺青を入れた、どこから見ても世間からはみ出している兄ちゃんが、背筋を伸ばして、相手の目を見ながら、丁寧な言葉遣いでインタビューに応じていた。彼の顔はとても爽やかで晴れがましく、自信に満ち溢れていていた。正に、絵に描いたような好青年がそこに居たのである。
外見だけじゃ何も判らないし、ソレだけで人物像を判断してもつまらない。というか、そんな風にして人を観ている奴の方がつまらない人間だろ?
Kemuri - PMA (Positive Mental Attitude)
Kemuriに関してはそんなに聞き込んでいないので知っている曲も少ない。ライブもフジロックでチラ観しただけ。でも、この曲は好きだ。
ちなみに「小島よしおのオッパッピーってオーシャン・パシフィック・ピースの略なんですよ。まじめな事を言っていたんですよ!」と、職場の後輩が教えてくれたときに、すぐに思い浮かんだのが「PMA(ポジティヴ・メンタル・アテュード)」だった。その事を言おうかと思ったけど止めた。
(BGM 「PMA (Positive Mental Attitude)」:Kemuri - 今日は、そのまま直球。捻らないよ。)
注釈:
(*1)こうして書き出すとそのまんま自分を見ている様で嫌になった。
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困った事にPerfume成分が多目です。彼女達の親御さんとは間違いなく同世代です。ちなみにP.T.A.会員です。
ホントに御免なさい。
御用命は「lstd_rd の yahoo.co.jp」まで。