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独り言だったり妄想だったり。 単なるメモだったり、、、。 by LSTD
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ファンク船長の新作が届きました。
相変わらずのCaptain Funk節満載で期待を裏切らない仕上がり。







「SUNSHINE」 : Captain Funk (->@TOWER.JP)


Track List

1.ENDLESS DAYS
2.WEEKEND (KISSING,TASTING,TOUCHING,LOVING) FEATURING ADNAN KURTOV
3.RISE
4.GIRLFRIEND FEATURING ADNAN KURTOV
5.PIECE OF YOU FEATURING MERI NEESER
6.AT THE BEACH
7.SUNSHINE
8.JUST WANNA GET YOU TONIGHT FEATURING ADNAN KURTOV
9.KING OF THE HIGHWAY
10.LEAVING
11.ANYMORE
12.SUMMER NIGHTS
13.HEY BOY,HEY GIRL (PLAYMODEL DAYTIME REMIX) <BONUS TRACK>
14.HEY BOY,HEY GIRL (PLAYMODEL NIGHTTIME REMIX) <BONUS TRACK>
15.HEY BOY,HEY GIRL (DIGIKID84 REMIX) <BONUS TRACK>
16.SUNSHINE (INSTRUMENTAL MIX) <BONUS TRACK>

国内盤 CD
発売日: 2009/08/19
組枚数: 1
規格品番: XQCL-1003
レーベル: Model Electronic Inc.



前作の「HEAVY MELLOW」「HEAVY METAL」から続く"CF"シリーズと言っても良いでしょうね。
「お手軽ハウス」や「とりあえずエレクトロ」みたいなトラックとは一線を画す、オオエタツヤ的なコダワリがステキです。
けっして流行を追っているわけでもなくクールを気取っているわけでもなく。かと言ってベタになり過ぎずダサくなり過ぎず。しかし、それでいて絶対に無くてはならないパーティーミュージックの粋な高揚感。堪りません。

今、手元に1999年のフジロック(*1)のパンフレットが有るのですが、そこでファンク船長が語っています。
「DJはドリフだ」と。
如何にも東大卒の超インテリが言いそうな(偏見w)捻くれた台詞ですが、まさに言いえて妙。パーティミュージックはエンターテイメントが全て。今回のアルバムでは、さらに洗練された形で「DJはクレイジーキャッツだ」的には進化しているのかなと思いました。

多分、オオエタツヤの「Captain Funk」としての心意気は変わってないし、そんなCaptain Funkが俺は好きです。



注釈:
(*1)残念ながらその年は観れなかったんだけど、翌年のフジロックでCaptain Funkを体験しました。Bentley Rhythm Aceからのビッグビートな流れで最高に楽しい一時でした。

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やはり、新潟には神々が舞い降りる。


多くを語ることは許されないが、、、、
ダンスミュージックとしての「腰に来るグルーヴ」については、2007年9月に多くの不安と期待を抱きながら発表された「あの曲達」が、2009年にリリースされた楽曲を上回るという事が確認できた。
何と言っても「踊れる」んだよ。これは俺だけではない。新潟のお客さん達は素直に反応したよ。第7天国のヘブンリーさと、複合拍子のグルーヴの放出に。
あれは、実に素晴しい一時だった。

だが、最新楽曲のそれぞれも客を躍らせるグルーヴ感は弱いものの、出し物として鑑賞するに相応しい素晴しいパフォーマンスで、彼女達のダンスは芸術の域に達していた。一挙手一投足がエレガントで洗練されていて、コンテンポラリーダンスを鑑賞しているかのようだった。
これも、実に素晴しい一時だった。


