楽しかったです。始終上機嫌な小父さんがソコに居ました。
12時前に新幹線で東京駅に到着し、駅構内の某所でランチ&ワイン。ここでの昼酒で一日がスタート。
その後ホテルにチェックインしてから、早々に武道館へ。なぜなら、久方ぶりに再会するM青年と、今回初対面のSお嬢さんと待ち合わせをしていたので。
「武道館の時計塔の下で缶ビールを呑んでいる怪しいオジサンが俺です」
と彼らに告げ、先ずは1本目の一番搾りを空けた。春の陽射しが暖かくて心地良い昼酒日和である。
Mさんが到着した時には既に1本目が終了し、2本目をMさんからご馳走になる小父さん。リハーサルの様子が筒抜けで聴こえてくるというロケーションの中、再会に乾杯して歓談。Mさんは3日目のチケットが偶然手に入って、それが神席で素晴らしかったとの事。最終日はチケットが入手できなくて観覧できないけど、新潟からやってきた私にわざわざ会いに来てくれたのだ。ありがとう、ビールまで頂いちゃってw
その後、Sさんが合流。「せっかくなので氷結を飲まんとね」と、さらにアルコール投入。すっかり小父さんは出来上がった。
『俺とSさんのお父さんは2歳しか違わんのか?』とか『音源蒐集費用はそのまま子供のおむつ代に流れたね』とかどうでも良い(笑)会話を楽しみつつ開場待ち。
そして開場。ここで帰宅するMさんと階の違うSさんとお別れして会場へ。
今回の座席は1階の2列目。初めて武道館でPerfumeを見たときは「わー、遠いわぁ」と感じたものだが、一度ドームを経験しているので武道館でも「おぉ、近いじゃん」って思う。
そして3本目の1番搾りを流し込み終わる頃に開演!
内容は、ネタバレもうイイですよね。
パフォーマンスはもう言う事なし。舞台装置や照明、レーザー、VJと演出面も素晴らしく、このパッケージでワールドツアーも出来るのではないかと思えるほどの完成度でした。
それと、何時ものライブでは大きいスクリーンで3人の様子を観ているのですが、今回は殆どスクリーンは観ないで舞台上の彼女達をそのまま観ていました。ま、ライブハウスから比べれば遠いですけど、「プロジェクション・マッピング」というものを理解しているアイドルが行うパフォーマンスですからね。完成された総合芸術を堪能するにはそれで正解だと思います。
それと、新曲の2曲は良かったですね。特に衣装が光るアレ。本当に衣装が光るんだもん。カッコ良過ぎでした。
あと、ライブで一番盛り上がったのは「的な」アレでしたね。
と言う事でコレくらいにしておきます。後はWOWOWで再確認。
とにかく始終ご機嫌で喜。MさんSさん、つきあってくれて有り難う。またどこかの現場で!
CD2枚、DVD1枚、ブックレットが「ファン・サーヴィス[sweet]風ケース(笑)」に収まる豪華仕様。
TOMATOのアートワークが堪能できる素晴らしいパッケージ。
Underworld - Always Loved A Film -
Underworld - Scribble (radio edit) -
Underworld - Diamond Jigsaw -
Barking [初回限定豪華BOX仕様] [2CD+DVD+36Pブックレット] (UWR00032-6) (-> AMAZON) |
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Track List |
私にとってUnderworldって、DVD「EVERYTHING, EVERYTHING」にも収録された99年のフジロックでのライブが「音楽体験上の一つのパラダイムシフト」でもあったので、やっぱ別格なんですよね。特にアルバム「Second Toughest In The Infants」と「Beaucoup Fish」が、というかダレン・エマーソンが居た頃の音が好き過ぎてもうどうにもってくらいに。
ところが、ダレン・エマーソン脱退後のUnderworldってなんだろう、「Two Months Off」という「Born Slippy」に匹敵する強烈なアンセムはあったものの、何かしっくりと来ない感じがあったのね。
それが、今回のアルバム「Barking」を聴いていたら、99年フジロックのホワイトステージで感じた高揚感が蘇って来たね、うん。
Dubfire、High Contrast、Paul van Dykや、おなじみのDarren Priceといったダンスミュージック・クリエーターとのコラボレーションにより生まれた今作は、「やっぱ、カールとリックのおっさん二人組じゃなくて、プロダクトとしてDJと組んだ方が良いんじゃね」と思わずにはいられないね。
特に”Scribble ”は、London Elektricityでおなじみのドラムン・レーベル『Hospital』の看板アーティスト「High Contrast」と組んだものだけど、High Contrastの構築したフォーマットでUnderworldの音が鳴っていて、さらにカールおじさんのボーカルが乗っているという、「アンダワのドラムンを珍しく感じない」程のハマリ具合だと思うね。そしてこのハンパないアンセム感はどうよ。
さらに、極めつけはジャーマン・トランスの伝説的DJ「Paul van Dyk」と組んだ”Diamond Jigsaw”のハピネスさ。完全なるギターポップだし、ぜんぜんトランスじゃねーしw。前作(OBLIVION with Bells)ではあまり感じられなかった「ポップさ」が際立って「ダンスミュージックってやっぱ楽しいな」って再認識させてくれる。
今回はほぼ全てにおいて他アーティストとのコラボレーションなので、完全なる「アンダワ印」ではないです。ま、ソコが賛否両論の的になりそうではありますが、私的には「聴きやすくて楽しいアルバム」ですね。
どうも、ご無沙汰してます。
あまりにも久しぶりなので、ブログの書き方を忘れてしまいそうです。
個人的に凄く慌しい日々を送っておりまして、唯一の空き時間には専ら今更ながらの「FINAL FANTASY XII INTERNATIONAL ZODIAC JOB SYSTEM」に勤しんでいる関係で、ブログの更新まで手が回りません!
