DTM/DAWソフトを使って打ち込みでハウスを作ろうと思っていて、その時にボーカルパートをどうしようかなと考えていた。以前イベントでいっしょにやっていたボーカリストの子に頼むかな、スタジオ代さえ用意できればなんとかなるか。え? 趣味のモノにそこまでする必要あるか? そうだよね。だったら、どうせ、トラックはDTM/DAWで作るんだから、PC上でDTM/DAWソフトと同期を取りながら歌ってくれるソフトウェアって無いのか? と考えていた。
そんなところに「初音ミク」がヒットした。
で、実際に初音ミクのアイマスMADを見たり、ソフトウェアのパッケージを見たりしたのだが、、、。
「うーん。違うなあ。」
スイマセン。思いっきり勘違いしていた。「初音ミク」はVOCALOIDシリーズの新ラインナップで「魅力的な声のキャラクターを持つ"声優さん"をフィーチャーした、表現力豊かな日本人バーチャル・ボーカリストのシリーズです。」(メーカー表記)なんだね。「バーチャル・アイドル歌手を自宅でプロデュース。」って謳ってるし。用途が違うんだな。
私のニーズに応えてくれそうなのは、初代VOCALOIDの方でした。
初音ミクの商品紹介ページを見ながら考えたんだが、結局「初音ミク」は「藤田 咲」の声を借りている訳ですよね。初音ミクのキャラクターとしての初期設定は有るんだろうけど、やっぱ完成した楽曲のみを聴いていると「藤田 咲」なんだろうなと。
そこでだ、PCのスペックが今より高くなって、事前に与えられるパラメータの数も増えたら面白い事が出来るかもね。
基本音声は生身の声優さんからサンプリングした声を使うとして、例えば、
1.基本的な顔の形(骨格で声の特徴が決まるとか)
2.体格(声の厚みに影響してくるとか)
3.年齢(年齢による声の違いを再現するとか)
4.発声の癖(た行が舌足らずになるとか)
5.歌手としての成熟度(高音部のピッチが安定しないとか)
6.声の性質(きゃぴきゃぴしているとか)
そう言ったボーカリストのキャラクターを決めるためのパラメータを最初に設定すると「あなただけのボーカリストが誕生」なんてのは面白いかもね。経験値に応じてキャラクターの「歌手としての成熟度」が変化するとか、ゲーム的な要素を入れてみるのも良いかも。
でも、これって「藤田 咲」が好きで初音ミクを使う人には大きなお世話だね。
Reset - VOCALOID2 Hatsune Miku 初音ミク
確かにコレは可愛いと思う、うん。こんなタイプの曲には凄くハマルのは良くわかる。
(何気にエレクトロなPop Dance)
でも、ディープ・ハウスを歌わせるには無理があるよね。
まあ、結局アタシの場合は「Tomomi Ukumori」か「Arvin Homa Aya」なVOCALOIDが欲しいだけなんですけどね。
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とりあえずitmediaの紹介記事
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0709/12/news035.html
VOCALOID2
http://www.crypton.co.jp/mp/pages/prod/vocaloid/
たぶんアタシのニーズに応えてくれそうなのはこちらの方
http://www.crypton.co.jp/mp/do/prod?id=24930
でも歌い方がなんか微妙。VOCALOID2にこの人のライブラリが載ればいいのに。
追記:
初音ミクと聞いて渡瀬ミクを連想した40代のオヤジはアタシだけではないはず。ああ、そこの人。検索しなくてもいいですから。
音源の購入はだいたいネット経由だ。私の場合、新潟市内のHMVやVirgin MEGA STOREまで出かけないと欲しい音源が見つからないケースが多いので、確実に手に入れたい時はネット通販を利用する。(ちなみに良く行くTSUTAYAではPerfumeは取り扱っていない。レンタルはおろか売ってもいない)
アナログの場合も新潟市内に何軒かレコ屋はあるのだが、ネットの方が試聴も容易なのでもっぱらシスコのサイトを利用している。
ところで、「くちばしの大きい鳥の宅配屋」ともめて(*1)以来、AMAZONで購入するのは止めた(*2)。そのため、ネットで購入する場合は「配送業者」を確認してからAMAZON以外で購入している。飛脚、黒猫、カンガルー。鳥以外なら何でもいいや。
先日、CDをタワーレコードのサイトで購入した。
タワーレコードを選んだ理由は2つ。
1.配送業者が「飛脚」
「飛脚」はシスコの宅配で好印象だったので、ここなら間違いないだろうという理由。
2.樫野さんの一押し
詳細はココ(http://blog.amuse.co.jp/perfume/p/item/5452)
購入したのはKaleidoの「New Sessions」です。
日本のマーケットを意識しているのか、日本のクラブミュージックシーンが海外で注目を浴びているのか良く判らないけど、注目のサウンドクリエイターが勢揃いした内容。あ、別にレビューをしようという訳ではないが、ジャケットのセンスにはついて行けない。
さて、購入時に先着限定特典は「※特典数満了につき終了させて頂きました。」の注意書きがあった。中田ヤスタカRemixのエクストラバージョンが限定で付いてくる事は分かっていたのだが、特に拘りもなかったので「まあ別に良いけど」で、そのまま購入した。他にもウチの嫁用にDAISHI DANCEを一枚。(オルタナ好きが、何故か最近はDAISHI DANCEにはまっているようだ。)
タワーレコードは発送も早かったね。8/26の深夜に発注したのだが、翌日8/27には発送されている。で、8/28には到着している。基本だよ基本!
