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独り言だったり妄想だったり。 単なるメモだったり、、、。 by LSTD
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先日、ウチの嫁がiTunes Storeを覗き込みながらブツブツ言っておりまして。

「最近出たDAISHI DANCEのRemix集が配信されていないよー。他のは有るのに何でー?」

いや、多分それは他の盤とはリリースされるレーベルが違うからだお、などと適当に答えたものの、何か釈然としないんだな。

「ウチの嫁は極悪オルタナ妻のくせに、なんでDAISHI DANCE好きなんだ?」

車の中で嫁のiPodをシャッフル再生していると、「レイジ → DAISHI DANCE → プロディジー」の順で繋いだりするので物凄い違和感が有る。

「あのさ、おまえさんが欲しいのはDAISHI DANCEじゃなくて、ホントはコレなんじゃないの?」

と、iTunes StoreにThe Qemistsのアルバム「Join The Q」のバナーがあったのでお勧めしてみた。
The Qemistsは@TOWER.JPでプッシュしていて先日試聴したばかりで、ラウドロックな音の質感がウチの「極悪オルタナ妻」にぴったりだと思ったのでね。
うん、ビンゴだったらしく、「お願いです! CDを買ってください!」と懇願されたので、Return To Foreverの「浪漫の騎士」と一緒に発注した。(何という取り合わせや)


The Qemists feat Jenna G - On The Run



The Qemists - Stompbox



The Qemists - Got One Life Feat. MC Navigator


「Join The Q」<初回生産限定盤>:The Qemists (->@TOWER.JP)   


Track List

1.STOMPBOX
2.LOST WEEKEND (FEAT. MIKE PATTON)
3.ON THE RUN (FEAT. JENNA G)
4.DEM NA LIKE ME (FEAT. WILEY)
5.S.W.A.G. (INTRO)
6.S.W.A.G. (FEAT. DEVLIN LOVE)
7.DROP AUDIO (FEAT. MC ID)
8.WHEN UR LONELY
9.SOUNDFACE (FEAT. BEARDYMAN)
10.GOT ONE LIFE (FEAT. MC NAVIGATOR)
11.THE PERFECT HIGH
12.LOST WEEKEND (FEAT. MIKE PATTON)(The Qemists Got Your Money Remix)[ボーナス・トラック]
13.PLAY WITH FIRE [ボーナス・トラック]


国内盤 CD
発売日: 2009/01/21
組枚数: 1
規格品番: BRC-205LTD
レーベル: NINJA TUNE / BEAT RECORDS


The QemistsはColdcutでお馴染み「Ninja Tune」からの新たな刺客っす。

http://www.myspace.com/qemists

「エクストリーム・レイヴ」を標榜するエレクトロ・ロック3人組ですが、ニュー・レイヴ系やニュー・エレクトロ系と違ってモテそうな感じがしませんね。(って、そこかよw)
でも、今まで有りそうで無かった音だと思うんですよ。Linkin ParkやLimp Bizkitがドラムンをやっている感じと言えば解り易いかな。ペンデュラムやプロディジーと比較されたりするようですが、新世代ダンス・ロックとして括るよりもノリが良くてアッパーなラウドロックとして聴いた方が楽しいと思います。
うん、カッコいい音です。文句無くカッコいい音です。でも、女の子にモテそうな感じがしません。
残念ですw

The-Qemists1.jpg
ね、だって、こいつら写真を見ても解る通り、「音楽ヲタ、楽器ヲタ、機材ヲタ」って感じでしょ(笑)。


そんな彼等が3月に来日しますよ。
NINJA GENERATION - QBT (via.Beatink - events:)
http://www.beatink.com/events/ninjaqbt09/index.html

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3年目の正直!Perfumeのあの曲をバレンタインの定番に
http://natalie.mu/news/show/id/13232


そんな彼女たちから贈られる今年のバレンタインプレゼントは、携帯用のオリジナル待受フラッシュに決定。
「チョコレイト・ディスコ」の着うた、着うたフル、着ムービーのいずれかを2月12日から14日にかけてレコチョクで購入した人全員に、オリジナル待受フラッシュがプレゼントされる。




何だ、このやる気の無さしか伝わってこない様なキャンペーンは? それに、バレンタインは今週末だぞ。あまりにも動き出しが遅すぎる。



Perfumeからのコメント
「チョコレイト・ディスコ」、3年目の正直!!
この曲をバレンタインの定番にしたい!! という強い想いから、
この様な挑戦が始まりました。
お店のバレンタインコーナーでかかって欲しい(><)!!!!!!
皆さん、ダウンロードの程、宜しくお願い致しますm(_ _)m 




あのね、彼女たちは「ダウンロードして欲しい」のでは無くて「お店のバレンタインコーナーでかかって欲しい(><)!!!!!!」んだからね。ココは勘違いして欲しくない。
なんか、アーティストを含めた現場サイドと企画部門との温度差を感じるなあ。
確かに来月に新曲のリリースを控えていて、そちらに資源を集中しなければならない事は良く解るが、「チョコレイト・ディスコ」のRemix盤を数量限定のワンコインCDにして全国のデパ地下のバレンタインコーナーとタイアップするとか、いくらでもプランはあるだろ?
 

