Perfume、プラチナアルバムに認定
http://news.livedoor.com/article/detail/3639216/
社団法人 日本レコード協会|各種統計
http://www.riaj.or.jp/data/others/gold/200804.html
先月16日に発表したニューアルバム「GAME」が、4月28日付のオリコン・ランキングで初登場1位を記録したPerfume。その後も3週連続で同ランキング3位を記録している同作は今月12日、日本レコード協会によりプラチナアルバム(売上枚数25万枚)に認定された。
まあ、何と言う事でしょう!素晴しい。
ダブルプラチナは難しそうだが、30万枚は難なくクリアしそうですね。(って超えてるかも)
ポリリズムの初回限定盤が「5万枚」と聞いたときに、誰もが「捌けるのか?」と疑ったあの日が遠く感じられます。
西脇さん、玄関に飾る記念の盾がまた一つ増えましたね。
ココのところの各メディアへの攻勢が凄くて全く追いきれていません。雑誌もQuick JapanとBRIDGEを買ったのみです。
ただ、音楽系、サブカル系も一通り出尽くした様なので、今度は日経ビジネスで待っています。
例えば、「特集:エンターテイメント・ビジネスの未来 ~Perfumeを検証する~」みたいなね。
Perfumeが何故ブレイクしたのか、マネージメントや製作サイドへのインタビューを中心に構成された特集記事を読みたいですね。編集長インタビューで、アミューズの大里会長に話を聞いたりとかね。
(BGM 「ポリリズム」 : Perfume)
新潟LOTSでPerfumeのライブを観てきました。
新潟でこの時期にこんなに寒い日ってあったっけ?と思うくらいの肌寒い日和でしたが、会場内はとても暑かったです。
セットリストは「まとめwiki」さんをどうぞ。
Perfumeライブレポートまとめwiki - 2008年5月10日新潟レポ
http://www39.atwiki.jp/perfume_wiki/pages/271.html
では、感想などを。
「新潟LOTS」は初めてです。新潟の大きなライブハウスといえば1,200人規模の「新潟PHASE」っていう良い箱があったんですが昨年末に営業を終えてしまいました。それ以来、新潟で開催されるスタンディングのライブと言えば「新潟LOTS」がメインになっているようです。
フロアとステージの距離が思いのほか近くて良いですね。
アタシはお年寄りなので、圧縮されると多分そのまま帰らぬ人になってしまう危険があるので、最前ブロックには近付かないようにしています。なので、必然的に後方から観客の後姿越しにPerfumeの3人のお姿を拝謁する事になるのですが、それでもホントに近くに感じられて良かったですね。
ま、上半身しか見えんのだけども。
以下ネタばれですけど。って特にこの部分タタミません。スルーしてね。
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問題曲はどれも良かったです。
アルバム発売時に「GAMEやTake me Take meはPerfumeらしく無くて嫌」って声をさんざん聞いてきました。そもそも「”Perfumeらしさ”ってなんだよ」と思いつつ、肯定派のアタシとしては「テクノを標榜しているのだからフロアを意識して作ったって良いじゃん」などとくだらない反論を用意してみたりもしましたが、あのステージをみたらどうでも良くなりましたね。3人のライブパフォーマンスで完成されるんだって最初から判りきっていた事なのにね。ポリリズムフルバージョンのポリループダンスと同じだと思います。Perfumeの表現者としての幅を広げてくれる”テイスト”だと思いました。「GAME」で見せる攻撃的な力強さも、「Take me Take me」の繊細な身のこなしとセクシーな仕草も、全てPerfume。もうすぐ20歳になろうとしている女性だもの。3部作の頃とは比べ物にならない程、女性として成長しているのですからねえ。アタシは今のスタイルで正解だと思いました。ただ「Take me Take me」のダンスには、もはやアイドルユニットとしての「40過ぎたオッサンが直視できない萌え」は微塵も無く、むしろ「子供だと思っていた姪っ子が何時の間に、、、」的な恥ずかしさはありましたw
今回のツアーグッズのモチーフにもなっている「Butterfly」はインストによるインタールードな使い方だったのですが、フロアとの親和性を確認出来てよかったです。ダッダダンでドンツクな良い感じのトライバルハウスに聴こえました。例えば「ポリリズム」をDJ TASAKAが掛けたり、「Take me Take me」をTOBYが掛けても、もう誰も驚きませんよね。ただコレって使い方を誤るとネタにしか聴こえなくなるんでしょうが。今回インストにエディットされた「Butterfly」を聴いていて、もしもコレがFrancois KのMIX-CDに入っていたとしても驚かないなあと感じた途端、激しい妄想が頭をよぎってしまったので、ステージ上のモニタに映し出されたVJの映像に集中して、Perfumeの再登場を待ちました。
MC長いですか?
