「I Don't Wanna Be With You」 - ZAZEN BOYS

今年最後の音源レビューはZAZEN BOYSの「I Don't Wanna Be With You」
旬を過ぎてしまったようですが、まあ良いじゃないですか。オレらしいなあ。

向井は好きです。

NUMBER GIRLはそれほどハマらなかったし、 ZAZEN BOYSもそれほど興味が涌かなかったけど、向井秀徳のキャラクターには惹かれるものがあった。発想とか視点とか、他の誰とも違う国士無双なイメージとか。

ZAZEN BOYSを意識し始めたのは「USODARAKE」だったと思うが、変拍子ド変態ファンクに脳天をカチ割られたという事実があったものの、自分自身ソレについて行くことが出来なかった。
ところが今年の秋の事。スカパーの夏フェス特集でZAZEN BOYSのライブを観て、「やっぱ、オレは向井が好きなんだ」と実感し、俄然ザゼンに興味が涌いてきた。で、本日に到る。


向井に怒られるかもしれないが、40代以上のオヤジに解りやすいように説明すると、ZAZEN BOYSは21世紀の四人囃子だと思う。他の誰にも真似の出来ない高い音楽性とその先進性に通じるものを見た。

ZAZEN BOYS - I Don't Wanna Be With You ＜紙ジャケット仕様盤＞ (->)@TOWER.JP
	1.I Don't Wanna Be With You 2.DARUMA 3.NABE & SADA 4.The City Dreaming

I Don't Wanna Be With You : ZAZEN BOYS



DARUMA : ZAZEN BOYS


90年代以降の日本のロック界に降臨した「鬼才」と呼ぶに相応しいキャラクターは、小山田圭吾と向井秀徳しか居ないと思っている。

今回も全くレビューになっていないですね。オレらしいなあ。

という事で、明日は今年最後のエントリ、「俺的音源アワード2007」をアップ予定。


(BGM 「I Don't Wanna Be With You」 : ZAZEN BOYS)

追記：
ZAZEN BOYSをlast.fmでタグを付けようとした時にすごく悩んだ。
「rock」では括れないし、「alternative」も「experimental」もピンと来ない。そこで、「MUKAI」というタグを付けた。向井以外のナニモノでもないなと。

「思いのほか良いです」的な音源 ： 2007年下半期

以前のエントリで、「思いのほか良いです的な音源 - 2007年上半期」という企画をやってしまい後悔してます。何故かと言うと、下半期もやらないと納まりが悪いから。
しようが無いので下半期もやります。来年はやりません。「思いのほか良かった音源」に出会ったらそのつどアップしよう。

今回は2007/07 - 2007/12までに出会った音源（リリース日基準ではなく、私が手に入れた日が基準。念のため）の中で当初の期待値以上の”何か”を与えてくれた音源の中から「ボーカルがユニーク」な作品に的を絞って紹介します。

