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独り言だったり妄想だったり。 単なるメモだったり、、、。 by LSTD
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何て言うのかなこの感触。
既視感? この場合は既聴感?

Zoot Woman - We Won't Break -




Zoot Woman - Memory -

a-haの「Take On Me」な趣き。


zoot woman - lonely by your side -

ベースの女の人がモロ80年代的。ロバート・パーマーのPVに出て来そうな感じで非常に良い。


「Things Are What They Used To Be」 : Zoot Woman (->@TOWER.JP)


Track List

1.Just a Friend Of Mine
2.Lonely By Your Side
3.More Than Ever
4.Saturation
5.Take You Higher
6.Witness
7.Lust Forever
8.Memory
9.We Won't Break
10.Things Are What They Used To Be
11.Blue Sea
12.Live In My Head

輸入盤 CD
発売日: 2009/09/10
組枚数: 1
規格品番: CDZ029
レーベル: Citizen



ネットで色んな音源を漁っていたらZoot Womanに出逢って、一目惚れで。
で、この6年ぶりのアルバム「Things Are What They Used To Be」を@TOWER.JPに発注したわけです。
輸入盤なので入荷がアバウトで、結局発売予定日から3週間ほど待たされてようやく手に入れました。

そのままフロアへ持ち出せるくらいのガッツリ四つ打ちなダンスロックなバックトラックの上に、なんともセンチメンタルな男性ヴォーカルがちょっと「擽る」キャッチーかつメランコリックなメロディーラインを歌います。
ってか、この路線はもう今一番俺的に旬です。

この人(と言うかこのバンド)の肝はズバリ80年代リバイバルなのでしょうか。
ただ、冒頭でも書きましたが、それってデジャヴュ? 何処が80年代なのか確信が持てないのね俺。
俺の80年代って、年間2~3枚のアルバムを買えば上出来で、情報源は専ら「ポッパーズMTV」って感じの極薄リスナーだったので、具体的な分析や比較が出来ないんだもん。だから、「何となく80年代っぽい」としか言えない。

音の質感はそんなに古臭い感じはしないけど、メロディーラインとか曲の展開とか、ベースラインとかシンセのリフとかリズムパターンとか、その辺に80年代を感じさせるのか。

ただ、俺の感想より、嫁に聴かせた印象が実に的確だった。

「New Order? Tears For Fears?」

あ、ソレかも。


近年、80年代リバイバルが来ていますが、この人(スチュアート・プライス)は随分と以前からこの路線をマイペースに進んでいたんですね。 (全くもってノーチェックだったんですがねw)

今年はサカナクションから始まって、YuksekやM83そしてZoot Womanと、こっち方面の音源探索は充実しているな。

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溜息が零れる程の美しい風景。


Kaito - Trust -



Kaito - We Are Living Here -



「Trust」 : Kaito (->@TOWER.JP) (->Beatport)


Track List

1.And That Was The Way
2.The Breath Of Spring
3.Rainbow Circles
4.Nothing Could Be More Peaceful
5.Too Good To Be True
6.Trust
7.We Are Living Here
8.It Happens Suddenly
9.Reach For Your Mind

国内盤 CD
発売日: 2009/09/19
組枚数: 1
規格品番: OTLCD-1268
レーベル: KOMPAKT/OCTAVE LAB

Beatportでは「The Breath Of Spring - Beatless Version」を含めた10曲構成です。
タワレコの特典ってこの曲のCD-Rなのかな?(現在は終了)



Kaitoことワタナベ・ヒロシ氏の3年ぶりのアルバムです。
緩やかに浮遊するミニマルな音の連なりやストリングスの重なりは、美しい風景画を鑑賞しているかの様です。
M83等のシューゲイズ・ポップにも繋がる美しくも甘く切ないメロディと空気感。

音楽家の他にも写真家として活躍しているワタナベ・ヒロシ氏らしい音のセンスが本当に素晴しいです。
私の稚拙なレヴューを読んでもらうより、音を聴いてもらった方が何万倍も伝わると思うので是非試聴してください。(BeatportやiTunesで可能)
日本人クリエイターが作り出すテックハウスは世界に誇れるものであると確信出来るアルバムです。

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すぐにこのにわか雨も連れ去られて
後に残るは、もたつく私の影
呟しすぎた夏が押し流されても
まだそれでも
この胸の中には消えるはずもない恋

