よく巡回しているPerfume関連のブロガーさんの所では「チャイナ・ディスコティカ リリースパーティ開催中」のようですね。すごいなあ。回るところみんなAira Mitsukiのリリースイベントの話題で持ちきりなのね。
チャイナ・ディスコティカですが、PV解禁時に私も内容をチェックさせていただきました。感想をアップしようと思っていたのですが、Aira Mitsukiをブログのネタに取り上げるべきかどうか悩んで悩んで、今日に至りました。
で、今日書いちゃいました。
Aira Mitsukiさん可愛らしいですね。ええ、デビュー当時からチェックしています。でもハマっていません。
何故でしょう? それはね、オジサンは世間体や自制心っていう見えない敵と戦っているからです。(*1)
これ以上追いかけるアイドルの数を増やしてしまったら、まともなオッサンじゃ居られなくなるじゃないですか。
いや、マジで。って既にアレですけど。
40過ぎのオヤジがアイドルのライブに遠征しちゃいましたからね。これって転落街道まっしぐらですよね。
いやいやwww
そもそもPerfumeを初めて知った当時は今に比べたら全然がっついていなかったし、それどころか「アイドルなのか? 参ったなー。」って感じだったんです。でも3人娘には、オフィシャルサイトをブックマークに登録させるだけの「何か」を持っていたのも確か。
Aira Mitsukiの場合は遭遇したのがPerfumeにハマった後で、自分の中で10代以来の「アイドルへの回帰」が始まっていたにもかかわらず、結局ググって終わっただけだった。
この違いって何なんだろう? 解らんな。単純に趣味の問題なのかな。
Aira Mitsukiのデビュー時にこのブログで取り上げているんですが、その時はこんなこと書いていた。
髪を黒髪のストレートに戻し、ギャルからアイドルへ。
ただ、女の子って意外としたたかだからね。TRANCE歌姫もアイドル路線もデビューするための手段にしか思っていなかったりして。全てのことは計算ずくで、明確なビジョンの基で、今は彼女自身のすっごいプランを実行している段階だとしたら、黒Aira風で面白いな。
いずれにしても、彼女が一番輝いていたのは「MEGA TRANCE 歌姫オーディションの最終審査」でしたって事の無い様に、ガンガレ。
思いっきり失礼な事を書いていたなあ。
デビュー曲の「カラフル・トーキョー・サウンズ・NO9」。愛らしい真っ赤な衣装だったり、手にした年代物のトランジスタラジオだったり、ビジュアルイメージは自分にドンピシャだった。しかし、どうにも楽曲自体にハマることが出来なかったし、何より彼女のデビューに至る経緯の方が印象として強かったので、結局そんな事しか書けなかったんだ。
では、今回の「チャイナ・ディスコティカ」はどうですか?
のっけから「プラスティック・ファンタスティック」には思わずのけぞりましたが、楽曲自体はとても良いですね。ずいぶんと攻めてきたなって印象。テクノポップと言うよりエレクトロ。クラブ・ミュージック・ラバーを明らかに意識したかのような仕上がり。Eric Prydzあたりのエレクトロ・ハウスに繋げても全然違和感が無いような感じ。
(って、まんま最近のアタシの趣味。でもあんまり早まるな。実際にやってみないと判んないし。)
ただね、PVはどうなんですか? 彼女に何をさせたいんですか? ますます解らなくなりました。
顔を隠してどうするんですか?(*2) 口元のアップばかりで、彼女の顔が映るのって引きの絵だけじゃないですか。それに全然動きが無いし。アイドルとして売りたいのなら、もっと彼女の愛らしい表情とか可愛らしいしぐさとか、女の子のとっても良い部分をたくさん見せてくださいよ。ダンスがつたないならつたないなりに、何というか、こう、もっとフォトジェニックなところを強調するとか、見せ方なら色々有るじゃないですか。せっかく良いものを持っているのにもったいないなあ。そんな風に感じているのってオレだけかなあ。
どうなんだろ?
