世界中の、全てのハウス好きにお奨めしたいです。
Hideo Kobayashi : Rockstar feat. Tomomi Ukumori
Hideo Kobayashiに関してはそれほど聴き込んでいる訳ではなくて、Tomomi Ukumori関連の他はJerome Sydenhamと組んだNagano Kitchenや、Apt. Internationalからリリースされている本人名義の音源を少しだけ聴いた程度です。それでも、Tomomi Ukumoriのアルバム「Indigo」に収録された"Eyes On You"や"Only You, Only Tonight"などから受ける印象から、「いい歳こいたオッサンをも魅了するセンチメンタリズムこそがHideo Kobayashiの魅力だ」と言い切ることは出来ます。それほど、彼の作り出す音の心地良さや世界観は他に類を見ないものだと感じています。
子供には到底真似の出来ないエレガントなトラックに乗る感傷的なメロディ。巷に溢れる安っぽいオサレハウスとは一線を画す「大人な」ディープさ。
本当に「踊りながら泣ける」音楽を作れる人ですよ、この人は。
(2008/12/12 加筆)
「Rockstar」 : Hideo Kobayashi (-> iTunes Store) (-> DMR) |
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Track List |
トモミ大好き日記にレヴューを上げてあります。
http://d.hatena.ne.jp/LSTD/20081210/1228835426
追記:
せっかくmonch71さんにレスをもらっておきながら、ウチの内容があんまりだった(笑)ので、加筆しておきました。
アダルティですね。
今日のエントリは福富幸宏のアルバム「CONTACT」です。
http://www.myspace.com/yukihirofukutomi
どうですか、この落ち着きと艶。大人の音色。これこそAORでしょう。いや、ロックではないので、AOM(Adult-oriented Music)と呼ぶべきでしょうか。
アダルト・オリエンテッド・テクノであり、アダルト・オリエンテッド・ミニマルであり、アダルト・オリエンテッド・ハウスやアダルト・オリエンテッド・ジャズ。
業界の大ベテラン福富幸宏が贈る「オッサンの、オッサンによる、オッサンのためのクラブミュージック」です。
Yukihiro Fukutomi"CONTACT"
「CONTACT」 : 福富幸宏 (->@TOWER.JP) |
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Track List |
このアルバム「CONTACT」は、様々な表情を持ったバラエティに富んだ内容で、福富幸宏の美意識に彩られた「大人な」色使い。
ミニマル~テクノな1~2~3。ハウス~ファンクな4~5~6。テックハウスな7~8。そしてジャズな9~10。
シンプルでエレガントな渋めのトラックがとても良い流れで展開して行きます。それはまるで美しい風景画を眺めているような感覚でした。
この人は20年近く業界で活躍している大ベテランですね(*1)。
でも、業界の重鎮なんだから、FOOGやEQUIPとか別名義を名乗って「ぽっと出の新人です」って覆面でリリースするのはどうなんですかね。明らかな若手潰しじゃないですか、オトナゲナイ(笑)。
いやいや、伊達公子みたいにベテランが進んでシーンを活性化させようとしているって考えようか。
注釈:
(*1) っても、アタシが福富幸宏を聴き始めたのはFOOG名義のリリースからなので、つい最近なんですがね。ド新参。
今日のエントリはドラムンベースです。
10月にリリースされたLondon Elektricityの新作「Syncopated City」です。
輸入盤は9月くらいから入手出来たのですが、国内盤がリリースされるまで待っていました。それは、ボーナストラックとしてアルバムのリードトラックである「Just One Second」の野宮真貴ヴァージョンが収録されているから。それも、従来のトラックを野宮真貴に差し替えて、オリジナルトラックを欄外に押しやるというほどステキな出来栄え。残念な事にYoutube等に音源が公開されていないので紹介する事は出来ませんが、Third-Ear (http://thirdear.s12.coreserver.jp/releases/syncopated_city/)や、@TOWER.JP、iTSで試聴出来るので聴いてみて!
