70年代の終わりと同時にアイドルへの興味が失せたこの40代オヤジは、正直なところ現在の女性アイドル業界の事を良く知らない。だいたい歌番組自体も殆ど観ないしね。それでも「つんく」と「秋元 康」(*1)が業界のキーマンである事ぐらいは一般常識として解っていた。そして、最近女性アイドル業界にかつての勢いが見られない事も、何となく感じていた。(*2)
『アイドル』の意味を回復する3人
「Quick Japan74号」のPerfume特集記事のタイトル。
このタイトルにスゴイ勘違いをしてしまって、「いくら今Perfumeに勢いが有ると言え、女性アイドル業界の復興を彼女達に託すなよ。その前につんくと秋元 康に、日経ビジネスの『敗軍の将、兵を語る』(*3)みたいに反省記事書かせろや。」と思った。
でも、記事の内容が違った。そんな狭い世界の事を言っているんじゃなかった。「本当の意味でのアイドルが失われた今、かつてのアイドル像を取り戻せるのはひょっとしたら、、、。」という特集だった。
このブログを訪れた人で、まだ読んでいない方も居ると思うので、細かい所まで言及するのは止めておきます。ネタバレになるといけないのでね。
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私は特集記事をJazztronikの「in the House」を聴きながら読みました。いまこのエントリをThe Jamの「Compact Snap!」を聴きながら書いています。こうして自分の好きな曲を聴きながらPerfumeに接しても違和感を感じないのは何故でしょう? 今回の特集記事で、その理由が解ります。
つまり、Perfumeの魅力とはそう言う所だと思います。何でも有りなのだなと。結果が予測できない面白さと、型にはまらない事のカッコ良さと、彼女達自身の天真爛漫さ。素晴らしすぎるなあ。(*4)
今、万人に好感を持って受け入れられる、本来の意味での「アイドル」って誰ですかね。SMAP(*5)くらいしか思いつきませんが、ひょっとしたら、PerfumeはSMAPのような存在になれる可能性を秘めているのかもしれませんね。既にアイドル・ヲタやサブカル系以外のあらゆるジャンルからもファンを取り込みつつあるし、このままムーブメントが継続して行けば、本当に「『アイドル』の意味を回復する3人」になるかもしれません。(*6)
追記:
やっぱ、「平成のキャンディーズ」なんでしょうかね。
(表紙のあ~ちゃんの立ち位置。どうしてもダブらせて見てしまうだろ?そこの40代。)
注釈:全然言いたい事が纏まらないので注釈のやり直しをしてみた。(10/14 22:00)
(*1) 80年代以降の女性アイドルをおかしくしてしまった張本人は「秋元 康」なのか? 多分そうだろう。私にはおニャン子の良さが解らなかったなあ。
「つんく」に関しては、つんく本人よりも「シャ乱Q」が嫌いだった。昭和のムード歌謡な感じが生理的に受け付けられなかった。そのため、必然的にハロプロ系の音には全く興味が持てなかったな。でも、モー娘。に新潟県出身者が居る(た)事はチェックしているよ。中越地方は綺麗な女の子の産地なので。
(*2) 喫煙問題とか出来ちゃった婚とか色々出てくるよね。ガッチガチに管理している事から来る反動なんだろうか? 私のように、普段から女性アイドルをチェックしていない普通のオヤジには、ハロプロが問題を多く抱えていて元気が無いように見えてしまうなあ。
(*3) 30代後半以降のリーマンオヤジなら読んでいるでしょ?
(*4) 最近すごいなあと実感するのは、様々なマッシュアップネタがニコニコに上がっているけど、どれも彼女達の存在感が際立っていて、負けてない事。特にCherryboy Function とポリリズムのマッシュアップは心臓が止まりそうになった。「エフェクト掛かってて個性が消されている」はずのPerfumeのボーカルがこれほどまでに「個性を主張」しているのだから痛快ですらある。この組合せを発見した人もすごいね。
(*5) アイドルグループという意味で。私はキャラ的にTOKIOが好きですけど。 ピンだと誰だろう? オヤジ世代から観た「万人受けしそうな」ピンのアイドルは、可愛らしさと存在感で新垣結衣がダントツだと思われ。(ウチの娘だったらどうしようなどと妄想しているだろ? そこの40代。ありえねーから。)
(*6) 大げさすぎた?
結局、今年は何処にも行けなかった。
スカパーで夏フェス特集をやっていたので、観てみた。ってもう2週間も前の話? なので、強く印象に残っている事のみ、かいつまんで書き出した。フェス名は覚えていないんで省略。SUMMER SONIC 、RISING SUN 、ROCK IN JAPAN の何れかです。
1.クロマニヨンズ
ヒロトもマーシーも20年前と変わっていない。体脂肪率いくつだ?
