「洗脳されるような、気分がハイになって、どうでもよくなる感じが好き」
セカンド・サマー・オブ・ラブなパーティピープルが聞いたら喜びそうな発言だが、これは樫野有香さんがテクノについて自らの音楽体験を語ったものだ。
現在のクラブミュージックの礎になったアシッド・ハウスは文字通り「アシッド(acid : LSD)の感覚に似た」音楽。ハイになるための音楽だ。それが本物のアシッドや類似のドラッグとセットで広まったであろうことは容易に想像がつく。良い子のみんなは絶対にアシッドに手を出しちゃダメだよ。
音楽もドラッグと一緒で、例えば「多幸感」たっぷりのハイになるためだけの音楽ばかり聴いていたら、もっと強い「効く」モノが欲しくなってくる。こうして、様々なクラブミュージックが生み出されていったのだろうね。
ただ、樫野さんの音楽体験は「洗脳されるような」という表現があるように、多幸感でハイになるのではなく「覚醒する感覚 = トランス状態」による快楽状態と言えるね。
(本来、トランスと言うジャンルの音楽の意味するところはソコなんだけどな。最近のトランスは多幸感を得るためだけの音楽になってしまっているなあ。コレは、ギャルトラの事を言っています。私の場合は常にダークサイドを歩いている人間なので、ギャルトラのような「キラッキラでめっちゃハッピー」な多幸感の安売り的な楽曲は苦手。ドラムロールばっかりで、聴いていて疲れる。んー、好きな人には堪らないんだろうけど、俺はダメ。あっ、中年オヤジなんでギャルは嫌いじゃないって事は言っておく。)
健全な青少年は、かしゆかみたいにナチュラル・ハイを目指そう。
さて、「ハイになる感覚」って人によって違う。それは「多幸感」や「昂揚感」または「疾走感」だったり、「覚醒する意識」かも知れない。おそらく共通するのは「ポジティブなイメージ」だろう。内省的なネガティブイメージの曲調ではハイになれないよね。
私の場合は「水面下にダイブして浮遊しながら、時折水面に上昇する事を繰り返して、最後には水面から離脱して空中を飛翔する」一連のイメージの中の「水面から離脱して飛翔するまで」がハイになる感覚かなあ。つまり「昂揚感と疾走(飛翔)感」だね。
最近はもっぱら選曲そっちのけで「繋ぎ」と「MIX」の練習ばかりしているのだが、現在の持ちネタでとりあえず「上がる」感覚が得られるものをセレクトして、今日は「上げて行く練習」をしてみる。ここはたたみ掛けて行くから、ベース音がしっかりと鳴っているタイミングで入れていって、ボトム部分がもたつかないように意識して繋いでみる。
テーマ「水面から離脱して飛翔するまで」(起承転結の「承と転」の部分)
1.「Riliz The Pressure (Fauvrelle Rmx)」:Carlos Fauvrelle |
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2.「I Want your Love (Vocal Duke Rmx)」:Gutterstylz |
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3.「Nile」:Pryda |
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4.「Human Behaviour」:Pryda |
追記:
3~4への繋ぎは「Pryda」つながりで音の質感的に違和感は無いが、曲調の変化と言う点では「いきなり」過ぎるかもね。3と4の間に別の曲を入れた方が良さそう。
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困った事にPerfume成分が多目です。彼女達の親御さんとは間違いなく同世代です。ちなみにP.T.A.会員です。
ホントに御免なさい。
御用命は「lstd_rd の yahoo.co.jp」まで。