まあ、この辺はSTAR TOURS(mariotown)さんや、航空力学(Aerodynamik)さんと全く同意見です。

* * * * * * * * * * * *

fanservice.jpg
俺はこの時期には既に乗り遅れていたんだが、remix誌にこの広告が載った頃は、スタッフサイドが物凄く頑張って営業していたのではないかな? そんな気がするよ。
だって、イベントフライヤーみたいな広告デザインと言い、予想外な雑誌(remix)でのインタヴューと言い、読者プレゼントのヤスタカRemixアナログ盤と言い、コッチ方面が大好きな人達にとって涙が出るほど嬉しいアプローチでしょ。4つ打ちアイドルとしてのアイデンティティを感じたもん。

俺としては「ディスコなんだからダンスフロアを揺らしてナンボだろ」と強く感じるんだけど、もうPerfumeがコッチ方面にコミットすることは無いんだろうな。
今向いている方向は「着うた購入」層と、「オリコンチャートモノしか聴いた事がありません」層と、「HEY3は必ず観ます」層と、「音楽生活はTSUTAYAで完結します」層と、そんな人達の先にある「アリーナツアー」なんだろうな。
これって、凄く真っ当で色んな意味で正しい姿なんだろうけど、なんか、さみしいな、、、。


つーことで、俺も貼っておくよ。



あ、「さみしい」の感覚が、今解った気がする。
 

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Talちゃん来日記念、もとい、Jeff Beck来日記念エントリです。
Talちゃんの、あ、いやJeff Beckのライブを体験出来ない、「悔しい思い」をぶつけてみました。
ってか、オッサンの昔語りでスイマセン。



Jeff Beckの曲を初めて聴いたのは小学生の頃です。我が家に4チャンネルステレオという画期的な家電がやって来た70年代初頭の頃です。で、そのステレオの(多分)おまけで付いてきた4チャンネルオーディオ用のサンプルLPにJeff Beckの「Going Down」が収録されていました。それがJeff Beckとの出逢いであり、少年と洋モノロックとの遭遇でした。その時期と前後して、ラジオでStevie Wonderの「迷信(Superstition)」を聴いたことで洋楽に目覚たのですが、この辺は自分でも因縁を感じずには居られません。(詳細はStevie Wonder(Wikipedia)の豆知識を参照。)
私にとって、音楽体験の起点はStevie WonderとJeff Beckだったんですね。

さて、Jeff Beckの音楽史は、The Yardbirds ~Jeff Beck Group (1st, 2nd ) ~ Beck, Bogert & Appice ~ ソロ(~現在)となるのですが、今日は第2期Jeff Beck Groupの音源を集めてみました。


Jeff Beck Groupは「第1期」と「第2期」に分けて語られる事が多くて、これは構成メンバーと音楽性の特徴から便宜上使用される呼び方です。

「第1期」ではヴォーカルにRod Stewart、ベースにRonnie Wood(現 The Rolling Stones)を迎えて、いかにも60年代後半的なブルース・ロックをやっていました。当然、その頃のことは私は判りません。
「第2期」になると、黒人音楽からの影響をモロに受けたファンク・ロックを展開。Jeff Beckとの出逢いのきっかけである「Going Down」も「第2期」の楽曲です。
Jeff Beckの音源は当時のFM番組からエアチェックしたショボいカセットテープが殆どだったのですが(*1)、この第2期Jeff Beck Groupだけは大人になってからCDを買って音源を補完しました。(失われた過去を取り戻す作業の始まりです。)

第2期のメンバーは
Jeff Beck (G)
Bobby Tench (Vo,G)
Max Middleton (Key)
Cozy Powell(Dr)
Clive Chaman(B)
というラインナップ。

