Perfumeの「チョコレイト・ディスコ」は、ありゃぁ間違いなくピークタイムアンセムだな。あ~ちゃんに「行くよ~!」って言われなくても、行く準備が出来ている曲である。
あのイントロのリフが流れた時の期待感はUnderworldの「Born Slippy」に通じるね。だからさ、最近のパフュ関連の話題で、「チョコレイト・ディスコがゆるふわスイーツハウスに」って記事を見た時に、正直なところ「何だかなあ」と思ったさ。トラックを聴かずにdisるのは良くないけど、お手軽ハウスカヴァーっていい加減供給過剰だと思うので、もう勘弁して欲しい。
オッサンが欲しいものはそんなものじゃない。ゆるふわカヴァーではなく、フロアで通用する「Remix」なのだよ。
で、以前、「チョコレイト・ディスコ」のリミックスを誰に頼もうかって妄想を膨らませていたところに、2chの某スレでアタシと全く同意見の方が書き込みをしておられた。
「チョコレイト・ディスコ」 : ERIC PRYDZ
Eric Prydz。なかなか良い人選。アンセム請負人みたいな人だからね。
Eric Prydzと言えば、ご存知、このエロビデオトラックである。
Eric Prydz - Call On Me
この曲は80年代に青春期を過ごしたオッサン世代には良く知られた、Steve Winwoodの名曲「Valerie」(http://jp.youtube.com/watch?v=anCg5EiB2AM)の印象的なリフをサンプリングしたもの。
で、前置きが長くなったが、今回のエントリは以前からやるって言っていたPRYDA。
PRYDAとは前述のEric Prydz(http://www.ericprydz.com/)が自身のトラックをリリースするために立ち上げたレーベルってことでよいのかな。ただ、「PRYDA」からリリースする場合はアーティスト名をEric Prydzでは無くPRYDAとしているので、アーティスト名なのかレーベル名なのか良く判らん状況になっていますが、んなことどうでも良いですね。
Eric Prydzの「Call On Me」は以前から知っていたのですが、PRYDA自体は不勉強でDJの真似事を始めてから知りました。知るきっかけも楽曲が先ではなく、たまたまネットで見つけたロゴマークに興味を持ったからです。
力強い極太のゴシック体
ジャケ買いではなく、ロゴ買い。すぐさまシスコのサイトへ飛んで試聴して「おお、間違いない」と確信し発注したのが始まり。
しかし、困った事にPRYDAのシリーズ5作目(PRYDA005)からはふざけたアートワークによる展開へ突入。
こうなるとコレクター魂に火がつくじゃないですか!
コレが問題のシリーズ5作目。
PRYDA005の「Remember」からはレーベルに正多角形がデザインされ、レコードを収容するジャケットも同じ正多角形で型抜きされるという凝った作り。
さらにジャケットの右肩には将来のリリースが予告されているって内容。正三角形から正九角形までの7作品。
シリーズとしては005~011までが予告されていた。(実際にはカタログ上で006が欠番(?)なので005~012になる)
ジャケット右肩のリリース予告的デザイン。「今はコレだよ」のマーク付き。
ちなみに、PRYDA012の「EVOUH」は廃業寸前のシスコレコードに発注。アートワークの完結と共にシスコレコードが廃業すると言うなんという因縁。レコードが届いた11月1日にはシスコレコードは無くなっていた。
レーベル面はこんな感じ。正多角形が様々な色で描かれているが、収録されているトラックのイメージとは全く関係は無い。
歯抜けになっているのはPRYDA007「Rymd」のアナログ盤未入手のため。(音源としては配信されているのでDL済ではある)
コレクションが完成する日は来るのか?
PRYDA011 「Pjanoo」
正直言って、全く意味がわからんPV。
PRYDA003 「Nile」 |
PRYDA010 「Europa」 |
PRYDA007 「Rymd」 |
PRYDA012 「Evouh」 |
PRYDAはEric Prydzがやりたい様にやっている感じ。プログレッシブハウスやエレクトロハウス、ミニマルっぽいものからテックハウスまで、音の表情としては様々。しかし全般を通じて感じるのは「大箱で鳴らしたときの心地良さ」なのかな。曲調としてはもうクールとは程遠い「ベタ」の極地だったりするんだけど、アンセムってのはソレで良いんです。判り易けりゃ良いんです。みんながフロアに殺到する様な期待感と開放感が得られれば良いんです。
楽曲によってはブレイクが長すぎたり、展開が冗長過ぎるものも有ったりするんだけど、その辺は使い方次第なのでDJのスキルが試されるところでもあるんだろうな。って俺ならどうするってプランも無いけどね(笑)。
ダメだなあ。
何度も聴いてしまいました。
これはエレクトロのDJプレイにも使えますね。またまたネタGet。
そして↑の4連続のアレ、特に『Nile』が白眉。そう、そうなんですよこのグルーヴ感ですよ。
ネタ発見で財布が心配です。
しかしまぁトラフィックからスペンサー・デイヴィス・グループと、スティーヴ・ウィンウッドもキャリア長いですね。
どうも。『Nile』良いですよね。アタシはEric Prydzのネタで一番好きですよ。
Eric PrydzはPRYDAも含めてアナログ盤は人気で市場に出るとすぐに食われるのでなかなか入手は難しいです。アタシも2年掛かってようやく後1枚まで漕ぎ着けました。Beatportなどの音源配信サイトへ行けばDL出来るんですけどね。
『Call on me』に関しては人気の楽曲なので、シンジさんも良くご存知の「ハーフの女の子のジャケット」でお馴染みのハウスネーション系コンピに収録されているので、CDでの入手は比較的可能です。多分、TSUTAYAに有るかも?
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困った事にPerfume成分が多目です。彼女達の親御さんとは間違いなく同世代です。ちなみにP.T.A.会員です。
ホントに御免なさい。
御用命は「lstd_rd の yahoo.co.jp」まで。