最近、iTunes StoreやBeatportで音源をダウンロードする機会が増えました。
一番の理由は「だって、そこに欲しかった音源が在るんだもん。」って事なんですが。
最近までのアタシ
1.シスコのサイトでアナログ盤のニューリリースをチェック
2.気に入った音源に出逢う。
3.単品で買うと送料がもったいないので、後でまとめ買いをするつもりでとりあえずチェック(MY COLLECTION[お気に入り]に登録)しておく。
4.後日、MY COLLECTIONをたどって商品ページに入ると「品切れ」に気付く。
5.1へ戻る。何時もこの調子。
一応、入荷リクエストは出しているので入荷されるとお知らせメールが届きます。しかし、仕事を終えて夕方帰宅した後にPCを立ち上げてメールをチェックし、入荷連絡に気付いてシスコのサイトに繋ぐと大抵すでに「品切れ」なの。もう、入荷した先から喰われるのね。
ま、シスコの商品ページは大体こんな感じ。再入荷してもすぐ喰われる。
人気アーティストのリリース物件は躊躇したらダメですね。「後で買う」なんて悠長なことは言っていられない。「見つけたら即買い」が鉄則だったのです。
最近は「買い置き」という技を覚えて、買い置き期間の10日間のうちに他に気に入った音源があればそちらと合わせて発送してもらえるので、「送料がもったいない」という貧乏臭い件に関しては何とか我慢できる状況ではありますが、それにしても人気盤の品切れ率の高さと言ったら閉口モノですね。
アナログ盤のリリース枚数自体が減っている様ですし、余程の事がない限り再プレスもされないので、一度逃がした獲物にもう一度出逢う確率はかなり減ってきていると思います。
で、そんな事をやっていたら、品切れMY COLLECTIONの枚数が80枚を超えてしまいました。もうこのアナログ盤を手にすることは無理なのかなあ、と思ったらとても悲しくなってしまい、「せめて配信で音源上がってねーかなあ」と何気にBeatportで検索をかけたらいっぱい在るじゃないですか。シスコに入荷リクエストを出しても振られっぱなしだったアレとかコレとか、目移りするくらいに豊富に、、、。
シスコで品切れだった、ドイツのイケメン2人組ハウスユニット「Shik Stylko」。
Beatportではこんなアーティストページまで出来ている。先に進むと、欲しかったアレとかコレとか、たくさん有って高まる。
こちらはご存知iTunes StoreでShik Stylkoの「Minion」を検索した結果。iTunes Plusのフォーマットで販売されている。
当り前の事なんだけど、Beatport(に限らずネット配信全て)には「品切れ」という概念が無いです。配信中止になってリンク切れは有るかもしれないけど、データ自体が在庫切れになる事はないので、音源が配信サイトに公開されている限りは無限にダウンロード出来るのです。データ化されたおかげで媒体の呪縛から解放されたわけですね。確かにアナログ盤やCDって音源を収録する媒体のほかに「パッケージ」としてコレクションする楽しみもあるので、デジタルデータだけってのは味気ない感じもしますが、そのへんの拘りのない「音源コレクター」にとっては音楽配信ってのは実に素晴らしい仕掛けなんです。音楽配信の方がパッケージが無い分値段も安いってのも大きな魅力なんですが、一番の魅力は何と言っても「品切れ」が無い事。これに尽きます。
さて、配信音源ってアナログ音源と比べて音の方はどうなの?ってのが有るわけですが、Beatportなら320kbpsのMP3、iTunes Storeの場合は256kbpsのAAC(iTunes Plus)(*1)のフォーマットでダウンロードしています。アナログ音源と比べれば明らかに劣化しているのでしょうが、そのあたりの違いを聞分けられるほどのリスニング環境を持っていないので、気にしないようにしています。今はダウンロードした音源をiTunesを使ってCD-Rに音楽CDとして焼いた後に、CDJで回しています。
Beatportの場合は無圧縮のWAVファイルも選べる(ただし追加料金を取られる)ので、商業DJの皆さんにはそちらがベストでしょうけど、アタシは自宅で回す素人DJなのでそこまですることないかな。でも、CDJの場合は直感的にトラックの構成を見極めることができない(*2)ので、波形データを確認できるPCDJに移行しようかなとも思う今日この頃。
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ところで、iTunes8.0のGenius機能を使ってみた人います? アレってなかなか良くできた仕掛けですけど、何かムカツキません?
「あれ~? この音源持ってないの? な~んだコンプリートしてないんだ。」
って言っている様にも見える。だが、その手には乗らない。
ちょっと意地悪して「野郎!リコメンドしてみやがれ」ってFine Tasteでやってみたら、ちゃんとネタを持ってきやがった。悔しかったので、TOFUBEATSでやってみた。流石のGenius機能も空振りしやがる。ざまーみろ。
で、「KENSHUって確かオムニバス盤に楽曲提供していたよな」と思い出し、マジで検索目的でKENSHUでやってみた。空振りした。ちょっとまて、KENSHUはiTunesで買ったんだろうが。なんで空振りすんの?
Geniusはそんな感じの面白機能。ウザイ時には閉じておけるし、iTunesで全てを完結したい人には音源探索が容易になるので面白いと思う。
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ただ、まあ、何と言うか、CDでリリースされている音源をダウンロードするのは慎重になろうかなと思う今日この頃ですね。
CDが廃盤になって流通していないのなら配信音源も有効なんだけど、CDを買うのがもったいないとか、探すのめんどくさいとか、発注して到着まで待てないとか、まあ、その程度の理由で配信音源をダウンロードしても良いんだけど、結局、「CDにしときゃあ良かったなあ」って思うんですよね。
(BGM 「Many Dayz - Tom Novy & Jerome Isma-ae Remix」 : Shik Stylko)
追記:
で、結局、シスコで品切れでBeatportで見つけたShik Stylkoの「Minion」をダウンロードしたのか? と言われると、、、、。アレだよね。この手の音楽って旬のうちが命ってか、自分が盛り上がっている時に聴きたい(回したい)ってのがありますよね、、、。
結論から言うと、他のを買いました(笑)。
注釈:
(*1)今のところ、余程の例外が無い限りはiTunes Plus以外の音源ファイルには手を出さないようにしています。結局ビットレートの高い方を選んでしまう。検索の優先順位は、Beatport > iTunes Plus > hrfq.com > iTunesって感じっすね。でも、やはりアナログ盤が欲しいので、最優先はアナログ盤のゲットです。買い逃したら余程の事がない限り再入荷まで待たず、配信ファイルを探します。
(*2)アナログ盤に拘るのはこの部分。レコードの溝の模様でトラックのプロフィールが解るもの。ブレイクに入る部分やブレイクが明ける部分などは溝の模様の密度が変わるところを目印に針を落とせば良い。しかし、CDJの場合はタイムコードが表示されるのみなので、事前に「開始から○○分後にブレイクに入る」ってのが解っていないと的確なキューポイントを探すことができない。結局、何度も早送りと戻しを繰り返してあたりをつけることになるんだけど、正直めんどい。その点、PCのDJソフトって波形表示機能を搭載しているものがほとんど。トラック全体の波形プロフィール(音の強弱を時系列に表示したもの)を見ると、その模様が変わる箇所にブレイクやブレイク明けがあることが一目瞭然なので、アナログ盤と同じ操作感覚でキューポイントを決められるのかも知れないな~と妄想。
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困った事にPerfume成分が多目です。彼女達の親御さんとは間違いなく同世代です。ちなみにP.T.A.会員です。
ホントに御免なさい。
御用命は「lstd_rd の yahoo.co.jp」まで。