category:CD & Records Review
在宅系音源派のアタシにとっては、「ラヴァーズソウル」のデビューシングルと言うより、Candyの新譜という意味合いが強いんだが、とりあえずその辺の気持ちは一旦置いといて。
ラヴァーズソウルの「for example」が先週末にAMAZONから届いた。当初はiTunes Storeでダウンロードするつもりで居たのだが、デジタルブックレットを含めたパッケージの値段が1000円以上したので「あん?」って感じで却下。急遽AMAZONに発注。(後日iTunes Storeを確認したら、販売価格が400円に下がっていた、というより訂正されていた?)
「for example」 : ラヴァーズソウル (->iTuns Store) (->AMAZON) |
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Track List |
「ハッピーソウルミュージック」はラップが妙に可愛い。
「二人だけのSpecial Day」は緩い感じの70年代風フォークで、意味も無く「風」を思い出した。(って、「風」を知ってる人はオッサンだけだろう)
「Gimme Some Lovin」はキャッチーでノリの良いリフが印象的。CHIHIRO(A.K.A Candy)の声の質感にマッチして、聴いていて気持ち良い。
さて、ラヴァーズソウルとして何を目指しているのだろう。それは「Gimme Some Lovin」を選曲したことが全てを物語っているんじゃないかな。60~70年代のソウルやR&Bが持つ良い意味での「いなたい」感じをガールズポップ上に再現しようと言う試みだと思う。
「Gimme Some Lovin」はブルースブラザーズでもお馴染みだが、オリジナルはSpencer Davis Groupの67年のヒット曲。http://www.youtube.com/watch?v=VxA3atHD2QM
Spencer Davis Groupは、10代の天才白人少年スティーヴ・ウィンウッドがベテランの黒人ソウルシンガーばりの歌唱を披露するという、なんだろう、ある種「奇異なものを見る感覚」も有ったと思うのだが、その辺のイメージはエイベックス時代のブラック&ゴールドでゴージャスなCandyにも通じるなと思ったんだが、考えすぎ(笑)。
ラヴァーズソウルのCHIHIROとしては、売れるかどうかは別として、オールドスタイルなソウルは正解だと思います。ただ、最後には楽曲が勝負。オリジナルトラックより、カバーの「Gimme Some Lovin」方が印象が強いので、今後に期待。
ところで、Candyは?
アタシは「promise http://www.youtube.com/watch?v=5xkKl_ZlTdY」でCandyに興味が涌いたので、どうしてもラヴァーズソウルのCHIHIROが歌う楽曲をCandyの「promise」と比較してしまう。目指しているものが違うと思うので、比べちゃいかんのだけどね。
個人的な思いとしては、Candyには、スケールの大きさを感じさせるゆったりとしたトラックに乗せて、飾らない伸び伸びとした歌声を聴かせて欲しい。裸足で大地の上に立って風を感じているような、そんなオーガニックなイメージで。
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きた!
お久しぶりです。そしてそして…待ってました(涙目)!!
自分にCDレビューの習慣というか力量がないので、記事を読めることがほんと嬉しいです。
>60~70年代のソウルやR&Bが持つ良い意味での「いなたい」感じをガールズポップ上に再現しようと言う試みだと思う。
ある記事でラバソとの関連として「Superfly」の名前が挙っていたんですが、今回のLSTDさんの「ガールズポップ上に再現」という言葉で、それとの違いというか、なんだか腑に落ちる所がありました。ラバソはあくまで「ガールズポップ」への試みだって言えるんだろうなぁって、シンプルに思えたってことなんですが(´U`;;
楽曲評価の感触も同意です。「ファンなんだから好きっていっとけ!」って言われそうですがw
でもやっぱちゃんと、一般性の中で見られて評価されて欲しいってのがあるので、そこは厳し目にいこうかと(^ω^)今後には充分期待できますけどね!
こうなるとCandyを見るときに、”ラバソとは違うCandy”という視点が出てくるのでまた面白いですね。ぼくも”Candy”では、彼女の「声の伸び」が存分に生きるような真っ直ぐな曲を期待してしまいます。
全世界初のラバソCDレビューあざした!笑
自分にCDレビューの習慣というか力量がないので、記事を読めることがほんと嬉しいです。
>60~70年代のソウルやR&Bが持つ良い意味での「いなたい」感じをガールズポップ上に再現しようと言う試みだと思う。
ある記事でラバソとの関連として「Superfly」の名前が挙っていたんですが、今回のLSTDさんの「ガールズポップ上に再現」という言葉で、それとの違いというか、なんだか腑に落ちる所がありました。ラバソはあくまで「ガールズポップ」への試みだって言えるんだろうなぁって、シンプルに思えたってことなんですが(´U`;;
楽曲評価の感触も同意です。「ファンなんだから好きっていっとけ!」って言われそうですがw
でもやっぱちゃんと、一般性の中で見られて評価されて欲しいってのがあるので、そこは厳し目にいこうかと(^ω^)今後には充分期待できますけどね!
こうなるとCandyを見るときに、”ラバソとは違うCandy”という視点が出てくるのでまた面白いですね。ぼくも”Candy”では、彼女の「声の伸び」が存分に生きるような真っ直ぐな曲を期待してしまいます。
全世界初のラバソCDレビューあざした!笑
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音楽好きな痛い中年オヤジが、妄想に基づいた稚拙な文章でお送りする「よせば良いのに」的ブログ。
困った事にPerfume成分が多目です。彼女達の親御さんとは間違いなく同世代です。ちなみにP.T.A.会員です。
ホントに御免なさい。
御用命は「lstd_rd の yahoo.co.jp」まで。
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