「love the world」リリースパーティもこの辺で一段落して、このブログも通常業務(笑)に戻ります。
今日のエントリは札幌在住のクリエーターKuniyuki Takahashiの新作「Remixed」 。
私は音源との出会いは「一目惚れ」が重要だと考えています。試聴した途端に気付いたら購入ボタンを押しているとか、CDを持ってレジ前に立っているとか。つまり、その音源が衝動買いをさせてくれるだけの魅力を持っているかどうか。今まで私がハマったアーティストの殆どがそうです。
もちろん失敗もあります。試聴した時は良さそうに聴こえたのに、自宅で聴いてみると思ったほどでもない事も。ただ、それも何かの縁ですからね。時間を置いて聴きなおしたりすると印象が変わる場合もあります。
試聴してその時は気分が盛り上がっても、結局購入に至らない場合も多々あります。結局縁が無かったのでしょう。その様な場合は音源を試聴した事実すら忘れ去ってしまう事が多いですね。Perfumeの「リニアモーターガール」がまさにそうでした。1年半以上経って奇跡的に再会することになったのですが。
Kuniyuki Takahashiも縁の無い人になりそうでした。
Kuniyuki Takahashi - All These Things " Flying Music "
シスコのサイトでセカンドアルバム「All These Things」を試聴したのが昨年の暮れの事。コレは!と思い衝動買いをしそうになったのですが、既に品切れ。ただ、その時は別のCD屋で在庫を探すような事もせず、結局そのまま。購入のタイミングを完全に逸して半年以上が経ちました。
そして今、例の「All These Things」ではなく、新作の「Remixed」を聴いています。
新作と言ってもKuniyuki Takahashiのこれまでの楽曲をTheo Parrishを始めとした様々なアーティストとKuniyuki Takahashi自身がRemixした音源集になっています。これはコンピレーション・アルバムと言っても良いかもしれませんね。
基本的にハウスなのですが、ゆっくりと静かにダイブして行く様な、そこはかとなくディープで、極めて渋いです。
「Remixed」 : Kuniyuki Takahashi (->@TOWER.JP) |
|
発売日: 2008/07/19 |
ミニマルでジャジーでトライバルなトラックから、意表を衝くテックハウスなトラックまで、全9曲のディープ・グルーブ。もうね、こういう「決して上がらない音楽」って大好きなんですよね。
(BGM 「All These Things - Kuniyuki Self Remix」 : Kuniyuki Takahashi)
追記:
ところで、例のセカンドアルバム「All These Things」ですが、結局CD購入はやめて配信サイトからダウンロードしました。iTSではなくBeatportです。ディスカウント価格で$11.99と、とってもお買い得。音源のクオリティも44.1kHz - 320kbpsなのでまあまあ良いでしょ。
「All These Things」の方もお奨めなんで、そのうちレヴューを上げます。
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
困った事にPerfume成分が多目です。彼女達の親御さんとは間違いなく同世代です。ちなみにP.T.A.会員です。
ホントに御免なさい。
御用命は「lstd_rd の yahoo.co.jp」まで。