今日のエントリはMinilogueの「Animals」です。
タワレコからCDが届くのが、どんなに待ち遠しかったか、、、。大袈裟(笑)
でも発注から納品まで1ヶ月待たされるのはなあ。
http://www.minilogue.com/animals.htm
昨年リリースされたUnderworldの「Oblivion With Bells」を聴いた時に、「ああ、今ってダークでミニマルな時代なのか」って思った。
アタシ的には、2000年以降、重厚感至上主義的なサイケデリック・トランスとか飛翔感至上主義的なプログレッシブハウスや疾走感至上主義的なトライバルハウスとか、さらには精神弛緩主義的ディープハウスばかりを聴いていたので、ディープミニマルやミニマルハウスな流れは正直言ってつまらんと思っていたのさ。なんでみんなそっちの方向へ向いちゃうんだろうって。そんなにループ音でべっとりしたいか? もはや多幸感すら感じたくないというのは解る。それについては賛成だ。だが、ちょっとは高揚感とか欲しくないか?
まあ、そんな風に思っていたのだが、今年になってFOOGと出逢った事により嗜好に変化が生じて来た。
基本的にディープでダークなモノって大好きなんだな。アッパーかダウナーかって問われれば、明らかにダウナーな人だし。だから、根暗な音には絶対的に共鳴するのね。聴いていると音の世界に引きずり込まれる。
で、Minilogueである。
プチプチ、ピコピコって跳ねているけど明るい感じが全くしない。なんかジトっとして暗いのよ。
なんだろうな、浮遊しているんだけど、目に見えないコアな存在に強烈な勢いで今にも飲み込まれそうな。
あ、ブラックホールのギリギリ縁の部分に浮いているって言うかそんな感じ。判り難いね。
「Animals」 : Minilogue (->@TOWER.JP) |
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DISC [1] |
disc1がディープでミニマルなテックハウス。ジャケットのアートワークに登場する不思議な動物達の悪巧みと言う感じかな。
disc2は一転してアンビエントなトラック。きっと動物達の夢の中に居るのだろう。
Minilogueはアートワークの部分も面白いね。特に今回のKristofer Stromによる粘土細工の不思議な生き物達。ユーモラスな造形といい表情といい、とても可愛らしい。
Clay animals by Kristofer Strom (Photo by Johan Sundell)
さらに、ホワイトボードをベースにしたアナログな手書きアニメーションのセンスも秀逸。
Hitchhiker's Choice
こうなると、クレイアニメによるPVも期待したくなるね。
(BGM 「Hitchhiker's Choice」 : Minilogue)
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困った事にPerfume成分が多目です。彼女達の親御さんとは間違いなく同世代です。ちなみにP.T.A.会員です。
ホントに御免なさい。
御用命は「lstd_rd の yahoo.co.jp」まで。