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独り言だったり妄想だったり。 単なるメモだったり、、、。 by LSTD
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さて、役に立たない新潟案内。今回は最終回です。上古町を紹介します。


古町通りは新潟市中心部で一番の繁華街。柾谷小路を間に挟んだ古町5番町から9番町あたりは人通りも多く賑やかで、華やかなイメージがある。でも多分それは表向きの着飾った表情。同じ古町でも10番町より北へ進めば、前回紹介した新潟湊の面影を残すディープな「下町」エリアへ辿るし、逆に4番町より南へ進めば人通りの少ない静かで穏やかな時間が流れる「上古町」エリアへ至る。


上古町(かみふるまち)とは文字通り古町商店街の上(カミ)の方。新潟総鎮守「白山神社」を間近に臨む場所柄から「上(カミ)」と呼ばれる。
アタシが一人で新潟市内に遊びに行くようになった70年代後半には買い物客が万代エリアに流れ始めていて、上古町商店街は既に寂れていた印象があった。下駄屋や足袋屋、間口の狭い小さな書店、時計屋に質屋。確かにそこに行けば用事が足りるという商店街としての機能を一通りは備えていた。でも、30年前から既に場末感が漂っていたっけ。

何処の商店街も同じ悩みを抱えていると思う。量販店に地元の客を奪われて、跡継ぎにも恵まれずに廃業に追い込まれる店達。かつて賑わいを見せた通りはシャッターが降りて、再び店に明かりが灯る事も無い。

確かに上古町商店街も同じようにたたまれてしまった店は多い。しかし、不思議な事に店の明かりが完全に消える事は無かった様に思う。
それは、廃業した店舗をそのまま改装・再利用して、新しい店に変えて行くと言うサイクルが上古町にあったからだろう。昭和期ならば商売になった下駄屋や足袋屋といった昔ながらの商店が、オシャレなセレクトショップや雑貨店、フードバーやカフェなどに生まれ変わる。代替わりや経営者の交替、立ち退き後の入居など事情は様々だと思うが、単純なスクラップ&ビルドではなく、街自体が若い経営者を引き寄せて、古い枠組みの中に新しい血を取り入れながらしっかりと生きてきた印象がある。若い感覚の店舗に生まれ変わってもきちっと風景の中に溶け込み、昔ながらの老舗菓子店などと軒を並べていても違和感が無い。

前回紹介した下町エリア同様、上古町も近くて遠い場所。昔から好きな通りなのでぶらぶらと歩く事はあるけど、くまなくお店を見て回った事は無い。行きつけの美容室が上古町に近かったり、以前VJとしてレジデントのパーティをやっていたDJバーが上古町エリアにあったりと馴染みは深いんだけどね。


あ、大事な事を言い忘れた。
下町エリアと上古町を一日で楽しむには徒歩で移動すると酷い目に遭うので、下町エリア散策の拠点「新潟市歴史博物館」からタクシーで「白山神社」へ移動。白山神社を参拝後に上古町を散策して柾谷小路へ出て、バスで新潟駅方面へ向かうのが一番良いかな。


新潟市上古町商店街振興組合 公式ウェブサイト
http://www.kamifuru.info/

kamifuru01.jpg
上古町周辺の地図。クリックすると大きくなります。



最後に最寄の情報ってかお手軽グルメ(笑)情報を。

とんかつ太郎http://furumachi.jp/pc/shop.cfm?SNO=2220097
新潟ならではの卵で閉じない「タレかつ丼」の元祖。試してみる価値はあり!!