長いですね。時間的にギリ許容範囲かな。アタシは新幹線日帰り組が心配になって、21時終演だと猛ダッシュで帰らないと乗り遅れるんじゃないかって、余計なお世話だね(笑)。
まあ、ただ、観ているアタシもトークを楽しみにしているってのも事実なんでね。
怒涛のコールアンドレスポンスは、観客以上にあ~ちゃんが一番楽しんでいたのではないかと。良い表情していたね。
あと、ミニコントはちゃんとストーリーとして収束するのでしょうか? 心配です。記録用にムービーを回していると思うので、ツアー終了後に公式HPで編集して公開して欲しいですね。
新潟って恐かったんです!
「新潟って恐かったんです。初めての場所でのライブは不安で、、。」って、あ~ちゃんとかしゆかのコメント。
アタシも同感でした。盛り上がりに欠けて印象悪かったら二度と新潟は無いよなって。
コールアンドレスポンスで「新潟以外の人~」が「新潟の人~」を上回っていたでしょ。まあ、ノリで手を上げた新潟人も居たと思うけど、それにしても思いの他新潟県外からの来場者が多かったのではないかと。逆にそれで救われた感さえあります。
アタシの偏見ですが、新潟人って何かのきっかけが無いと爆発できないんですよね。多分、観客が新潟人だけだったら、3人が盛り上げようと必死になって疲労困憊でようやく漕ぎ着けたアンコール間近で、やっとエンジンが掛かるみたいな。昨晩の様にハナから飛ばして怒涛の押しでモニタースピーカーが動いてしまう事も無いし、3人に「みなさん落ち着いてくださいw」って言われんでしょうね。
なので、会場の熱い雰囲気に3人が満足してくれた事が嬉しかったし、のっちの「また、このメンバーで集まりたいです!」には初めての地で何かを成し遂げた安堵感が表れていました。ってか、県外者乙。
アタシはモッシュピットに居ると命が無いので、最後尾に居た(*1)のですが、「Perfume」では会場の殆ど全員が手を挙げてパッパッってやっていたのを観ていて壮観でした。「wonder2」のラ~ラ~もね。
いいライブでした。楽しかったです。
GAME <通常盤> (->@TOWER.JP) |
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<CD> |
(BGM 「Puppy Love」 : Perfume)
追記1:
会場の後方でお客さんを眺めていたら、新潟って綺麗な女の子多いなって再認識した。(新潟人であるっていう保障は何処にも無いがwww)
いや、でもね、一人なかなかの美少女が居て、アタシの隣でキラッキラの瞳を輝かせながらステージを見ている姿が気になって仕方なかったのだが、多分、この子だ。(写真の右側の子) 間違いない。
(ってかブログの「あわせて読みたい」が軒並みPerfume関連ってのもwww)
頑張れねぎっこ!
追記2:
気が付いたら超新参なアタシがディープな古参の方々と反省会の会場に居た。それも、新潟に居ながらにして見過ごしていた「しょっぺ」系の居酒屋で。よくこんな店探したねえ。
で、乾杯してPerfumeのライブの話題に行かずに「ねぎっこのライブ観た!!」で盛り上がる異様な男達にある種の愛を感じた。素晴しい。
何はともあれ、みなさんお疲れ様でした。
追記3:
リニアモーターガールが聴きたかったのでのっちを応援した。
注釈:
(*1) 最初は余裕で人込の中に居たのだが、目前にでかい兄ちゃんがいて、彼を避けようと1歩下がったり、「皆さん落ち着いてください! ゆっくりと一歩下がりましょう」で再度下がったり、さざなみ?でフ~なんてやっている時に気が付いたら逆圧縮だったり、終演時にはミキサーブースの真前に張り付いていた。
あれ?
