今日はLemon Jelly について。
ことある毎に「2005年の春から2006年の冬までの2年近くの間アンテナを降ろして、新しい音楽に全く触れようとしなかった」と言っていますが、空白期間突入の直前に入手した音源がLemon Jellyの「'64-'95」でした。
コレはなかなか凄いアルバムで、初回限定盤にDVDが付いているのですが、アルバム収録曲の全てのPVが収録されているんです。なのでCDを聴くよりDVDを観る事の方が多かったですw
さて、なんでLemon Jellyかって言うと、特に意味は無いんですが、アタシ一押しの高校生tofubeats君のアルバム「beats for rap」の謳い文句で「レモンジェリーを思わせるようなクラブミュージック」とあって、何か久しぶりにLemon Jellyの名前を目にして懐かしくなって。ってか、もう3年もオリジナルアルバムが出ていないなあとか、tofubeats君は中学生のころにLemon Jellyを聴いていたのか?とか、色んなことを考えていたら聴きたくなってね。
Lemon Jellyとの出会いは2003年のフジロック。当時は全く知らなくて予備知識も無し。「モグワイの時間まで何してる?ホワイトステージから移動するのめんどくさいね。」って理由で見たライブだったんだけど、コレが思いの他良くて。ハートフルでほっこりする感じの心地良い音。で、知らないうちにみんな踊らされているのね。「今どこに居る? 直ぐにホワイトステージに来なよ。レモンジェリーやばいって!」ってケータイで友達を呼び出している人とかも居て、それくらい楽しいライブだった。
Lemon Jellyはニック・フラングリンと フレッド・ディーキンの二人組。
肩書きが面白くて、ニック・フラングリンはBijorkに腕を買われる程のセンスを持ったトラックメイカーだけど、造園家でもある。フレッド・ディーキンはDJ兼クラブオーナーとしての活動の他、デザイナー兼オーナーとしてデザイン事務所「AIRSIDE」を経営している。
Lost Horizons (-> @TOWER.JP) |
'64 - '95 (-> @TOWER.JP) |
Lemon JellyのアートワークやPVなどはAIRSIDEが製作しています。Underworldも同じようにTOMATOと組んで世界観を醸し出していますが、あちらがアートっぽいアプローチだとすると、こちらはポップで可愛い系。
AIRSIDE (http://www.airside.jp/)
Lemon Jellyのどこが好きかって言うと、やっぱトラックメイキングのセンスかなあ。特に、打ち込みであることを感じさせないリズムトラックの素晴しさ。聴いていて心地良いグルーブなんですよね。トラック全体を見渡しても物凄く緻密に作り上げていて、時間をかけて丁寧に作っているんだろうなって感じがしますね。
CDパッケージのアートワークも凝っているし、それと、何と言ってもPVが楽しい!
Lemon Jelly - '90 aka A Man Like Me
Lemon Jelly - 79 Aka The Shouty Track
Lemon Jelly - Nice weather for Ducks
このくらいにしておきます。他にもたくさんYoutubeに上がっているので、興味のある方は是非。
新作リリースの話を聞かないなあ。今一番新作が待ち遠しいアーティストでもありますね。
(BGM 「Nice weather for Ducks」 : Lemon Jelly)
休日は寝て過ごすのが勿体無いので、8:00には起きている。ってする事と言ったらネットを巡回するくらいだけど。
でも、今日は朝から実家の畑を荒らしに行って来た。イチゴが旬なのよw
80_panです。 http://www.myspace.com/80panofficial
MySpaceでアルバム「DISCO BABY」から4曲が試聴可能になっています。
普段巡回しているブロガーさんのところでもっと話題になるかと思ったら、反応されている方はあまり居ませんね。アタシの巡回範囲でエントリを上げている方は今のところお二人くらいでしょうか?
アイラやサオリの時は物凄い盛り上がりだったのに、何で?
