最近、テックハウスってかミニマルハウスってか、この辺の音にハマってます。
以前は比較的、「聞流して素通りしていた」ジャンルなのですが、FOOGとの出会いをきっかけにして興味が出てきました。
FOOG
東京都江東区ゼロメートル地帯出身の"謎"の音楽家/DJ FOOG。シカゴ・ハウス、黒テクノ、スピリチュアル・ジャズ、ジャーマン・プログレッシヴ・ロック等、"ブラック”なルーツミュージックへの飽くなき探求精神を、革新的なダンスミュージック体験へと昇華させる、驚異の音楽家/DJ。
なんて言ってますが、FOOGとは福富幸宏の別名義によるプロジェクトですね。
福富幸宏ってあまり聴き込んでいないので詳しい事解りませんが、アタシの一方的な解釈では「元祖オシャレハウスな人」なんですよね。ハウスをベースにジャズやラテンをクロスオーバーさせた人。
例えば、これとか、これとか、これなんかもね。オシャレっすよね。ハイセンスでアダルト・オリエンテッドな感じさえする。
そんな人が、なんでこんなダークなマシンミュージックをやっているんだろう。まあいいか。
FOOG名義の2枚のアルバム「ONE」「Dots And Spaces」は衝動買いでした。変化の無いミニマルな音の連なりが、聴き進むうちに心地良く感じてきます。それと福富幸宏の「音」に対する美意識。粒立ちの良い「美しい音」達が絶妙なバランスで配置されているんです。絵画的な美しささえ感じられて、あらためて「音楽」という芸術の素晴しさを体感できましたね。
さて、本作はそんなFOOGのMIX-CD。本人名義のトラックではなく、FOOGこと福富幸宏の審美眼が選び出した美しくもダークでディープな音のセカイ。
最初は深くて暗い海底からじわじわと上がってきて、最後は水面に差し込むキラキラする光を水中から見上げる感じ。そう、決して水面からは出ないのね。そこが良いの。
Foog For Thought : FOOG (->CISCO RECORDS) |
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01 Klovn/McKlaren(Minilogue Remix) |
なんか、このMIX-CDの選曲って、ラストの「Les Violons Ivres」の美しさを際立たせるための演出に思えてきた。
Agoria - Les Violons Ivres
(BGM 「Les Violons Ivres (Super Remix)」 : Agoria)
追記:
equip:http://www.myspace.com/equipinfo
福富氏も「驚異の新人」とか言って覆面プロジェクトやるのも大概にした方がよろしいかとw
もう十分なキャリアを積んでいるのだから、そこまでやんなくても良いじゃないですか。こんなクオリティの高い新人が居たら、若い連中が出辛くなる。ってもバレバレか。
「若い子はもっと頑張れ」っていうスタンスで伊達公子と一緒なのか?
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困った事にPerfume成分が多目です。彼女達の親御さんとは間違いなく同世代です。ちなみにP.T.A.会員です。
ホントに御免なさい。
御用命は「lstd_rd の yahoo.co.jp」まで。