2.ウルフルズ
トータスも10年前と変わっていない。CMではカッコ良いお父さんだが、ステージでは相変わらずアフォアフォーな兄ちゃんぶりを発揮。体脂肪率いくつだ?
3.マキシマムザホルモン
オーディエンスの殆どがヘッドバンギング。ステージから見ると壮観だろうな。
体脂肪率いくつだ!(ベースの人が惜しい!?)
4.木村カエラ
遠近法を無視する女。2メートルは離れていると思われる後のドラムの人より顔が小さいって?
「アリガトっ」
5.PUFFY
ベテラン。抜群の安定感。安心して観てられるわ。かわゆすぐる。
6.GO!GO!7188
かつてのキュートなガールズバンドの面影は無い。すっかりベテラン。ユウの姉御ロッカーっぷりに萌えた。
小股もシャープなカッコ良さ。
7.スーパーバタードッグ
って、凄く久しぶりに観た気がする。池ちゃん健在。
8.ZAZEN BOYS
やっぱ、俺は向井秀徳が堪らなく好きだという事を確認した。生まれ変われるなら向井秀徳になりたい。
おーし、音源揃えるぞ。
9.奥田民生
奥田民生も既にエフジューライダーなのね。仲間仲間! ってか最近の奥田民生を観ると自分を見ているかのようで嫌だ。ヒゲの白髪の混じり具合といい体型といい、困ったな。俺が奥田民生に似ているんじゃなくて、奥田民生が俺に似てきたんだって。何が言いたいかというと「奥田民生もオヤジ臭くなってきたな」って事です。
もう、好きなだけに余計言いたくなるのよ。
とりあえず以上。
サマソニも観たけど、海外アーティストは全然印象に残っていない。アブリル可愛いなっていう位かな。っていうか全編観れてないのでゴメンなさい。
仮にPerfumeがサマソニの東京会場に出ていたら、オンエアされたかな? どうでしょう。
それと、フジロックを観ていないってことは、あ、そうか、WOWOWなのか。 契約していないよ。
始めに、エリンギとの格闘がまだ終わらないPerfumeの皆さん。HEY!HEY!HEY!出演おめでとう。
番組自体、ここ何年も観ていないよ、俺。
最後に見たのは、多分、thee michelle gun elephantが出た時かもしらん。
えっ? YouTubeにあったよ! たぶんコレだ。
http://www.youtube.com/watch?v=QsU3tm0k1M4
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さて、今年中に何とかしたい事を幾つか。音楽とは関係無い? なくも無い?
1.カビだらけの革パンを復活させたい。
いや、スカパーの夏フェス特集でクロマニヨンズの真島昌利(同い年。学年が1つ上)を観て「俺もがんばろ」と思っただけ。 コレhttp://kawarun.jp/index.htmlを試してみようと思う。どんなかなあ。
まあ、同時進行でダイエットも必要だと思うが(爆)。
2.パソコンを何とかしたい。
私のメインマシンはPenⅢ-500MHzの自作機。たしか1999年に作成した。当初はデュアルCPUだったのだが、現在は片肺運転中。USB2.0が使えないのが致命的。ちなみにOSはWindows2000。
これでもVJマシンとして様々な現場で活躍したのよ。でも、もう限界。iTunesが重くてのろいとか、Yahoo動画が低画質しか観れない(高画質は紙芝居)とか、最近のWebコンテンツが重過ぎるだろとか、もうストレスが溜まりっぱなしなので、買い換えたい。
ちなみに嫁のマシンはDELLのノートでPen4-3GHz。DTM/DAWソフトはそっちにインストールしているんだけど、やっぱ自分のマシンに入れたいしね。
新しいPCもステッカーチューンするかって? たぶんすると思う。痛い40代なら当然でしょ。
3.ギターとベースをリペアしたい。
弦を張り替えるだけじゃなく、錆びたり経年劣化でガタガタになったパーツを交換したい。ガーンと鳴らしたいんだよね。また、バンドやりたいな。先日のエントリ(http://lstd.blog.shinobi.jp/Entry/67/)でギターを鳴らしたいという欲求が芽生え、その後、ある曲を聴いていてバンドをやりたくなった。
むさくるしいオッサン達が爆音ギターとドカドカドラムでディスコをやるよ。ボーカルは女の子で。
はい、capsuleのSpiderを聴いていたら、「この曲はバンドでやったらカッコ良いだろうな」という発想から妄想してみた。「Spider」と「Starry Sky」をコピるぞ、みたいな。やるのか? できるのか?