このバンドのキモはCozy Powellのドカドカ鳴るドラムと、Max Middletonの気の利いたプレイに、Clive Chamanの渋いランニング・ベース、そしてBobby Tenchのソウルフルな歌声ですね。要はメンバー全員がイイんです。
あれ、Jeff Beckは?
いや、周りのメンバーがJeff Beckの音を引き出し、さらに引き立てているようにさえ感じるんですよね。
特にMax Middletonのピアノとフェンダー・ローズがJeff Beckの尖ったギターと実に上手く絡むんです。

Jeff Beckのwikiをご覧頂くと解ると思うのですが、自分の我侭からバンドのメンバーと衝突して何人ものミュージシャンをクビにしてきたJeff Beckが、同じメンバーで2年に渡って活動し、オリジナルアルバムを2枚もリリースするなんて奇跡ですからね。
でも、結局、第2期を始める前にプランを立てていて実現しなかったTim BogertとCarmine Appiceとのバンド結成の夢が忘れられず、彼等と組むためにこのバンドは空中分裂してしまいます。しかし、Max Middletonに対する信頼は厚かったのか、その後ソロなってからの「Blow By Blow」「Wired」という歴史に残る名盤に参加しています。



Ice Cream Cakes Highways
Going Down
New Ways / Train Train

Definitely Maybe





「Rough and Ready」 : The Jeff Beck Group (->@TOWER.JP)   

Track List

1.I Got the Feeling
2.Situation
3.Short Business
4.Max's Tune
5.I've Been Used
6.New Ways / Train Train
7.Jody

国内盤 CD
発売日: 2006/01/18
組枚数: 1
規格品番: MHCP-960
レーベル: Sony Music Direct

1971年にリリースされた、第2期の1枚目のアルバム。
中学生の頃、このアルバムに収録されている「New Ways / Train Train」をラジオで聴いて、あまりのカッコよさに震えた。
エレキギターを始めた高校生の頃「ヤングギター」にこの曲の譜面が載っていて挑戦してみたが挫けた。
それ以来「Jeff Beckってのは、やっぱ聴くもんだな」と思ってるw



「Jeff Beck Group」 : The Jeff Beck Group (->@TOWER.JP)   

Track List

1.Ice Cream Cakes
2.Glad All Over
3.Tonight I'll Be Staying Here With You
4.Sugar Cane
5.I Can't Give Back the Love I Feel For You
6.Going Down
7.I Got To Have A Song
8.Highways
9.Definitely Maybe

国内盤 CD
発売日: 2006/01/18
組枚数: 1
規格品番: MHCP-961
レーベル: Sony Music Direct

1972年リリース。グループ名が冠された第2期の2枚目のアルバム。
通称「オレンジ」と呼ばれています。
このアルバムは今まで聴いたJeff Beckのアルバムの中で一番好きです。「Ice Cream Cakes」のイントロだけでヤラレてしまう。激渋です。
Jeff Beckはコンポーザーとしてはあまり評価されていないようですが(*2)、「Highways」や「Definitely Maybe」は名曲っすよ。あ~バンドやりてえええええ!
ちなみにプロデューサーはBooker T. & the M.G.'sのSteve Cropperです。


Jeff Beckをよく聴いたのは第2期 ~ Beck, Bogert & Appice まででした。ソロになった75年以降は急速にジャズ色が強まり、インストゥルメンタルがメインになっていきます。ロックの新たな方向性を示て、歴史的な名盤「Blow By Blow」や「Wired」をリリースし、攻撃的でカッコ良いプレーを展開しては居ましたが、付いて行けたのはその辺りまで。80年代以降は聴かなくなってしまいました。

ただ、還暦を迎えてお爺ちゃんになっても「妙な枯れ方」をするのではなく、音の尖り具合にさらに磨きを掛ける辺りは、間違いなく「人間国宝」級だと思いますね。


さて、DVD「Live at Ronnie Scott's Jazz Club」を予約するかな。
 


注釈:
(*1)今回、地元のTSUTAYAでCDを借りまくりました。70年代のアルバムが意外と豊富。
 
(*2)『ドラマーのサイモン・フィリップスによれば「彼は自分では曲は書きません。彼はソロ・アーティストなんですが、音楽を創るには他の人達に依存せざるを得ないんです」 』 via.
ジェフ・ベック(Wikipedia)

追記:
こんなのを見つけたので貼っておきます。

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みなさん、いよいよ代々木第一体育館2DAYS、FC先行予約が始まりますね。
しかし、一人4枚まででしょ。FC割り当てはどのくらいを設定しているんだろう。

私は諸般の事情で今回は見送る予定です。それに、当たる気が全然しないしね。
代々木の先の新たな展開に期待したいですね。
例えば、全国ツアーで新潟LOTS 2DAYSみたいな。そうなったら、チケット争奪戦が凄そうだけど。
でも、のっちさんが「また、このメンバーで集まりたいです!」って言ってたじゃない? 願いを叶えてやろうよ。
そのためには、あの時会場に居た人全員にチケットを(ry