(アホやw)
さて今日の話題は、コレも今更ながらのネタなんですが、YUMMYです。
DJ YUMMYは私が草葉の影から密かに応援している女性DJ。
彼女の名前は、私が愛してやまないHIDEO KOBAYASHIの「Rockstar」が、彼女のかつてのホームグラウンド「House Nation」の名前を冠した初MIX-CDに収録された事で知ったのですが、割と初心者向けで解かり易いキラキラでアッパーなハウスの代名詞みたいなHouse Nation ブランドと極めてセンチメンタルでシブい「Rockstar」が全然結びつかなくってね。逆にその事が彼女に興味を持つきっかけになり、このインタビューを読んでファンになったのですね。
http://allabout.co.jp/interest/nightpleasure/closeup/CU20080826A/
この人、根っからのレイヴァーでパーティピープルなんですね。だって自分でパーティがやりたくて16歳でDJを始めて、「バーニングマンが人生のパラダイムシフト」ってんだからなー。万人受けする「セレブDJ」の座に留まっている人じゃないんですよコノ人。
You Make A Magic feat.Ami Suzuki - YUMMY
Caprice (The signal Remix) feat.Tomomi Ukumori - YUMMY
Paper Girl (guchon remix) - YUMMY
D.I.S.K. (->@TOWER.JP) |
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Track List |
基本的にアッパーなパーティチューン満載な感じですが、「キラキラ感で食傷気味」にはならずにバラエティーに富んだイイ感じのツボの押さえ方が好印象です。知っている人には懐かしいSystem-Fの「Cry」をカヴァーしていたりと、彼女のお里が知れる選曲も良いです。
さらに、フィーチャリングアーティストの人脈の広さも面白くて、Tomomi Ukumoriを筆頭にRyohei、LISAさらに鈴木亜美と適材適所的に押さえてあるし。極めつけはguchonですね。avexからマルチネって、その振り幅の広さがパーティピープルたる所以だと思う。私が彼女に惹かれる理由って、正にソコ。
まあ、中には俺的に「?」な楽曲もあるにはあるんだけど、トモミさん参加の「Caprice」がテックハウスに往年のユーロトランスなフレーバーを加えた感じで良いです。あと、「You Make A Magic feat.Ami Suzuki」もネタの幅を広げたいガールズポップDJの皆さんにお薦めしたい。
ん? アドランス・テクノロジーって何スか?
The Chemical Brothers - Escape Velocity -
The Chemical Brothers - Dissolve -
The Chemical Brothers - Swoon (Official Video) -
「時空の彼方へ(Further)」リミテッド・エディション [CD+DVD]<初回生産限定盤>(->@TOWER.JP) |
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Track List |
まー、口の悪い評論家なら「3年ぶりのアルバムなのに代わり映えしねえな」とか言うかもしれない。今までの音源の焼き直しなんじゃないのか?とか。(*1)
いやいや違うだろ。ケミカルの良さって、この「偉大なるマンネリズム」じゃないのか。新しい音楽の手法だとかフォーマットだとかそんなの関係無い。何故なら彼等自身が『この世界』のオリジネーターだから。
「Dissolve」が特に良いね。「The Private Psychedelic Reel」を髣髴させる壮大かつ荘厳な音世界。
これは『野外フェス級の巨大なPAから繰り出される空気が震えて振動が地面を伝わるほどの音圧』で聴きたくなる。それがケミカルよね。
でも、アドランス・テクノロジーが解からん。
注釈:
(*1) タワレコの商品説明を見ると『「Electronic Battle Weapon」シリーズの音源を見事に突然変異させて完成させた今作』とあるので、まあ確かにそうなんだが。
ネタとしては大分古くなってしまいましたが、Hideo Kobayashiのセカンドアルバム「a Drama」でも。
New Album "a Drama" 2010.4.25 Release!!
Beautiful Moment feat. Christa (Fog City Radio Edit)
Fearless feat. Lisa Shaw
MADE IN JAPAN
「a Drama」 : Hideo Kobayashi (->@TOWER.JP) |
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Track List |
「ZERO」リリース時のエントリでも書きましたが、本当にこの人は美しい音を聴かせてくれます。
新緑から初夏へと向かうこれからの季節に良く合う音源だと思います。
中盤はLisa Shawをボーカルに迎えた「Fearless」、そしてHideo Kobayashiとのコラボレーションワークでは数々の名曲を生み出したTomomi Ukumoriとの共演「Turquoise Blue」が特に素晴らしいです。月明かりを浴びて浮かぶたおやかな花々。
それと、Rasmus Faberを迎えた「Teardrops」も良いですね。Rasmus Faberは「乙女ハウス」の冠をつけられてアレなんですが、この曲はミニマルなトラックの上にアンビエントなピアノの音色が乗る渋めの音で好印象。
終盤の「Made in Japan」は正に世界に誇れる日本のハウス。このアルバムのリードトラックと言っても過言ではないでしょう。そしてTomomi Ukumoriが日本語歌詞で優しく歌うアーバンソウルな「Uncountable」も秀逸。
四季の移ろいの中で肌を通して感じられる空気、風が運ぶ土や水の匂い。自身のバックボーンに誇りを持つ事の大切さ。それが「Made in Japan」の所以なのではないのかと。
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困った事にPerfume成分が多目です。彼女達の親御さんとは間違いなく同世代です。ちなみにP.T.A.会員です。
ホントに御免なさい。
御用命は「lstd_rd の yahoo.co.jp」まで。