以下、簡単に感想。
「放置民」「WAVE WAVE」:
Terukadoプロデュースの楽曲はメロディラインがモロJ-POPで聴いていて安心できる。でも、フロアで聴いたら、なんか萎えるなあ、特にWAVE WAVE。
「crazy」「I don't wanna go」:
Joel Stoneプロデュース(Music: Shitdisco)はオーダーを無視した空気読まない感が良い。だいたい歌詞が英語だし。
で、おまえさん、どうなの、アルバム買うの?って言われると多分買わないな。これは単純に趣味の問題で、触手が動くかどうかってところだからね。今までハマったものって、ほぼ100%の確立で、我慢できずにタワレコのサイトやiTSに直行して購入ボタンをクリックしたんだけど、80_panに関しては動きませんね。ルックスも文句無く可愛らしいし、楽曲も良いとは思うのですが、何ででしょうね。
これは80_pan御本人の魅力とは一切関係なく、曲調とそれを受け入れようとしている自分の問題なのですが、「ニューレイヴ」や「エレクトロ」な音そのものに付いて行けない体になってしまったって事でしょうか。
45過ぎた老体には無理です。だって聴いていても体が揺れないだもん。ノレナイ。待て、そもそもノルんじゃなくて爆音の中で跳ねるモノかもしれん。だって、基本的にロックだし。そう思えば良いのかも知れないけど、、、。
音楽生活に於いては「年寄りの冷や水」とか「いい年こいて」とか「オヤジが勘違いして」とかを実践し、つねに新しい刺激を2,3歩遅れて追い求めてきました。しかし、ちょっと流れを見失うと、今度はそれを追いかけて行くのも億劫になってきました。
はあ、自分が嫌になる、、、。
いやあ、結構色んなものを吸収しようと努力しているんだけど、間口が狭くなってきたって言うか何だかなあ。ってやっぱ年齢的な問題なんかなあ。
例えばPerfumeのGAMEって、アレは間違いなくエレクトロだと思うのですが、アタシってあれを大絶賛してますよね。あの曲は曲調以前に中田の作るポップでキャッチーでわかり易いメロディーラインがでーんと構えているので、本来そっち系の音が苦手(ってか、そうでもないかw)なアタシでも楽しんで聴けるんですよね。それに重要なのは、あくまでアルバム中のバリエーションの一つ。メリハリを効かせる為の「変化球」だって事。
それが、80_panの「DISCO BABY」は4曲しか試聴してないんだけど、なんかこう始終どっつんばったんべべべべ。フルで聴いていないのでとやかく言うのは失礼な話なんだけど、正直言って聴いていて楽しくない。
でも、実に面白い事をやっていると思います。アイドルのジャンルにおいて他の誰もやっていない事を「形振り構わず」やろうとしている意気込みが感じられるし、その部分は本当に素晴しいと思います。スタンディングオベーションを贈りたいです。
○○フォロワーではなく、one and onlyなこんなアイドルがもっと出てくると楽しいのにと、切に願います。
http://lstd.blog.shinobi.jp/Entry/190/
そういう意味でも、80_panには頑張ってもらいたいし、ここの事務所には注目しています。
10代~20代の皆さんは買いなさいね。で、シーンを盛り上げて下さい。
「ニューレイヴ」や「エレクトロ」も、「テクノ」も「ハウス」も全部ひっくるめて、アンダーグラウンドだったクラブカルチャーが地上に噴出して来たら面白いじゃないですか。で、そんな日本のセカンドサマーオブラブがアイドルポップのジャンルから起きたら痛快じゃないですか。
あ、でも聴けば聴くほど「I don't wanna go」は良いな。アルバムは買わないと思うけど、ダウンロード販売があればコレは買うかも。優先順位は低いだろうけど、、、。
あ~やっぱ、色んな音楽に積極的に触れないとなあ。
じゃ、これから「Kitsuné Maison 5」を聴く。
(BGM 「The Best Revenge」 : Fischerspooner)
追記:
で、今後「フルで聴いていない楽曲」をレヴューするのは止めます。多分、今回が最後。
追記2:
解ってきた。何となく解ってきた気がする。詳細についてはなんとシンジさんのコメントレスで。
http://natalie.mu/news/show/id/7255
new single「タイトル未定」
2008.7.9(水) Release!!
初回限定盤[CD+DVD] TKCA-73330 ¥1,300 (tax in)
通常盤[CD] TKCA-73335 ¥1,000 (tax in)
http://www.tkma.co.jp/tjc/j_pop/perfume/#new
え? GAMEの初回盤は完売したの?
久々にヘビロテのカテゴリでエントリを上げてみた。
今日取り上げるのはMarco Bailey & Tom Hadesの「Smooth Driver (Danny Howells & Dick Trevor Mix)」
この曲は昨年に一番ハマったMIX-CDであるHernan Cattaneoの「Sequential Vol 2」(← 音が出ます!)のCD-1ラストを飾るトラック。
一言で言うなら、「これぞプログレッシブ・ハウス」って感じですかね。
空間的な広がりを感じさせるウワモノとしっかりとしたボトム。特徴的なベースラインと印象的なリフ。そして、じわじわと上げて行く構成。もうね、気持ち良いのよこれが。
試聴はMarco BaileyでもTom Hadesでもなく、MIXを手がけたDanny HowellsのMySpaceで聴けます。(フルです)
この楽曲自体はリリースから1年経過しているわけですが、いまさらヘビロテしているのもアタシらしいなw
実は初めてこのトラックを聴いた時にDJネタ(別に何処で回すって予定も無いのだけど)として欲しいなと思って、アナログ盤を探したのですが見つからずに諦めていたのですね。それが、最近、Beatportで音源をダウンロード購入する機会が増えちゃって(ダウンロードって手軽だし安いから)、その流れで以前にアナログ盤を探したのに見つけられなかった音源のファイルがあるかなと検索してみたら有るじゃないですか。
買えってことですか。はい、$1.49でお買い上げ。
それ以来ず~っとiTunesで聴いたり、CD-Rに焼いてCDJで回してみたりしていたのですが、、、、。
アナログ盤が先月に再発されていました(爆)。
Smooth Driver : Marco Bailey & Tom Hades (->CISCO RECORDS) |
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1. Original Mix |
(BGM 「Smooth Driver (Danny Howells & Dick Trevor Mix)」 : Marco Bailey & Tom Hades)
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困った事にPerfume成分が多目です。彼女達の親御さんとは間違いなく同世代です。ちなみにP.T.A.会員です。
ホントに御免なさい。
御用命は「lstd_rd の yahoo.co.jp」まで。