そんなFCですが、チケット先行予約が全てではないので、当然『P.T.A.』継続手続き完了です。

あ、そろそろFC特典DVDとか届いても良い頃だよね。それに、今年はFCイベントとか無いのかな? 発足式で終わりじゃないよね、アミューズさん。

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今回も完全に出遅れですが、また凄い人を発見した。いや、恋しちゃったかも。


「そういや、Jeff Beckが来日するなあ」と思い、中高生時代を過ごした70年代に聴いた「第2期JEFF BECK GROUP」が大好きなオッサンはブログのネタ集めをしていました。
「最近のJeff Beckは、凄い女性ベーシストを起用してライブをやっている」と昨年あたりから話題になっていて、アタシもどんなプレイヤーか気になってはいたのですが、特にググる事もせずほったらかし状態。
イメージ的に身長が180cm位あってルックスもシェリル・クロウみたいな男前な感じなんだろうと勝手に想像していたんですが、昨日Youtubeを観て驚愕しました。


Tal-Wilkenfeld1.jpg
タル・ウィルケンフェルド - Wikipedia
www.talwilkenfeld.com
myspace


何やってたんかなあ。迂闊だった。完全に見落としていたよ。ホント、ダメダメだなあ。気になることが有ったらその場でググらないと後悔するね。 


Jeff Beck - Cause We've Ended As Lovers (Crossroads 2007 Live)



Tal Wilkenfeld - Serendipity


どうですか?

オーストラリア生まれの22歳。
なんか、アメリカのハイスクールドラマに出てきそうな感じのキュートな女の子が、神の領域的オッサンプレイヤー達を向こうに回してベースを弾きまくる様の爽快さ。そのルックスとのギャップが織り成す何とも言えない感覚。面白いなあ。

「Transformation」 : タル・ウィルケンフェルド (->@TOWER.JP) (->iTunes)   

Track List

1.BC
2.Cosmic Joke
3.Truth Be Told
4.Serendipity
5.The River of Life
6.Oatmeal Bandage
7.Table for One

Tal Wilkenfeld(b)
Geoffrey Keezer(p)
Wayne Krantz(g)
Keith Carlock(ds)
Seamus Blake(ts)

国内盤 CD  ¥2,700(税込)
発売日: 2009/01/21
組枚数: 1
規格品番: KICJ-553
レーベル: 電気低音

このアルバム、元々は2007年に自主制作されたモノらしいですね。今回、日本での知名度が上がって来たことから、国内盤が発売されました。(iTunesでも配信中)

さて、聴いた印象ですが、自分が最近のジャズ、フュージョンをあまり聴いていないので、現在の流れが全く読めていなくて申し訳ありません。割りとコンサバティブな感じなのね。ハード目でファンキーなジャズフュージョン。
ベースプレイヤーのリードアルバムだけどベース音がわりと抑え目です(*1)。スラップしまくる様な派手な演奏ではなく、一音一音を大切に指弾きしています。

彼女のベース音ですが、フレッテッドでありながらフレットレスを彷彿させる柔らかな立ち上がりの音を出していますね。おそらく手が小さいので弦を強く押さえられないからなのかな。でも、その音の特徴が彼女の個性でもあるし、それにジャコを思わせるような正確で細かいパッセージを弾く高度なテクニックを持っています。これでベース歴4~5年だそうです。安易にフレットレスや多弦ベースに音の多様性を求めるのではなく、4弦フレッテッドを弾きこなすことから生まれる音なんだろうな。

彼女の場合、テクニック云々よりも、色んな先人プレイヤーの演奏を相当聴き込んでいるな、という印象がありますね。貼り付けたYoutubeの「悲しみの恋人達 ('Cause We've Ended As Lovers)」でのベースソロを是非聴いてください。ちゃんと勉強していないとアレだけのフレーズを繰り出せませんよ。
それと度胸ね。

そんな彼女、今月のJeff Beck来日公演にツアーメンバーとして来日しますよ。アタシは当然行けませんが、参戦される方は是非彼女の印象などを聞かせてくださいね。
(って、ここのお客さんでJeff Beck好きって居るのかなあ)


注釈:
(*1) あ、やっぱPC+しょぼいスピーカーじゃ駄目ですね。少しはまともなリスニング環境(ってもしょぼいカーステだけど)で聴いたら印象が違いました。それなりに音が出てました。耳の老化現象は着実に進んでいます。

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