エンターテイメントなのだと思った。


しかし、突き詰めてみると、樫野の女子力、大本のエロス、そして、西脇イズム。これが全てだ。

もう、楽曲に対する今までの鬱屈した感情とか訳の解らん拘りとか、どうでも良い、
とにかく、素晴しい一時だった。


やはり、新潟には神々が舞い降りる。


追記:
大事なことを言い忘れた。俺の視野に入る半径数メートル以内の観客たちは、前席の50歳代オッサンチームも含めてほぼ全員が踊っていたぞ! お着替えタイムでさえ身体を揺らしていたぞ。 地蔵は10人中1人くらいしか見かけなかったぞ。 なんてステキな連中なんだ。
その中で新潟県人が何人居たかは知らんけど、そこは「おけさグルーヴ」や「甚句ビート」がDNAに刻まれた越後人だと信じたい。

追記2 (私信):
もっちさん、marioさん、シンジさんプチ反省会お疲れ様でした。ヲタ談義楽しかったです。
ちなみに昨晩のお店で「レコード番長が呑んでいた」というブログはこちらでした。
http://pasteljazz.blog.shinobi.jp/Entry/124/
ここのブログ主さんとはそれほど知らない間柄では無い(確かそう、あの人。憶えているかな? とは言え5年くらい会っていない)ので、今度イベントを覗いてみよう。

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ウチの嫁とはそれほど音楽の趣味が合うことは無いのだが、最近、不思議と意見が合うのが「シューゲイザー良いね」だった。

M83 - Graveyard Girl video -



M83 - We Own the Sky -



M83 - Kim & Jessie -



M83 - Midnight souls still remain -

途中で終わるのが非常に残念。実際には11:11続きます。是非とも本編で。


「Saturdays = Youth」 : M83 (->@TOWER.JP)


Track List

1.You, Appearing
2.Kim & Jessie
3.Skin Of The Night
4.Graveyard Girl
5.Couleurs
6.Up!
7.We Own The Sky
8.Highway Of Endless Dreams
9.Too Late
10.Dark Moves Of Love
11.Midnight Souls Still Remain
12.Graveyard Girl (Yuksek Remix) ボーナス・トラック
13.Kim & Jessie (Data Remix) ボーナス・トラック
14.We Own The Sky (Maps Remix) ボーナス・トラック

国内盤 CD
発売日: 2009/07/01
組枚数: 1
規格品番: TOCP-66894
レーベル: EMI MUSIC JAPAN 


参ったね、どうも。
これまた相変わらずの「今更ながら」なんですが、たまたまTOWER.JPでM83の「Saturdays = Youth」を試聴していたら、「是非とも買ってくれ」と嫁に懇願されて先月購入しました。

40歳をとうに過ぎた中年夫婦が80年代風シューゲイザーポップに包まれて、遠い10代の記憶を手繰り甘酸っぱい感傷に浸ると言う、なんとも気持ちの悪い週末を送っています。
もう、「Kim & Jessie」とか聴いていると、高校3年生の夏休み最後の2週間にタイムスリップしたような気分。
さらに、「Midnight Souls Still Remain」の美しさと言ったら、高校の天文部の観測合宿で彼女と2人で肩を並べながら見上げた夜明け前の星空の色。
あ痛タタ。コレはおっちゃん、おばちゃん世代にはお勧めしません。何故って、元の世界に帰って来れなくなるからね。

ってな事はさておき、昨年GUI BORATTOに出逢ってからは、コッチ方面も時々思い出したようにチェックしてますが、今回はなかなか良い音楽に出逢いました。
このアルバム、可愛らしい楽曲揃いで和みますが、来日(フジロック)記念の国内盤はYuksekのリミックスとかも収録されていて2度美味しい感じなので、こちらをお奨め。


追記:
おまけ。天文部的なM83
http://fujisanastro.typepad.jp/sky/8m83/index.html
ちなみに、アタシは望遠鏡を覗いたり星野写真を撮るよりも、ただ夜空を眺めているだけの天文部員でした。
だいたい、夏の大三角形くらいしか覚えていないしw

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なんか音源レビューするのは久々な気がしますが、今日のエントリはMuteMathのニューアルバム「Armistice」です。


