「ん? ジャコ・パス、、。誰?」
Perfume繋がりでこのブログに迷い込んだPerfumeファンの殆どがジャコを知らないでしょうね。しかし、昨日までPerfumeのエントリーを多数上げていたのに、今日はジャコか。本来このブログはそういう所です(笑)。
ジャコ・パストリアス(Jaco Pastorius)と言います。ベースを弾く人です。今日は名前だけでも憶えて帰ってください。
なぜ今日はジャコかと言うと、今日9月21日は彼の命日です。今年は20回目の命日になります。
ジャコ・パストリアスとはどういう人か。まあ詳しくはWikipediaを見ていただくとして、簡潔に言えば「ベース界のジミヘン」です。類い稀な才能とテクニックでベースと言う楽器の可能性を大きく広げた人です。奏法の独自性、音色、極めて高いテクニック。オリジナリティ溢れる、正に孤高の人でした。
ただ、私はミーハーなファンとして、音楽性以前に、彼の「ロックミュージシャンのようなルックス」に憧れていました。ジャンルとしてはジャズにカテゴライズされる人なんですけどね。長い髪にバンダナを巻き、フレアーパンツにTシャツ。一歩間違うとフロリダの薬の売人(言い間違い 「マイアミのヤクの売人」 どっちにしろ良く解らん・笑)なんですけどね。ベースを抱えた立ち姿がとてもカッコ良くて。ベーシストとしてはスティングと共に私にとって「ロック・アイドル」みたいな存在でした。自分が持っているベースのフレットを外してフレットレスにしたのは、紛れも無くジャコの影響です。
彼の死はラジオのニュースで知りました。彼の名前を聞かなくなって久しい頃でした。その頃は主だった音楽活動を殆どしていなかったのではないでしょうか。そのニュースでは死に至るいきさつは解らなかったので、「ああ、死んじゃったのかあ」と星が一つ落ちた様な寂しさを感じたことを憶えています。しかし、その後、雑誌で彼の足跡を辿る特集記事を読んで、その中で死に至った経緯を知りました。悲しさとか怒りとかそんな感情ではなく、虚脱感というか、とてもやるせない気持ちで一杯になり、辛かったですね。(詳細はWikipediaへ)
最近は打ち込み系の音楽ばかりで、生身の人間が演奏している音楽を殆ど聴いていません。ジャズも今ではすっかり聴かなくなってしまいました。今のシーンの中でジャコを上回る才能は現れているのでしょうか? ジャコのフォロワーは掃いて捨てるほど居たんですけどね。私のアンテナに掛からないだけなのか?
「Jaco Pastorius (邦題:ジャコ・パストリアスの肖像)」 : Jaco Pastorius 彼のファーストリーダーアルバム。「オレの音に合わせるには最低でもこれだけのメンツを揃えてくれ」とポッとでの新人ベーシストがプロデューサーのボビー・コロンビーにレコーディングメンバーをリクエストしたとかしないとか。とにかく当時の凄腕ミュージシャンが勢揃いしている。 |
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YouTubeでジャコが演奏している姿を拾ってきた。
Weather Report時代の「Portrait of Tracy」(アレンジがちょっと違う)
「Portrait of Tracy」から続くソロ演奏。その場で演奏したフレーズをサンプリング&ループして、その上に別のフレーズを重ねて行く。
Weather Reportの代表曲「Birdland」
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困った事にPerfume成分が多目です。彼女達の親御さんとは間違いなく同世代です。ちなみにP.T.A.会員です。
ホントに御免なさい。
御用命は「lstd_rd の yahoo.co.jp」まで。