青島食堂東堀店:http://www.geocities.jp/niigatanuruimen/aosimahigasi.html
新潟は意外と知られていないがラーメンのレベルが結構高い。新潟のラーメンと言うとコレと決まったスタイルは無いが、おおまかに「魚介系あっさりしょうゆ味」「鶏がら系濃厚味噌味」「こってり背油系」「生姜風味濃い口しょうゆ味」の4種類のスタイルに分けられる。青島食堂は生姜風味濃い口しょうゆ味の元祖。正直アタシの口にはしょっぱ過ぎる感もあるが、人気は高い。

ぽっぽ焼き
新潟市民のソウルフード(笑)。素朴な味わいの蒸気パン。
ぶっちゃけて言うと、ぽっぽ焼きを紹介したくて新潟観光のエントリを上げただけだって、、、。
白山神社の境内で買えるかな。いつも露店が出ていたと思うんだけど、自信が無い。


さて、いよいよ「GAME」ツアー新潟公演がやってきます。楽しみですね。
新潟へお越しになられる皆さんも道中お気をつけて。

良い旅を。


(BGM 「空模様のかげんが悪くなる前に」 : Char)


追記:
実は新潟観光案内の最後に上古町を取り上げたのは、個人的にリスペクトしているhickory03travelers(
http://www.h03tr.com/)を紹介したかっただけなんですけどね。上古町を面白くするために奔走する3人組。その一人のエンドウミツル君とはアートイベント繋がりで知り合いなんですが、彼らは3人とも県外出身者なんです。生まれたところを遠く離れて新潟に居ついて、新潟で仕事を始めて、そしていま新潟で地域振興に取り組んでいる。寂れた商店街の活性化に必要なのは、彼等の様な「地元を愛してくれるヨソモノ」の存在でしょう。そのためには受け入れる側にもそれだけの度量が必要なのは言うまでも無いんですが。地域振興で壁にぶち当たっている関係者の皆さんはhickory03travelersと上古町の関わり方を研究すると答えが見えてくるかもしれませんよ。(ってかゴメン。オレってまだ店に行った事なかったな。ダメダメだ、、、。)

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たぶん何処の地方都市も事情は同じだと思うが、新潟は公共交通機関が貧弱だ。新潟市内のごく一部はバスでの移動が容易だが、それ以外の地域では自分で移動手段を確保しなければ身動きが取れない。基本的に自動車が無いと何も出来ない。
新潟へお見えになるお客様に観光地を案内する場合、レンタカー等の自動車での移動が前提なら色んなプランも立てられるのだが、、、。


なーんてネガティブな始まり方をしてしまいましたw


それならばバスと足で移動可能な場所で面白そうなネタを探すだけですよ。

新潟市は日本有数の港町だったって知ってます? 幕末期に日米修好通商条約で開かれた5つの港のうちの一つなんです。横浜、長崎、函館、神戸、そして新潟。他の4つが国際的な港として、港を中心とした観光地として発展を遂げたのに、新潟って、、、。

新潟市へ来たら、かつて北前船の寄港地として栄えた新潟湊(新潟の場合この表記がしっくりくる)の面影を残す「しもまち(下町)」エリアを探訪される事をお奨めします。
このエリアはかなりディープです。他のエリアと比べると漂う空気が違います。時間が止まっているというか、時代に取り残されたと言うか。あまりにディープ過ぎて地元民以外は殆ど居ないのではないでしょうか? アタシもこのエリアは何時も車で通り過ぎるだけ。
自分でもじっくりと歩いた事が無いので、アタシが散策する場合のプランをまとめるとこんな感じ。


下町エリアの観光ポイントは

1.新潟市歴史博物館 (http://www.nchm.jp/)
ココを中心に街巡り。 新潟駅からバスで移動が出来るので、ここからスタートして戻ってくると良いかも。
全国的にも珍しい旧税関庁舎や、大正期に建築されたモダンなゴシック様式(?)の旧第四銀行住吉町支店が移築保存されていたりするので、歴史的建造物を眺めるのもよいでしょう。旧第四銀行住吉町支店内には新潟の有名ワイナリー「カーブドッチ」が経営するレストランもあるので、ランチもいいね。あ~行きたい。