追記:
エリンギとの戦いは終了したようですね(笑)。
あ~ちゃんの更新は来ないなあ。
Perfumeに関する様々な記事に目を通していると、一つだけ自分にしっくり来ない事がある。(*1)
それは、「どこか懐かしい」っていう表現。まあ、記事を書いた人の分析結果なんだろうけど。
たしかにインディーズ時代の楽曲は80年代のテクノポップに繋がる音があるので、解らないでもない。しかし、メジャーデビュー以降、ポリリズムに至るまでの楽曲を聴いても「懐かしさ」を感じない俺って、自分の音楽史のなかで根本的に何かが欠落しているのだろうな。「えっ? Perfumeの音は新しいだろ?」って言っている時点でここ20年くらいのシーンの流れに付いて行けてないってことなのか? まあ、付いて行っているつもりは無いのでどうでもいいんだが。ってか、外しまくりの20年だったということなのか。
「懐かしい」って感じる人ってどの部分が懐かしく感じるのだろう。参考のために教えてくれないかなあ。
あの時代に何を聴いていればPerfumeの音を懐かしく感じることができたんだろう?
注釈:
(*1)記事っていうか、インタビュアーの発言とか、ACのCMディレクターの発言など。
今日はちょっとした思いを込めて、Tomomi Ukumoriの「Only You, Only Tonight」をヘビロテします。
Tomomi Ukumoriはこのブログを立ち上げた際に、Perfumeに続いてエントリを上げたアーティストです。思い入れも当然あります。ええ、大好きです。
Tomomi Ukumoriは、2007年に出会った女性ボーカリストで間違いなくベストですね。アルバム「Indigo」はPerfumeの「Perfume~Complete Best~」に続くローテーション回数です。「Indigo」のレビューはこのエントリをご覧頂くとして、今回はIndigoに収録され、アナログカットされた楽曲「Only You, Only Tonight」を取り上げます。
最近リリースされたOMBの「FRAME」でもTomomi Ukumoriのボーカルがフィーチャーされていました。その繋がりで、またまた頭の中で鳴り始めたのが「Only You, Only Tonight」です。
アルバム「Indigo」の全体を通したイメージは、重厚なボトムの上に流麗なシンセの上モノが乗るというプログレッシブの文法に基づいたテイストなのですが、この「Only You, Only Tonight」に関しては、完全なディープ・ハウス。っていうかプログレッシブとかハウスとか四つ打ちだとかキックが効いているとか、そんな事はこの際どうでも良いです。ただただ、メランコリックで美しいメロディとTomomi Ukumoriの切なさが心に染みるボーカルに浸って下さい。それもヘッドフォンで。
「ああ、染みるなあ。」と涙腺が弱くなったら、そのまま間髪いれずに、今度はコンポーザーのHideo Kobayashi自らRemixを手がけたフロアチューン「Only You, Only Tonight (Hideo Kobayashi Main Room Remix)」を大音量で聴いてみて下さい。
「踊りながら泣ける」って多分、コレだ。
さて、今回この曲を取り上げようと思ったのは、OMB「FRAME」のレビューでも紹介しましたが、最近いろんな番組やインタービューなどでPerfume西脇綾香さんがお薦めする楽曲が、他の2人に比べてエレクトロな度合いが低いので、「あ~ちゃん、やっぱこっち方面は苦手なのか」と感じたのでね。どうやら西脇さんは自分が口ずさめるような歌モノがお気に入りなのだろうと。じゃ、歌モノハウスで私が一番はまったTomomi Ukumori 「Indigo」の中から、一番聴き易いこの曲はどうかな、と言う事でセレクトしてみました。あ~ちゃんに贈ります。
(ってか、普段ハウスを聴かない方もどうぞ。コレをきっかけにディープでプログレッシブな世界に迷い込んじゃってください。笑)
ただ、難点は歌詞カードが入っていないので、「ヒアリングで英語の歌詞を聞き取りしてください」って事ですかね。歌詞を起こそうと思ったのですが、日本語さえも正しく話せない私が英語など解る筈も無く、、、。
それと、ビューラーを使い分け、マスカラを5層塗りするほど睫毛の仕上げにこだわりのある西脇さんは、このアー写(http://www.odemusic.jp/management/tomomi_ukumori.php)をどう見るかなと思ってね。こんな付け睫毛があるんだね。
(ネタとしてはこっちの方が今日のメインだったりして。)
追記:
Tomomi Ukumori のマネジメントをやっているODEのアーティストページのアドレスが変更になっていたので急遽変更しました。ってか、ODEのトップページでイチオシしている「DJ HEAVYGRINDER」。いやだあ、キュートだわ。ちょっとエロいところも良いわ。ちょこっとチェックしてきます。
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困った事にPerfume成分が多目です。彼女達の親御さんとは間違いなく同世代です。ちなみにP.T.A.会員です。
ホントに御免なさい。
御用命は「lstd_rd の yahoo.co.jp」まで。