Aira Mitsuki(アイラミツキ)『チャイナ・ディスコティカ』PV
ただ、そんな事を言ってても、現場を見ると印象が変わるんだろうな。
Perfumeのライブ映像を観てしまってから、元の世界に帰れなくなったようにね。
だから、行かないよ、おじさんは。
(BGM 「チャイナ・ディスコティカ」 : Aira Mitsuki)
追記:
OMBのアルバム「FRAME」の話題(http://lstd.blog.shinobi.jp/Entry/69/)の時ですが、Aira MitsukiがOMBを推していたのを知ってちょっぴり嬉しかったです。「あー、若い女の子と感性が通じたー」って嬉しかったです。
でもそんな自分がとてもキモくて嫌でした。
注釈:
(*1) いや、違うな。「戦って敗れ去ってしまったからです。」の方が正解ですね。
(*2) 変なバイザー(?)はPOLYSICS、チャイナ服とマネキンはYMOへのオマージュだと思うのですが、それはビジュアルイメージだけで良いじゃないですか。本編はソレにこだわる必要な無いと思うのですがいかがでしょう。今はまだ一般人に向けて「顔と名前を憶えてもらう」段階じゃないでしょうか。あれ? そもそも一般人をターゲットにしていないのか? テクノ・ポップヲタがターゲットなのか? む~ん、解らん。
確かに現場を見ると変わると思いますよー。Perfumeはスタッフ含めて「天才かなんとか」ですが、Airaはスタッフが大人の計算をいろいろしてるのに本人がぶっ飛ばしちゃうのが魅力だと思います。
もちろん、すぐに見破られてしまった上に、意外に反応がよくない。
セラミックガールのCMの部分だけ聞かせた時には「かわいい!これで有名になる!※」と断言してましたが、その違いがどこにあるのか、私にはとても興味深い。それで改めて聴きなおして、いろんなことを考えたりしてます。まあ、所詮は子供にわかりやすいかどうかの問題かもしれませんが…。
また差し出がましい話ですが、いろいろ戦うもの?が多いなら、味方も大事ですよ。
うちは娘にやってもらいましたが、一般人の冷めた評価、音楽的趣味の近い友人の評価、あるいは奥さんの一言は、意外に冷静な判断を引き出してくれるかもしれません。
見えない敵ってのも、たいてい「幽霊の正体見たり枯れ尾花」だったりするわけで、Perfumeについては奥さんにカミングアウトして、だいぶ楽になったでしょ。(笑)
…そんなことをやった後で、娘を隠れ蓑にして自分の趣味を押し通そうとする我が身が「スミレ16歳」の腹話術親父みたいに思えて、凄く自己嫌悪に陥りました。原作は未読ですが、身につまされそうな気がしてコワぃょ…
※友達にPerfumeがまだ普及してなくて話ができないので、
その点をかなり気にしているらしいです。
Aira Mitsukiに関しては、「気持ちが昂る」ってところまでは行ってないんですよね。積極的にそうなりたいって気持ちも無いし。今はまだ自分の中で「面白そうな音楽をやっている可愛い女の子」って所から抜け出ていないですね。そう言う意味で「先に現場を目撃すると気持ちも変わるのか?」という感じはしています。
実はアイドル的に興味があるのはAiraよりもCutie Paiの方。全然詳しくないんで語れませんけど、いろんな所で漏れ伝わってくるイメージを自分なりに整理してみると「東大阪の町工場の親父さんたちが丹精込めて作った部品を組み合わせて人工衛星を飛ばしたる」的な痛快さを感じて、応援したくなるんですよね。ワークスチームに勝負を挑むプライベーターっぽいところ。
ハマるとしたらCutie Paiの方が距離的に近いかな。だって音源聴いていないのに、ネット上の情報だけ見て興味が涌いたからね。あー、近付かないようにしようっと(笑)。
あっ、そうそう。Perfumeはこの先キッズ達も視野に入れた活動をして欲しいですね。天てれのレギュラーになれば良いのにって思う。子供達が憧れる存在になってこそ「アイドル」だと思うし。
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困った事にPerfume成分が多目です。彼女達の親御さんとは間違いなく同世代です。ちなみにP.T.A.会員です。
ホントに御免なさい。
御用命は「lstd_rd の yahoo.co.jp」まで。