2.湊稲荷神社
別名「道楽稲荷」。ココの高麗犬は回転する台座の上にのっている。何故か? 地元のお年寄りに聞いてみて。新潟が湊町として栄えた事が良く解ると思う。


3.町屋
明治期に建てられた町屋が点在するのも下町の魅力。


4.地元ならでわのスィーツ
 三河屋本舗のアイスクリン
  新潟市本町通14番町3138番地6 (025-223-0374 )

 さわ山の大福
  新潟市夕栄町4511番地 (025-223-1023)

shimomachi01.jpg
周辺地図です。クリックで大きくなります。

あっという間に1周出来てしまうかもしれないけど、ゆっくりと散策してみてください。今回紹介したところは「ココだけは押さえておけ」ってポイントです。この他にも、下記の参考サイトさんもあわせてご覧下さい。

参考サイト
新潟下町おおよそイエローページ : http://blogs.yahoo.co.jp/newryojin
新潟下町めぐり : http://www.hanga-cobo.jp/simo/index.html
新潟下町まち歩き地図:http://fumio.way-nifty.com/blog/2008/02/post_bc17.html
下町案内マップ:http://www.najiranet.com/1.shimo.html.f/shimo.m2.html

新潟絵屋:http://www.hanga-cobo.jp/eya/
(知人が関わっているギャラリーです。ココのスタッフはみんな下町エリアに詳しいはず。)


しかし、下町エリアって「何時でも行けるな」って思っていて、結局未だに行ってないっていう、近くて遠い場所の典型(笑)。


次回は「しもまち(下町)」から一転。「カミフル(上古町)」エリアを散策して新潟市内観光を締めます。


(BGM 「What Game Shall We Play Today」 : Chick Corea)

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「GAME」ツアーがいよいよ始まりますね。

今回のツアーで新潟に来られる方も居ると思いますが、今日のエントリは、ライブ会場である「新潟LOTS」周辺に的を絞って、滞在時間が短い「日帰り派」の方にお奨めな情報を載せてみました。

アタシは、新潟市の中心部に10年以上住んでいたとは言え、正直なところ「新潟市」の事を良く知らないです。だいたい極度の出不精で、休日には郊外のパワーセンターやショッピングモールに出かけるくらい。新潟市内の観光名所巡りなんてした事がないし。
はい、何が言いたいかというと「観光案内をしたいけど出来ない」って事です。なので、あまり参考にならないかもね(笑)

会場の新潟LOTSは新潟駅から徒歩15分くらいでしょうか。新潟駅周辺で一番賑やかな「万代エリア」を少し外れたところに在るんですが比較的解りやすい場所にあると思います。早めに新潟入りして、万代エリアを中心に散策してみては如何でしょうか。
新潟LOTS : http://www.fmniigata.com/user/lots

banndai01.jpg
会場周辺の地図。クリックで大きくなります。



万代エリアと言えば万代シティ。この辺りは新潟市内でも最大規模の商業エリアで、伊勢丹やALTA、ビルボードプレイス、ラブラ万代などのデパートやテナントビルが立ち並びます。でも、わざわざ新潟まで来て東京で買えるモノを見てどうするんだ?って思うでしょ。
そこでレインボータワーですよ。地元民は殆ど乗らない回転式展望台です。展望台からの眺望はなかなか良いです。まあ、話の種にw

それと万代シティに来たついでに、新潟ならではのファーストフードであるイタリアンを試してみてください。レインボータワー乗り場から広場をはさんで対面にある「みかづき」へどうぞ。

万代シティ:http://www.bandaicity.com/
みかづき:http://www.mikazuki-go.com/index2.html




で、せっかく来たんだから珍しいお土産を買いましょう。手軽に買える新潟のお土産といえば「柿の種」や「笹団子」なのですがベタと言えばベタ。貰ってもあまり有難味がありません。
そこで「ロシアチョコ」です。チョコだし。チョコだよチョコ(笑)。
新潟には全国的にも珍しいロシアチョコレート専門店があります。珍しすぎてアタシもまだ一度も食していないもの(爆)。新潟LOTSに程近い場所に店舗を構えているので、会場入りの前に立ち寄るのも良いかもね。
ってアタシが今度行ってみよう(笑)