	Without Waste (Original Mix) ：M.A. Campayo  (-> Cisco Records) シスコのサマーセールで「10枚3,000円！ プログレパック」で購入した10枚のなかの1枚。早い話が売れ残りで買い手が付かなかったレコードが我が家に来た感じ。 音そのものは渋い。何が渋いかって、ファットなボトム＋小気味良いパーカッションにフワフワ系の上モノの上に被さるボーカルが「中近東風」でとてもエキゾチック。曲調を変化させたい場合（例えば、ハウシーなグルーブからトライバルな雰囲気に変えたいとか）に良いかも。「Indart. Trotz & Rando Virus Remix」はよりトライバル感が強くてこちらもお奨め。 でも、音源自体が不人気極まりないから、日本で売っている所は無いかも。（シスコの試聴ファイルもリンク切れ）
	Hallelujah (Original)：Dr.Kucho!  (-> Cisco Records) こちらはシスコのウィンターセール「10枚3,000円！ プログレパック」。ソレばっかりかよ（笑）。いや意外な掘り出し物とか、結構面白いんですよ。正月の福袋を買ったことが無い私にもその楽しさが解った。 で、こちらは2000年前後にハードハウスやトランスのイベントで頻繁にかかっていたSpiritual Projectの「O'Fortuna」を彷彿させるクラシカルな合唱が入ります。グレゴリアンチャント(グレゴリオ聖歌)らしいです。詳しい事知りません。こういうクラシカルな合唱をサンプリングしたものってドロドロしたオカルト風になりやすいのですが、こちらは非常に軽めです。なので軽快なリフに乗って気持ち良く聴いていると、突然聖歌隊が現れてビックリします。
	Gjeloshaj 1862（Santiago Salazar Mix）：DJ 3000 (-> Cisco Records) こちらは「思いのほか」と言っては失礼か。一応は期待を込めて購入した作品。ただ、試聴の段階では「DJ 3000 MIX」が気に入っていたのだが、実際に聴いてみると「Santiago Salazar Mix」の方が断然良かった。 途中で入る民俗音楽風（と言うか民謡風）なボーカルは「DJ3000のルーツでもあるアルバニア民族音楽」との事。さりげなく印象的な使われ方にSantiago Salazar(http://www.clubberia.com/Artist/Detail/?id=490)のセンスが感じられる。
	Robson Ponte ： Reinhard Voght  (-> Cisco Records) 以前のエントリ「テクノって何だろうね ＃２」でも取り上げたドイツのテクノレーベル「KOMPAKT」の音源をシスコがコンパイルしたアルバム「HELLO KOMPAKT」から。「ロブソン・ポンテ」って歌詞以外出てこない、サッカー選手の名前の歌。 で、ロブソン・ポンテって誰なのよと思っていたら、あの浦和レッズのポンテ御本人であることが判明！ 知らなかったよオレ。 （via LIFE IS FOOTBALL!!! : Robson Ponte http://redchant.exblog.jp/3571483/) 来期ポンテが怪我から復帰したら、レッズサポはこの曲に乗せてポンテコールをすると良いと思うよ。 ->ロブソン・ポンテ(wikipedia)

はい、以上です。

来年はどんな音源に出会えるでしょうか。


(BGM  「Holy Grail」 : FrancescoPico) 

インストアツアー開催 : Perfume

Perfumeインストアツアー開催！　女子限定ライブもね！　(via パフュヲタの殿堂ナタリー)
http://natalie.mu/news/show/id/4782


はい。今回もインストア・ライブが開催されます。

インストアライブは札幌、東京、名古屋、大阪の4都市で行われる。女子限定イベントは下北沢のライブハウス・MOSAICで開催。秋葉原では石丸電気ソフト2で、そして名古屋ではナディアパーク2Fアトリウムにてライブが行われるが、その他のイベント会場は招待者のみに告知される予定となっている。

だそうです。

あー東京観光すっかな、マジで。高速バスで移動して。って「SHIBUYA-AXワンマン」はそのつもりで先行予約にエントリーしたんだけどなあ。
Perfumeがこの先新潟でライブをやる事は有るのだろうか？ 全国県庁所在地ツアーでもやらない限りは無いんだろうな。そうすると、ライブを観るなら遠征するしかないんだなあ。40を過ぎたオッサンにとって、アイドルのライブの遠征は思いのほか敷居（ってか嫁の壁）が高いんだよ。


お近くの皆さんは是非楽しんできてください。


(BGM 「Precious」 : Andrew Bennett & Rico Suarez)



追記：
今日のCDJの模様が早速アップされていますね。
RO69 :: COUNTDOWN JAPAN 07/08 QUICK REPORT

タワレコ : Perfume

Baby cruising Love良いですね。

某所から拾ってきたPVから音声だけを取り出して、CD-Rに焼いてしまいました。あはは。
通勤の行き帰り、車の中でヘビロテ中。家に帰ればiTunesでプレイ中。ハマりまくり。
でも、聴きすぎに注意しよう。CDリリース時に新鮮味が薄れてしまうからね。


それにしても、「ふたりーのこうかいとー」を「二人の航海と」に聞こえた人は、間違いなく前向きに生きている人ですね。素晴しいです。アナタには明るい未来が待っていると思う。
ネガティブさにかけては他の追随を許さないアタシは、「二人の後悔と」に聞えてしまって、「恋の先には色々と有るのよ。決して良い事ばかりじゃないのさ。」などとアフォな読み違えをして楽しんでます。



さて、タワレコで色々始まってますね。アフィリエイト絡みで宣伝させてくださーい！(^_^;)

1.タワーレコードとナイキジャパンが共同キャンペーン「MY MUSIC,MY FORCE.」を2008年1月から展開。
http://www.towerrecords.jp/company/pdf/071226nike_tower.pdf