MuteMathは昨年のサマソニでのライブ映像をCSで観て以来のお気に入りなんですが、今年の2月(?)と噂されていたセカンドアルバムのリリースが大幅に遅れて(?)今月ようやく陽の目を見ました。(適当w)

ライナー読んだら相当生みの苦しみを味わったらしく、セルフプロデュースの限界を知り外部からプロデューサー(*1)を招いて、アルバム作りを最初からやり直したらしい。


MUTEMATH - THE NERVE (LIVE IN TOKYO) -

今年もサマソニ来てたんですね。


MUTEMATH - SPOTLIGHT -

前作「Typical (http://www.youtube.com/watch?v=pAtXKS9ZxvM)で予算掛かりすぎて怒られたのか(?)、新作プロモは安上がりなテイスト。


「Armistice(アーミスティス)」 <初回生産限定盤> : MuteMath (->@TOWER.JP)


Track List

1.ザ・ナーヴ
2.バックファイアー
3.クリッピング
4.スポットライト
5.ノー・レスポンス
6.ピンズ・アンド・ニードルズ
7.グッドバイ
8.オッズ
9.エレクトリファイ
10.アーミスティス
11.ロスト・イヤー
12.バードン
13.クロックワーク (日本盤ボーナス・トラック)
14.(エンハンスド)スポットライト (ミュージック・ビデオ)

国内盤 CD
発売日: 2009/08/05
組枚数: 1
規格品番: WPCR-13559
レーベル: Warner Bros

 
前作のデビュー盤「MuteMath」から続く、何とも例えがたいMuteMathの世界。
80年代初頭から2000年代に続くポップミュージックの美味しいエッセンスを凝縮して捻くれたプログレッシヴな味付けを施した音世界は、何に似ているって、何かに似ているようで似ていない「MuteMath」としか言えない音。
オフィシャルHPに掲げられている「ポリスmeetsレディオヘッド」という冠は、一見、言い得て妙に見えるが何かピンと来ないな。
このバンド、ポール・ミーニーが甘く切ない声で歌うキャッチーでメランコリックなメロディラインと、緻密に構築された透明感のあるクリーンな音が全てではない。キモはニューオリンズ出身というバックボーンに裏付けられた、泥臭いファンクなフィールが(微かにだけどねw)感じられるグルーヴと、それの核となるダレン・キングの変態的ドラミングセンスに他ならない。だいたい、ヘッドフォンをガムテでぐるぐる巻きにしたあのスタイルはどう見ても普通じゃないだろ。でも、ソコが良い。
人力グルーヴに無意識に腰が反応するのは、ワシ等60年代生まれのサガでもあるしの。


ん~~~、今日も相変わらずいい加減なレビューだったな。反省。


注釈:
(*1) デニス・へリング。The Hivesやベン・フォールズ、エルヴィス・コステロなどを手掛けた人らしい。

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最近の酒井法子氏関連の報道を受けて色んなところでドラッグについて語られていますね。
奇しくもドラッグについて考えを巡らせる良い機会になったと思う。

俺自身はアルコールの過剰摂取が止められないくせに、ドラックに対しては否定的な立場です。
ん~御都合主義。

でも、自分がなぜそれを忌避しているのか理由がよく解らないんですよね。上手い具合に教育されたか?


ただ、某所のブクマコメントで指摘を受けて「ハッ」となったのですが、ドラッグによって生まれた芸術もあるし、それ自体の存在は否定できないし、素晴しい作品も多く残されている事実もありますよね。

で、俺がかつて憧れたミュージシャンを1人ずつ挙げていったら、ほぼ全員ドラッグ中毒だった。
Charも上田正樹も村上ポンタもそうだった。
Charlie Parker, Janis Joplin, Jimi Hendrix, Tommy Bolin, Jaco Pastorius。皆ドラッグで身を持ち崩して死んだ。