で、荷物を開けて驚いたのが「特典数満了につき終了」していたはずの「Meu Sonho(yasutaka nakata - capsule extended mix)」のCD-Rと黄色いヨーヨーが入っていた事。おまけが目的ではないのだが、予想外の出来事に、素直に喜んだ。
これからは、CDの通販はタワレコにしる。
でも、ヨーヨー、どうしたら良いだろう。既に持て余している。
注釈:「鳥」へのネガティブな思いが語られているので、読みたい人だけ読んでください。
(*1)詳細に説明すると果てしない長文になるのでポイントだけ。
もう、とにかく「ガキの遣い以下」の対応なんですわ。他の宅配業者なら届く住所が「鳥」には届けられない。再配達も利用者ではなく自分たちの都合を優先させるやり方。すっかりこちらも切れてしまって、自分の身元を全て明かした上でカスタマーセンターに正式にクレームメールを入れたんですよ。「もうオタクとは取引したくないです」の一文を添えて。そしたら、そのクレームの対応も「ガキの遣い以下」だった。
メールを入れた翌日に自宅に電話があった。対応が早いのは良いだろう。しかし問題はその内容。たまたま私が不在でウチの嫁が応対したのだが「クレームを入れた本人ではない」事を判っていながら、「よろしくお伝えください」で逃げてしまった。再度電話を掛け直すとかメールや手紙で謝罪文なり釈明文を送る事さえしない。つまり「クレームを入れた本人に伝えなければならない」という応対の基本を無視しているのだ。
さらに極めつけ。嫁曰く
「『担当の配達員をきつく叱っておきましたから』って言ってたけど、これってどういう事?」
そう、現場に全責任を押し付けているのだ。これは会社組織としてどうなんだ?
もし今、「鳥」の会社関係者の方がこの注釈をご覧になられていたとしたら、私のような感情を抱いてしまった利用者が実際に居るという事を認識していただきたいと思います。別にネガティブキャンペーンを張るような事はしません。気持ちを吐露するのはこのエントリーだけにしておきます。そのかわり、もう「鳥」とは今後一切関りたくないので、使わない事に決めました。
(*2)AMAZONのアフィリエイトプログラムに参加していないのも、商品の宅配で私と同じような「嫌な思い」をする人をこれ以上増やしたくないからです。AMAZONが嫌いという訳では有りません。
「24 HOUR PARTY PEOPLE」 のエントリーで、New Orderの「Bizarre Love Triangle」をYouTubeで発見して貼り付けたんだけど、YouTubeって本当はどんな目的で立ち上げられたんだっけ?
合法も違法も合わせて、上げられた動画の数々は、もはや貴重な映像ライブラリとしての側面もあると思う。
YouTubeで検索して80年代の懐かしいビデオクリップを発見すると、なんだか嬉しい。
ピーター・バラカンの趣味で選曲される(?)音楽番組「ポッパーズMTV」が大好きだった。毎週欠かさずビデオに録画していたんだけど、テープは全てベータなんだよね。でも、デッキが壊れてしまって私の貴重な80年代ビデオクリップライブラリは、もう見ることが出来ません。
しかし、有るもんだな。
「ポッパーズMTV」で出会って、今でも心に残っているビデオクリップを2枚貼っておく。
Dream Academyの「Life In A Northern Town」 とGrace Jonesの「Slave To The Rhythm」。
どちらも80年代の名曲として後世に伝えるべき楽曲だと思う。なので、 YouTubeに上げられているこのビデオクリップが、著作権保有者の許可を得ているのかどうかはとりあえず置いといて、記録としてアーカイブしなければならない映像である事は間違いない。
Dream Academy - Life In A Northern Town
Grace Jones - Slave To The Rhythm
いわゆる「クラブ系」な音楽との出会いについて、メモを残しておこう。
99年の夏、俺は嫁と苗場に居た。初めてFuji Rock Festivalが苗場に来た年だ。
その当時、俺は完全なロックオヤジで、その時の目当ては「Hi-STANDARD」と「RAGE AGAINST THE MACHINE」だった。嫁の方はと言えばUKエレクトロからオルタナ系まで何でも聴くリスナーで「UNDERWORLD」と「CHEMICAL BROTHERS」と時間が有れば「KEN ISHI」と言った感じでスケジュールを組んでいた。
先ず、1日目の目当てであった「Hi-STANDARD」でひとしきり盛り上がったあと、夕食後にどのアーティストを観るか相談。ここで問題が生じた。それは「RAGE AGAINST THE MACHINE」と「UNDERWORLD」の時間がかぶっていた事だ。当然俺としては「RAGE AGAINST THE MACHINE」を観たかったのだが、嫁の説得に折れて「グリーンステージでレイジを1曲だけ楽しんで、その後ホワイトステージのUNDERWORLDへ直行する」事になった。結果として、その行動がその後の俺の音楽の嗜好を決定付ける事になる。