ついに実現!Perfume初の武道館ライブが11月に開催 (ナタリー)
http://natalie.mu/news/show/id/6797
11月6日・7日に日本武道館にてワンマンライブを開催。
インテルのスクデットは今日決まらなかったけど、ここ日本ではなんや凄い事が決まったようです。
なんと武道館2days!
武道館は有るだろうとは思っていましたが、2daysとはビックリしました。
休みは取れるとは思うけど、チケットは取れるのだろうか?
今回は椅子席も期待できるから、お子様達もライブを観られると良いですよね。
[日時] 2008年11月6日(木)・7日(金)
[チケット一般発売日] 2008年9月6日(土)10:00~
[問い合わせ先] ホットスタッフプロモーション
03-5720-9999
P.T.A先行あり
http://www.amuse.co.jp/perfume/news/
(BGM 「GAME」 : Perfume)
『GAME』が発売1週目で15.4万枚を売上げ、4/28付週間アルバムランキングで自身初の1位を獲得した。
http://www.oricon.co.jp/news/rankmusic/53959/full/
いやあ、スゲーよ。売れたなー。15.4万枚!!
それにしても、いろんな人のブログでレビューを見るけど、何で「GAME」とか「Take me Take me」とか「Butterfly」の評価が低いんだ? フロアへ持っていけば大化けしそうなくらいの出来なのに。
リミックス出せよ徳間! リミク(ry
って、ダメダメだなオレ。何か大切な事を忘れている。
P.T.A会員の皆さんは会員ページのムービー「【速報!】その瞬間・・・ 2008.04.19」をご覧になったと思います。アタシも見ました。見ていてなんかホロっと来ました。P.T.A会員になろうか悩んでいる人は今すぐ入りなさい(笑)。あのムービーを見るだけの価値はある。
デイリー1位獲得時のドキュメンタリーなんだけど、それを見ていたらアタシのアフォみたいな妄想はどうでもよくなった。ってか、Perfume不在の虚しい空想に過ぎなかったなあと恥ずかしくなってしまった。何を考えてんだオレ。あの3人のダンスで最後のピースが埋まるのに。
このアルバムの完成を誰よりも待ち望んでいたのは彼女達だ。
努力が報われる瞬間というものは、実に素晴しく、そして美しいものだ。今日言いたいのはそれだけ。
先ずは祝杯。
(BGM 「シークレットシークレット」 : Perfume)
追記:
誰か知っていたら教えてください。
DTM/DAWを使用して、トラックの製作からボーカル入れ、ミキシング、マスタリングと、全ての作業をプロデューサー個人のデスクトップで完結した音源で構成されるアルバムがオリコンで1位を記録したことはかつてあったのでしょうか? このアルバムは多分そうだと思うのですが(全くの想像ですけど)
もしそうだとしたら、製作現場の観点からも快挙と呼べそうですね。時代が大きく動くきっかけになるかも知れません。
なんか、凄いなあ。改めて中田ヤスタカの才能を確認した感じ。
「capsuleみたいじゃん」という意見は有るだろう。アタシはそれを否定しないし、そうなって当然だと思うし、それでいいやって感じている。
この際、異母兄弟(姉妹か?)でも良いよ。だって、全くの同一人物が作詞作曲から編曲、トラックメイク、さらにマスタリングまでやっているんだからね。中田にとってcapsuleは研究室で、Perfumeは研究結果に基づいて実証実験を行う場所なのではないか? そう考えると、FLASH BACKの発展系がGAMEなのではないかと思えてくる。
アタシはcapsuleとの住み分けとか差別化には特に興味が無い。
「中田はPerfumeをどうしたいのか、Perfumeで何をやりたいのか」
そんな明確な意思が伝わって来ればそれで良い。ただ、「Perfume + 中田の楽曲 = 1」では納得しないね。Perfumeの個性と中田の才能がぶつかり合い化学反応を起こす「1 + 1 = 3」を楽しみにしている。
今回のアルバムを聴いて感じたことだが、「エッジが効いてる」とか「バッキバキ」とか「すげーカッケー」とかそんな先鋭的な音を前にして、Perfumeの3人の声がそれら全ての尖った音を中和してなんともいえない空気感を醸し出しているところがなんとも言えず気持ちいい。ってか痛快ですらある。これは紛れも無くPerfumeの魅力の一端。たぶん、でんぷんを糖に変えているんじゃないかな。で、リスナーは知らず知らずのうちにその糖を脳内でアルコールに変えているんだろう。きっとそうだ。
