氷結のCMを見て、「あれ? 本人は出してもらえないの?」と、嫁に強烈なツッコミをかまされたPerfumeさんですが、満を持しての新作リリースです。
気になるのは初回限定盤の値段。1500円と何時もより高めの設定。おそらくシングルは両A面で、DVDは2曲+特典映像入りと予測。多分、いや間違いなく全然違うだろうけどw
早速予約しやした。
Perfumeのバレンタインシーズン恒例キャンペーン「Fan Service」の2011年の内容が明らかになった。
以下略
http://natalie.mu/music/news/43838
以上。
Perfume「Fan Service 201x」
『チョコレイト・ディスコ 201x EP』12インチアナログ盤
A1:チョコレイト・ディスコ 201x - Original mix
A2:チョコレイト・ディスコ 201x - Yasutaka Nakata mix
B1:チョコレイト・ディスコ 201x - Eric Prydz Remix
(P.T.A. 限定 1000枚プレス 予約はお早めに!)
みたいなファンサーヴィスは、この先永遠に無い!
もはやダンスミュージックを旗印にする必要も全く無い!
もう、とにかく有り得ない!
憤懣遣る方無いw
先日のエントリに追記しようかと思ったけど、別エントリで書いておこう。
初聴きの印象は先日も書いたけど、「『ねぇ』のこの上ない爽快感は山下達郎のRide on Timeだな」と思ったらもうRide on Timeにしか聞えなくなったり、「『FAKE IT』はまんまムード歌謡じゃねえか」と思ったら妙にロス・プリモスとか聴きたくなったりと困ったものです。今回のシングルは、リード曲の「ねぇ」とカップリングの「FAKE IT」の対比が非常に面白いな。言うなればこの対比は「昼と夜」「ドライとウェット」「爽やかさとエロ」。
ん? エロなのか?
Perfumeの楽曲に夜のシーンを想像させるものは23:30とかあったけど、トラックの印象からしてあからさまな「エロさ」を感じたのはこの『FAKE IT』が初めてのような気がする。
世の男達に警告を発するようなイントロの強烈なシンセ音と下半身を直撃するスラップベース。まあ、本体のトラック自体はそんなに奇抜な事はやっていなくて、落ち着いた印象さえ感じられるエレクトロ・ハウスではあるんだけど、BPM125の程良いビートに絡むシャッフルっぽく跳ねながらも引き摺るようなグルーヴが何ともエロい。
しかし、そこに3人のボーカルパートが載ると『エロいのに下世話な感じがしない』と言う奇跡のような空気感が生まれる。
この『エロいのに下世話な感じがしない』という感覚は、他には(俺的に)Kylie Minogueくらいしか思い出せないなあ。(つか、この辺適当だなあw)
やはりコレは、彼女達のスウィートでありながらもあまり体温を感じさせないような声質と、コンサバティブなスタイリングから来るエレガントな印象があるからなのだろうか。
それと、楽曲の構成で3:05過ぎの「タイミング見計らって~」でぐっとトーンを落とすようなアレンジが効いている。あれは今まさに戦闘態勢に入ろうとしている所で、これから目当ての男子を落としに掛かる直前の場面。その後の「勇気出して~」でブレイクしてスネアが鳴ってキックが入って来る所はピンヒールの踵が床を打つ音(それとも心臓の鼓動の高まり?)で、彼に近づくシーン。ストーリーに沿って場面を連想出来るような構成になっているよね。
なんか「FAKE IT」の印象を『バキバキ』って簡単に表現して終わらせてる人もいるけど、それだけでは勿体無い良曲だな。
つう事で、俺的2010年ベストが決まってしまいました的な。
大変申し訳ないんですが、私にとって「Dream Fighter / 願い」は黒歴史なんですよね。ホントにダメなの。さらにそれ以降2009年のリリース楽曲もどれも何か馴染めなくってね。ごめんね。
ところが2010年に入ってからのリリースが思いのほか2007年回帰な感じでさ。TSPSを初めて聴いた時に感じたワクワク感と言うか多幸感が戻って来て嬉しくってね。
「不自然なガール」「VOICE」そして今回の「ねぇ」。
思わず『お帰り』って言いそうになったくらい。『今年の3作品が2008~2009にリリースされていたらなあ』って思うよ。そうすれば今でも多くのダンスミュージックラバーがライブの現場に残っていたかもしれないし、お着替えタイムの盛り上がりも違ったかもしれないし、西脇さんが「ドームでレイヴをやりたい!」と言ったかも知れないから。んなこと無いかw
ねぇ
FAKE IT
ねぇ [CD+DVD]<初回限定盤> (->@TOWER.JP) |
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Track List |
ねぇ:
Aメロの『往年の山下達郎を彷彿させる様な(嘘)』この上ない爽やかさ。Bメロ(サビ?)の心躍るキャッチーさ。『こんなお出かけ曲って、これからのウィンターシーズンにどうなのよ (in Niigata)』って感じがしないでもないが、まあイイか。終盤の”ねぇ”のリフレインと、キックとベースだけが残るエンディングが好き。
と言うか、この曲に関しては、「どうよ」と言わんばかりの高速ステップなダンスが良いね。Perfumeってダンスパフォーマンスユニットなんだよなぁと改めて感心させられる。振りコピ派は完コピを目指して欲しい。
FAKE IT:
「ポリリズム」以来の驚き。ヤスタカは天才だと思った。
『あれ?エレクトロ飽きたって言ってなかったっけ?』的な相変わらずのエレクトロ・ハウスではあるが、良く聴いてみ。で「ズチャーチャ、ズチャ、ズチャ」ってビギンのリズムを脳内で被せてごらん。そう、コレは紛れも無くムード歌謡だから。『次世代型ムード歌謡』ね。
それと、ガッツリと腰に来るファンキーなグルーヴとオリエンタルなメロディーラインは外人受けしそうな気配。どなたかヨーロッパで流行らせて下さい的な。イビザの、朝方になると天井から泡が降り注ぐクラブでコレが大音量で鳴っている場面を妄想中。
つうか、Perfumeもこういうニュアンスの曲がやれるようになったんだね。ようやく楽曲が彼女達の実年齢に追いついた感じがする。
まあ、西脇さんがすんげえ綺麗になったので、PV見るたびに猛烈にドキドキする毎日。
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困った事にPerfume成分が多目です。彼女達の親御さんとは間違いなく同世代です。ちなみにP.T.A.会員です。
ホントに御免なさい。
御用命は「lstd_rd の yahoo.co.jp」まで。