グリーンステージでの「RAGE AGAINST THE MACHINE」は登場する前から会場は異様な雰囲気で、恐ろしいほどの緊張感に包まれた中で1曲目がスタートした。ガーンと音が出た瞬間、身体が震えた。まあ、それはいいや。今回は別の話だ。
さて、約束どおり1曲終わった後で、ホワイトステージまでの道程を急いだ。後で判った事だがこの行動は正解だった。俺らが会場に入った後で入場規制がかかったからだ。
よし「UNDERWORLD」だ。事前に嫁のCDを借りて音は確認していたが、当時の俺はUNDERWORLDについて、「トレインスポッティングに楽曲を提供していた」くらいの知識しか持っていなかった。なので自分自身楽しめるか不安だった。
ところが、ステージが始まり、シンセ音とエレクトロビートで会場が埋め尽くされると、次第に俺の意識に変化が芽生え始めた。初めて体験するビートの嵐と心地良い高揚感。気が付くとその場で飛び跳ねていた。すっかりノックアウトされてしまった。本当に貴重な体験だった。その時俺らが目にしたステージはDVDでリリースされているので、今でも観る度にその時の感動がよみがえる。(ただ、一つだけ残念なのは「ダレン・エマーソンが居たUNDERWORLD」を観たのがそのステージで最後だったと言う事だろう。)
それ以来「エレクトロ」は俺にとって大切なアイテムの一つとなった。
そして、その年の冬、俺はあるアートイベントに参加していた。自作のデジタル・フォトグラフの展示を2次元平面の他に、VJソフトウェアを使ったモーショングラフィック映像としてプロジェクタで投影して行っていた。当然、BGMはUNDERWORLD と CHEMICAL BROTHERS だ。その光景を見ていたイベントオーガナイザーに声をかけられた。
「私のオーガナイズしているクラブイベントでVJとして参加してもらえませんか?」
「面白そうですね。やってみようかな。」
きっかけは何でもない。ちょっとした興味からだ。2000年2月からVJとしてクラブイベントにレギュラー参加することになった。その当時、新潟でVJをやっているチームは幾つかあったが、まだまだ目新しい存在だった。特に俺は一人で一晩中やっていたので結構大変だった。だが、参加していたイベントは3人のタイプの違うDJがハウス、テクノ、R&Bからロックまで何でも回して、バニーガールやドラッグクイーンが居たり、ライブパフォーマンスがあったり、アートな空間演出があったりと一風変わったイベントで面白かった。なにより、一回り以上歳の離れた世代との夜遊びは楽しかった。
そんな中で、特に「ハウスとテクノ」は俺に着実に入り込んできて、身体の一部分を支配し始めた。完全に嗜好の一部となった。
そのイベントは2年ほど続いた後にクローズしたが、その期間に知り合ったDJやVJとの間で出来たコネクションで様々なイベントに参加させてもらった。
特に記憶に残るのは、とあるイベントで松浦俊夫氏(当時UNITED FUTURE ORGANIZATION)のDJに合わせて映像を回した事。その夜の彼のDJスタイルはまさにワールドトリップでブラジリアンテイストのラテンナンバーからニューヨーク・ハウス、ヨーロピアンなラウンジサウンドかと思えば、ドラムンベースに移行したり、アフリカンなトライバルサウンドが割り込んだりと、合わせる映像に困るほどにバラエティ豊かで全く飽きさせない。プロフェッショナルな仕事ぶりに感動しきりだった。
そして最後の最後で「Remixまで終了していたのに諸般の事情でリリースできなかったゲームソフト「スペースチャンネル5」のテーマ”Mexican Flyer 松浦 Remix”を掛けます」と自らアナウンスして回してくれたのだが、実は「スペースチャンネル5」の著作権ギリギリなVJ映像ネタをたまたま持っていて、自分でも最高に興奮するコラボレーションが出来た事が一番の思い出。
あれからもう何年も経って、今はクラブから足が遠のいているが、一つのきっかけでまた変わり始めている。
今年、VJをやっていた頃から興味のあったDJを始めた。家を持つことになったのだが、せっかくなので知り合いの建築家に依頼して「DJブースのある家」を建てたのだ。
ローン返済はキツイが、今はシスコレコードのサイトで在庫をチェックする毎日が楽しい。
って、誰に聴かせる訳でもないんだけどね。
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困った事にPerfume成分が多目です。彼女達の親御さんとは間違いなく同世代です。ちなみにP.T.A.会員です。
ホントに御免なさい。
御用命は「lstd_rd の yahoo.co.jp」まで。