GAME [CD+DVD] <初回限定盤> (->@TOWER.JP) |
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<CD> < 初回限定盤DVD > |
01. ポリリズム
これは、もはやプログレッシブ・ハウスと言い切っても良いかも。ポリループ部分にこそ「何か変な曲で歌い踊る3人組」としてのアイデンティティが在ると思うので、テレビの歌番組でもやって欲しいのにな。
02. plastic smile
YMOの時代から受け継がれる日本の御家芸とも言える伝統芸能「テクノポップ」の流れを汲む作品。かわいい。
03. GAME
セカイ系はエレワーで終わった。でも、「彼女たちが10代のうちに、もう一度エレワーみたいなマイナーコードのエレクトロなロックを聴きたい。なんならcapsuleの"Starry Sky"のカバーでも良いぞ」って、monch71さんの所でコメントした記憶がある。
10代の狂気と衝動と不安、根拠の無い無敵感、そして無力感。そんなしょっぱくて、すっぱくて、甘いイメエジを凝縮した「戦闘モードに入るための歌」を10代の最後にやって欲しかったのね。この曲はそんなアタシの妄想に近かったのでかなり震えた。
ボーカルが前に迫り出していないところがアルバム収録曲っぽい。フロアを意識したのか? この曲をシングルカットしたら賛否両論の大騒動になるだろうが、間違いなくアイドルポップの歴史が変わると思う。
会長!御英断を。
04. Baby cruising Love
GAMEの後に聴くと戦闘モードに高まった気持ちが急に現実に引き戻されるんだが。この曲順で良かったのだろうか? まだ慣れないなあ。
でも改めて聴くと、トラックの完成度の高さに驚く。「中田は足し算しか出来ないと思っていたら引き算も出来るじゃん」な印象は変わらない。
05. チョコレイト・ディスコ
初めて聴いた時に「うわあー、スゲー。こんな曲がアイドルポップとして成り立っているなんて」と感じたな。でもこのアルバムに収録されると至って普通に聴こえてしまう。もはやこの曲で違和感を感じることもなくなったんだなあ。こんな楽曲が巷に溢れるようになると楽しい。
06. マカロニ
単品で聴くと良いカンジの曲なんだけど、アルバムのこの位置に入るとインタールードな曲になってしまうなあ。
ちなみに個人別PVはまだあ~ちゃんしか観ていない。
07. セラミックガール
思いっきりエッジの効いたトラックなんだけど、メロディーセンスと3人の歌声だけでこんなにもキュートなナンバーになるでしょ。キラッキラな音が散りばめてある訳でも無いのにめっさ可愛いし。アイドルポップとして秀逸。シングルカットすると売れると思う。
08. Take me Take me
アルバムだから出来るインタールードなナンバー。テックハウスなのか? 気持ちいいね。思わず持ちネタが増えて得した気分。
09. シークレットシークレット
キラーチューン。マイナーコードの「切ない系」エレクトロハウス。キラキラで目が眩むゴージャスなトラック。スウィートネスなウワモノとブリブリベースがPerfumeのサウンドカラーであることを決定付けたナンバーだと思う。是非この路線を推し進めて欲しい。
10. Butterfly
ハウス親父が大絶賛!!! 待ってたよ。以前のエントリで、アイドルポップの側からピークタイムアンセムとしてフロアで流せるような曲が出てきて欲しいって書いたけど、この曲を聴いた時に「コレだ!」と思った。背筋がゾクゾクっとして震えが止まらなかったよ。空間の広がりを感じさせるウワモノと3人のコーラスが効果的に重なって奥行きを感じさせ、トライバルなリズムトラックが疾走感を高めるプログレッシブハウス。さらにラテンフレイバー溢れるベースラインのおかげでディープハウス方面でも行けそう。名曲。是非、日本全国いや世界中のDJにお奨めしたい。ちなみに現在のもちネタで合わせられそうなものはこちら(*1)
ただね、DS用ゲームソフトとタイアップのおかげで「ゲームの曲」という先入観をもたれてしまう懸念もある。有り難いはずのタイアップが足かせになる可能性。このゲームのパッケージ画像に映る御姉ちゃんの爆乳っぷりにドン引きしたし。
11. Twinkle Snow Powdery Snow