あ、Tommy Bolin。
Tommy Bolinを思い出したついでに、動画を貼っておく。


Deep Purple (with tommy bolin) - Comin' Home -

Tommy BolinはDeep Purple最後のギタリスト。
Deep Purple最後のスタジオアルバムとなった「Come Taste The Band」は、Tommy Bolin加入によりそれまでのブリティッシュハードロックとは異なる、土臭いファンキーなアメリカンロックを志向したものだった。そのため従来の路線にこだわるファンを前にして、セールス的には不発だった。
でも俺にとっては所有する唯一のDeep Purpleのアルバムです。


Deep Purple (with tommy bolin) - Highway Star -

Tommy Bolinは1975年にはDeep Purpleのメンバーとしてツアーで来日しており、ライブ音源も残されている。しかし、彼の演奏が本当に酷い。
当時は事情を知らない少年だったので、「ツアー中に指を怪我した」という話を真に受けていたが、事実は違ったようだ。麻薬常習者である彼がツアーで立ち寄った東南アジアで粗悪なヘロインを摂取したために、後遺症として指に麻痺が残り、まともにギターを弾くことが出来なくなったと言われている。


Tommy Bolin - Bustin´ Out For Rosey -

その後、Tommy BolinはDeep Purple解散後に2枚目のソロアルバム「Private Eyes」をリリースするが、1976年12月4日に薬物過剰摂取により25年の生涯を閉じた。
「彼が今も生きていたらどんな演奏を披露してくれただろう」とかは考えないことにする。何故ならオーバードースによる死も彼が選択した運命だったのだろうと思うし。ジミヘンもジャコもきっとそうだ。
しかし、視点を変えるとドラッグが彼らをギリギリのところで生かしてくれていたと考える事もできる。
でも、何故彼等はドラッグに溺れてしまったのだろうか? ただの快楽追求だったのか、現実逃避の手段だったのか。実際のところは判らない。
それと「ドラッグをやっていなかったら彼等はどんな音楽を残したのか」と考えるのも無意味な様な気もする。


久しぶりに聴いたらグッと来たので、音源を集めてみようかと思います。


追記:
事の発端がクラブとドラッグの係わりについてだったのでその事について自分の意見を追記。

VJとしてイベントに関わっていた2000~04年で、ドラッグ使用の現場に出くわしたかと言われると、滅多に無かったけど何回かはあったと思う。
ハイになって御機嫌な人は、オーガナイザー的には薬物を持ち込まれて非常に迷惑なんだけど、フロアの点火剤的な役割を果たしてくれるという意味では面白い存在だった。でもあくまで「御機嫌な人」ね。
全裸でフロアに乱入するとか奇声を発しながら目がいっちゃってるとかの「ラリってる人」は、本人は楽しくても周りのお客さんがドン引きしてして、パーティの雰囲気が台無しになるので迷惑でしかなかったな。いや、そんなことより、逮捕者でも出ようものなら会場に迷惑がかかるし、自分たちのイベントが出来なくなる「恐怖」の方が大きいので、「早く帰ってえ~、会場から居なくなって~」って願ってましたw。



ドラッグから生まれた音楽はドラッグをキメながら楽しむべきなのだろうか? それは違うと思う。
ドラッグの使用を前提で作られた音楽はドラッグ無しでは楽しめない? 残念ながらここは日本だし。試したければオランダとかでやるしかない。

欧米のグラブカルチャーを真似るのは結構だが、「クリミナル・ジャスティス・アクト」まで真似る必要はない。
と言うか、むしろソコは徹底抗戦してでも阻止しなければならないだろう。そのためには、パーティを提供する側も客も「ドラッグに頼らない楽しみ方」を目指してドラッグと距離を置く姿勢も必要なのではないかと思う。
ん~優等生的な発想で気持ち悪い? 
いや、自分の身は自分で守る(=遊び場を死守する)意味でも、良い子にならなければならない時がいずれ来るかも。

もっとも、ハナからアンダーグラウンドを目指して潜伏するのなら構わないけど、ますますクラブカルチャーが異端扱いされる可能性もあるね。あ、もともと日本では異端だからいいのか。メインストリームに行く必要もない。

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