Perfumeもポスターで登場。西脇さん素敵。ピンクのコート良いよ。
「Baby cruising Love/マカロニ」にコラボスリーブを取り付けて販売するらしい。コレって店頭だけ？ 通販OK？ わかんねーな。既にタワレコに予約済みなので、リリース日に報告できると思います。
ただ、「CD+DVD」ってなっているので、初回限定のみと思われます。


2.TOWER RECORDSグッズ 大プレゼント！
http://www.towerrecords.co.jp/sitemap/CSfLayoutB.jsp?DISP_NO=003989

2007 NO MUSIC, NO LIFE. ポスター「E賞-13：Perfume×ミドリ」プレゼント！
3,000円以上を1口にして、何口でも応募可能！
でも、コレ1名さまのみ。だったら、タワレコの店員さんとお友達になって、キャンペーン終了後にこっそり頂くってのが現実的か？
いやいや、これからPerfume関連のリリースが続くので、ちゃんと商品購入してプレゼントに応募したいと言う男気のある人は、せっかくなので、是非、このページ左下のタワレコバナーをクリックして、思う存分散財して頂きたくお願い申し上げ候。

以上。


(BGM 「Baby cruising Love」 : Perfume)

「Baby cruising Love/マカロニ」宇宙初公開 : Perfume

パンパカパーティーやスペシャ等で本日解禁。宇宙初公開となりました。

早速、某アップローダサイトから頂いてまいりました。何時もお世話になっております。
心より御礼申し上げます。


印象を簡単に。

「Baby cruising Love」

西脇さんいわく「音の量を減らしても物足りなさがない」(*1)。
中田は音を詰め込みすぎだなと感じていたのだが、SEVENTH HEAVEN的にシンプルにまとめて来た印象。
でも、生音感も気持ち良いすごく可愛らしいポップなのに、思いっきりブリブリのベースがね、もうヤスタカったら。安易に乙女ハウスに行かないところが正解だし、Perfumeは絶対そっちに行って欲しくないな。エレクトロな気持ちを大切に（笑）。
PVもシンプルで良い。あ～ちゃん今回も美味しいとこ持ってくね。


「マカロニ」

”これくらいの感じ”が良いダウンテンポ。
ライブでの曲調に幅が広がるし、何よりコンセプトアルバムのリリースを期待させる。
80年代のアナログLPならA面のラストって感じ(*2)。（30代後半以上じゃないとわかんねーな）


さあ、音源のリリースが待ち遠しいぞ。

	Baby cruising Love / マカロニ [CD+DVD]＜初回限定盤＞ (=> @TOWER.JP)
	Baby cruising Love / マカロニ＜通常盤＞ (=> @TOWER.JP)

Baby cruising LoveのPVで、歌い終わりに入るブレスが堪んない。
こんなにも生々しいPerfumeは初めて。おじさんドキッとした。いやー、可憐だ。
それと、PVのコンセプトは「証明＝照明」でOK?(*3)



(BGM 「Baby cruising Love」 : Perfume)



追記：
ファンクラブ情報（via ナタリー http://natalie.mu/news/show/id/4739)
また、かねてから告知されていたオフィシャルファンクラブの名前が「P.T.A.」に決定。明日12月26日より会員受付が開始されることになった。活動内容については今のところ明らかになっていないが、「P.T.A.」という名前のとおり3人の成長を見つめる保護者会のようなファンクラブになることが期待される。

P.T.A？ 保護者会？ 年齢的に、まさにオレじゃん。


追記２：
で、ファンクラブはどうしたかって？
そんなの決まってるじゃん。だって、P.T.A.だよ。Parent-Teacher Associationだよ。当然でしょ！
わしら、保護者なおっさん世代が入らなくてどうするよ！　え？ ちょっと待って。
この場合のTeacherは誰？ ヤスタカ？ もっさん？ MIKIKO先生？



注釈：
(*1)パンパカパーティー12/25放送で、曲紹介時のあ～ちゃんコメント。Aerodynamik - 航空力学さんのところで文字起こしされてます。http://d.hatena.ne.jp/aerodynamik/20071225/p1

(*2)そう考えると、Baby cruising LoveはA面1曲目ではなく、B面ラストな感じもする。

(*3)fewpocoさんは正解だと思います。
　ぽこにっき〔出張所〕 http://d.hatena.ne.jp/fewpoco/20071226/p1