例によって、アルバム「Syncopated City」から色々と貼っておきます。
London Elektricity 'All Hell Is Breaking Loose'
Just One Second |
Southeastern Dream |
Maybe I Was Wrong |
Syncopated City Revisited |
「Syncopated City」 : London Elektricity (->@TOWER.JP) |
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Track List |
以前のエントリでも書いたんですが、ドラムンベースは10年くらい前にちょっとだけハマった事がありました。
その頃はGoldieとかAdam F辺りの有名所を中心に聴いていただけで、シーンを詳しく掘り下げるようなところまでは行かなかったんですよね。London Elektricityは完全にスルーしていたし。
ドラムンベースも先日のエントリで取り上げたビッグビート同様、2000年以降に廃れてしまったジャンルではあるなあ。GoldieもAdam Fも消息不明だし。でもRoni Sizeはコンスタントにリリースを続けているみたい。
最近になってLondon Elektricityにハマっているのは、自分が何故ドラムンが好きだったのかを再確認したからなんですね。どうやら自分は「ドラムン = JAZZ」だと思って聴いている様です。ドラムン(ジャングル)ってソウル、ファンク、ロック、ラテンなどありとあらゆるジャンルとの親和性が極めて高いフォーマットだと思うのですが、その中でも特にJAZZが奇跡的にハマる気がしています。
London Elektricityを聴いていると、JAZZのビッグバンドが目の前で演奏している様なライブ感を感じるときがあるのですが、好きな理由はたぶんその部分なのだと思います。
この先、ドラムンのシーンにコミットする気は特に無いのですが、London Elektricityのリリースを追いかけたり、冨田恵一 feat.稲森寿世がオリコンの99位内に入る事を願いながら、のほほんと流れを見ていようかなと思います。
追記:
DRUM & BASS SESSIONS 2008 - HOSPITAL NIGHT -
LONDON ELEKTRICITY "SYNCOPATED CITY" release party
(http://www.unit-tokyo.com/schedule/2008/12/20/_081220_dbs.php)
地方在住のおじいちゃんは行けないけど、お近くの方は是非。で、行った人はレポよろしくですw
Perfume武道館祭りも一段落して、このブログも通常営業に戻ります。って、来週はDFリリース祭りなんスけどね。
え~、またもアタシ好みの音楽を発見しました。DJ Sodeyamaのネタを探索していたら発見。
「mophONE(モフワン)」と言う名前のユニットです。
電子音楽家3人、映像作家1人によるオーディオヴィジュアル・パフォーマンスユニットで、4台のラップトップをLANで結んで同期させて、音と映像をシンクロさせたライブパフォーマンスが高い評価を得ているそうです。観てみたいです。
mophONE Live @ SDLX 0202 2008
Ryu Konno x mophONE LIVE
今日のエントリは、先日(11/05)リリースされたmophONEの1stアルバム「plug」です。iTunes Storeで試聴して気に入り、Beatportでダウンロードしました。
ミニマルやクリックハウスの流れを汲みながらも、繊細かつ表情豊かな音を聴かせてくれます。
音楽的ボキャブラリが少ないので上手い表現が見つからないけど、解り易く例えると「レイ・ハラカミのストイックさを身に着けたCherryboy Function」って感じかなw、ってなんじゃそりゃ。クールなのにポップ。エッジーなのに柔らかい。そんな不思議なバランス感覚。
「plug」 : mophONE (->@TOWER.JP) (->iTunes Store) |
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Track List |
どの曲もツボですわ。ヘッドフォンで聴いていると凄く心地良いです。
1stアルバム「METAL HEART」、2ndアルバム「DUAL」に収録されたトラックを、DJ WADA、Shin Nishimura、Satoshi FumiやKAITO (a.k.a. HIROSHI WATANABE)などの日本人DJ/プロデューサーがリミックスを手掛けたアルバム「The:remix」 がリリースされています。
DJ SODEYAMA自身が運営するデジタルレーベル「NO:MORE REC」からのリリースで、現在はBeatportの配信のみでCDパッケージは有りません。
(via. clubberia http://www.clubberia.com/News/Detail/?id=857)
日本人アーティストの日本人アーティストによるリミックス集ですが、米国(Beatport)経由で逆輸入なリリース。グローバル化ってこういう事なのか。(*1)
「The:remix」 : DJ SODEYAMA (->Beatport) |
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テクノ、テックハウス、ディープハウスとバラエティに富んでいて楽しいです。
Satoshi Fumiの「Dreamin' Your Dream」とか、Kaitoの「Say」とか、ツボ過ぎて困ります。
今回のエントリはBeatport PLAYERをブログに貼ってみるというテストも兼ねてます。
FLASHベースのインターフェイスはブラウザに埋め込めるんで良いですね。iTSと違ってシームレスな試聴環境を提供できるのも魅力。
こうして一般人が熱心にアーティストのプロモーション活動に参加してますよ。もちろん無償です。50円もらってません。
注釈:
(*1)一部のレーベルでは販売地域が限定されているものも有るんだけどね。意味がわからん。
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困った事にPerfume成分が多目です。彼女達の親御さんとは間違いなく同世代です。ちなみにP.T.A.会員です。
ホントに御免なさい。
御用命は「lstd_rd の yahoo.co.jp」まで。