良い曲なんだけどね。楽曲として大好きなんだけどね。 Butterflyのボディにボリューム感があるので、余計にこの曲が薄っぺらな感じに聞こえるんだよね。以前のエントリで「音がソリッド過ぎて中音域の下の方がそっくり欠落している」って印象は変わらず。ってか、リマスタリングして曲の質感を統一して欲しかったなあ。コレはこのアルバムの唯一残念な部分。
12. Puppy love
なかなかいいね、ツンデレーション。イントロを聴いた瞬間にコレを思い出した。思い出したら妄想が止まらなくなり、いっそのことBaseBallBearにトラックを演奏してもらってギターポップなPerfumeもアリかなって思った。次回作はそんなコラボレーションが有ったりすると楽しいかもね。
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アタシがPerfumeを聴いている理由は「愛してしまったから」だけど、そのきっかけは「何か変な曲で歌い踊る3人組」に出逢ったからだ。テクノ、ハウス、エレクトロなど「全くもって不健康極まりない環境が育んだ不良音楽」を可愛らしい3人組アイドルが歌って踊るんだよ。その違和感が面白かったし、自分が大好きな「コッチ側」の音楽をやっているアイドルの存在には強烈なカルチャーショックを受けたんだ。
このアルバムがデイリー1位に輝き、ウィークリーでも10位内は堅いと思われている状況。これは、最近テレビで話題をさらっている「暴走トーク」が受けているのか、苦節8年の苦労話が涙を誘うのか、それとも新しモノ好きが飛び付いているのか、はたまたアタシみたいな音楽ヲタが注目をしているのか。まあ、それら全てだろうが、先鋭的な音楽をやっているのに謙虚で天真爛漫で至って真面目な3人組を無視出来なくなって来たのだろうね。それは紛れも無く3人の持つ魅力だな。しかし、「大好きなスウィーツ」より「普段聴く音楽」の方が気になるアイドルがかつて居ただろうか
今、日本は面白い方向に向かおうとしている。だって、本来はアンダーグラウンドな存在だった先鋭的な不良音楽がチャートを席巻しているんだよ。ロックンロールが社会的に認められるようになった歴史と同じようなストーリーが、3人組アイドルを主人公にして繰り返されるのだろうか?
これが美山花さんの言う「4.16Perfumeの変革」なのか。
(BGM 「Butterfly」 : Perfume)
追記:
冒頭の「中田のPerfumeに対する明確な意思」が伝わって来たかと問われると、うーん。
単純に「Perfumeの今」を表現したかっただけかな。今回のアルバムのどの曲を聴いても「ハタチ前の女の子」って感じがするし。
音そのものがカッコ良いかと言われるとそれは別の話。純粋なテクノ・ハウス・エレクトロを見ればもっとクールでカッコいいトラックなんて山ほどあるし。しかし「アイドルポップとして成立しているか」で見てみると高い次元で絶妙なバランスを保っていると思うよ。
評判のよろしくないタイトル曲だけど、あれだけハードで可愛げの無いトラックなのに、Perfumeの歌声が全く前に迫り出していないのに、3人の声がなんとなく聴こえてくるだけでPerfumeとして成立しているじゃん。この曲で3人のそれぞれの歌声が認識できるかどうかは重要ではなくて、もはや符号化された「音声」であっても代替不可能なPerfumeとしての人格を持っているって事を中田は実証したいんだよ。アタシは拍手を贈りたい。
だって、アルバム全体を通したテーマって「ツンデレーション」なんだもんw
注釈:
(*1)トライバルな雰囲気を持ったプログレッシブ系を中心にいろいろとお試し中ですが、とりあえず今のところこんな感じかな。 参考までに。
Gjeloshaj 1862(Santiago Salazar Mix ) :Santiago Salazar & DJ 3000
Precious : Andrew Bennett & Rico Suarez
The Distance (Delta Rock Duo Rmx) : Rio Addicts
I Want your Love /Vocal Duke Rmx : Gutterstylz
Riliz The Pressure (Fauvrelle Rmx ) : Carlos Fauvrelle
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困った事にPerfume成分が多目です。彼女達の親御さんとは間違いなく同世代です。ちなみにP.T.A.会員です。
ホントに御免なさい。
御用命は「lstd_rd の yahoo.co.jp」まで。