ロシアチョコレートのまつや : http://www.choco-matsuya.com/



さて、新潟といえば酒。日本酒です。アタシが県外の方にお奨めする新潟の地酒は「〆張鶴」と「緑川」なんですが、重たい酒瓶を抱えて帰るのは大変ですよね。一升瓶の重さが苦にならない方は是非。多分新潟伊勢丹の地下食品売り場で購入できるはず? (あれ? 自信がないので欲しい方は事前にご確認を)。一番のお奨めは〆張鶴の純米酒「純」。
持ち運びを考えると、カップ酒のように手軽なものが良いですよね。〆張鶴は「ツルカップ」というカップ酒を販売しているのですが、これは蔵元のある村上市をメインに流通しているので新潟市内でもなかなか見ることは出来ません。
そこで、お奨めなのが「ふなぐち 菊水 一番しぼり」ですね。
菊水酒造が販売しているカップ酒ですが、コレはかなり効きます。どこでも売ってます。駅のキオスクで買うことが出来ます。ライブ終演後に新幹線の中で呑んでみて。その後の記憶が無くなるから(笑)。


とりあえず今回はこのへんで。次回はゆっくりと新潟を堪能したい方へディープな新潟情報などを。
って次回は在るのか?


(BGM 「Tour de France Etape 2」 : Kraftwerk from Minimum - Maximum (Live))


追記:
ロシアチョコ食べてみたよ。コレはなかなかのもんだ。甘過ぎず、洗練された印象さえある。
包装の彩りもポップで可愛らしく、女子へのプレゼントとしても最適よ、旦那衆。

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1960年代、フォードは、企業イメージ向上のためには、モータースポーツの分野で活躍することが有効であると結論付けた。そして、その方法としてまず挙げられたのが、当時のル・マン24時間レースでは敵無しで、その地位を確立していたスクーデリア・フェラーリを買収することだった。これは最も手っ取り早く簡単な方法であったが、結局、交渉は決裂し、失敗に終わった。

そこでフォードは、自社のエンジンを供給しているイギリスのローラ・カーズと提携し、ローラ・マーク6(ローラ・GT)をベースとして、シャーシ製作にアビー・パネルズ社、ボディ設計にスペシャライズドモールディング社を抜擢し、新たにイギリスに設立されたフォード・アドバンスド・ビークルズ社の製作により、新たなレーシングカーを開発する計画を立てた。これが、GT40の開発の始まりである。


気分転換にタイトル画像を変えてみた。勢いで作ったが、意味は全く無い。
自動車雑誌に掲載されているパーツ屋の広告風にしたかったんだけど、上手くいかないなあ。
車のデザインは60年代にピークを迎え、70年代以降にダメになったと思う。
タイトル画像の車は、レーシング・カーが未来的でカッコ良かった時代のマシン「FORD GT40」です。
ちなみにGT4で撮影した画像です。


(BGM 「Song for Sea of Tranquility」 : Calm)

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最近、DashboardでFollowingしている皆さんのネタを眺めるだけの日々が続いています。
だって、PostしようにもReblogしようにも、エラー(?)になって投稿できなんだもん。ここのところずーっと。「ReBlog post」クリックしても暫く帰ってこなくて、知らないうちに元の画面にもどるんだ。
 


これは先週tumblrにpostした内容。このときはとても調子が良くて、運良くPostできたんだが、また最近調子が悪いようで、ずーっとこの調子。

もう、PostもReblogも完全にやる気が失せたよ。


コレって神様がオレに「tumblrをやめろ」って言ってるのかなあ。



(BGM  「自棄っぱちオプティミスト」 : キリンジ)

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音楽好きな痛い中年オヤジが、妄想に基づいた稚拙な文章でお送りする「よせば良いのに」的ブログ。

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