今はじまる 耐え難くも甘い新しい季節
窓を開けた瞬間、雨は止み
聞こえてくるのはあなたのハーモニー

~~~~~

もうはじまる 耐え難くも甘い新しい季節
少し冷えた夜風が響く時
あなたに触れる幸せのハーモニー


(詞:畠山美由紀)



冨田ラボ - 耐え難くも甘い季節 feat. 畠山美由紀 -



大本さんは新潟県民会館で披露した「新説・日本の四季」で、8月~9月が「夏」であると唱えていました。
この曲で歌われる「耐え難くも甘い季節」とは夏から秋への季節の変わり目。まさにちょうど今くらいの時季ですね。しかし、今年の夏は思いのほか短く、大本さんの誕生日を迎えるころにはすっかり秋めいた日和となっていました。
少し冷えた秋の夜風を感じながら、暑かった夏の情景を懐かしむ優しくて甘い季節。
こんな穏やかな日が続くのは良い。


ここのところ慌しい日々を送っていたので、柔らかな日差しと心地良い風の中でぼーっとして、なんにもしない休日を過ごしたいなあ、って独り言で今日のエントリを締めます。


追記:
遅ればせながら21歳の誕生日おめでとう。

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残暑が無くて、過しやすい9月だったなあ。
台風の影響も全く無かったし、穏やかな秋の始まりだなあ。

まいどメモです。


CD :
Box Emotions」 : Superfly (*1)
アノソラヘ」 : Negicco (*2)
For Lack Of A Better Name」 : Deadmau5 (*3)
Random Album Title」 : Deadmau5 (*3)

12' :
Waves」 : Pryda (*4)
Reflections」 : Alan Fitzpatrick (*5)

DL :
Gold - Original Mix」(track) : Jasper Jinx (*6)
Start Receiving」(album) : J. Axel (*7)
TRUST」(album) : Kaito (*8)


解説 :
(*1) Superflyはイイね。越智志帆の歌いっぷりもさることながら、やっぱ蔦谷好位置のプロデュースが的確。
正直言うと、洋楽カバーと英語詞オリジナルのみのアルバムをリリースして欲しいっていう妄想はあるんだけど、それをやってしまうとキメ過ぎでドン引きされるだろうし。蔦谷好位置は解っているんだと思う。
多分、そのへんがagehasprings。ただ、アルバム中にバラードは何曲も要らないかな。
http://www.superfly-web.com/

(*2) このアルバムがPerfumeのコンベス的なブレイクスルーに成る事を願って。
http://lstd.blog.shinobi.jp/Entry/419/

(*3) Deadmau5はアナログを何枚か持っているだけで、アルバムを通して聴いた事が無かったので、新作と旧作を一緒に購入しました。
「お店のスタッフさんには顔を覚えてもらったけど、まだクラブに1人きりで遊びに行く勇気が無いなあ」的な女子大生(樫野さんを想定)にお奨め。よろしければ私がお供させていただきますがw
http://www.deadmau5.com/

(*4) Prydaの新作。新シリーズも既に3枚目に突入したので、そろそろレビューを上げましょうか。
http://www.ericprydz.com/

(*5) ひさびさにBedrockのアナログ盤を購入。Alan Fitzpatrickの気持ち良く上がるミニマルでテックなトラック。
http://www.bedrock.uk.net/

(*6) タツノオトシゴのラベルが可愛いExtrema Recordsはプログレッシブハウスの掘り出し物が多くて、一時期アナログ盤を漁っていたのですが、今回はBeatportでMP3音源をDLしてみました。Jasper Jinxは初めて聴きました。
https://www.beatport.com/en-US/html/content/track/catalog?pageNumber=1&performerId=106475&resultsPerPage=13&totalResults=30#app=c945&a486-index=4

(*7) 季節はすっかり秋ですね。
http://lstd.blog.shinobi.jp/Entry/417/

(*8) KaitoことHiroshi Watanabe氏の3年ぶりの新作。シューゲイズな趣もあるミニマルで深~いテックハウス。KOMPAKTの得意分野?
これは今日DLしたばかり。これからじっくりと聴きます。
https://www.beatport.com/en-US/html/content/release/detail/194195/trust#app=c945&a486-index=0


参考資料 :

Superfly - Live@ROPPONGI HILLS ARENA -



Negicco - アノソラヘ -



deadmau5 - Ghosts 'n' Stuff feat. Rob Swire -



PRYDA - Waves -



Alan Fitzpatrick - Reflections (Petar Dundov Remix) -



J Axel feat Astrid Suryanto - Roam -


 

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変わらない日常だ。また月曜日がやってきた。
彼は何時ものようにウォータールー・ラインへと向かう。8時の列車に乗るためだ。
この便でギリギリなのだが、列車が遅れなければ9時にはオフィスに着ける。

きちっとプレスされたピンストライプのスーツ。清潔なシャツにネクタイ。真面目な彼の身嗜みだ。
彼は馴染みのコーナーショップに立ち寄りタイムズを買う。すると、店員が彼に話しかける。
「おはようございます、ジョーンズさん」
「奥様や御家族はお変わりありませんか」
「お探しの車は手に入れられましたか?」

~ ~ ~

何時もと同じ時刻にオフィスに到着する。壁の時計はまだ9時を回っていない。
ボスの秘書が彼に話しかける。
「おはようございます、ジョーンズさん」
「ボスが面談したいとのことです」
「念願の昇進のお話だと良いですね」


「やあ、スミサーズ君、入ってくれ」
「まあ、掛けて楽にしたまえ」
「ちょっとした知らせがあるんだ」
「実は、もう君についてもらうポストが無いんだよ」
「悪いね、スミサーズ・ジョーンズ」




The Jam  - Smithers Jones -
 


Here we go again, it's Monday at last,
He's heading for the Waterloo line,
To catch the 8 a.m. fast, its usually dead on time,
Hope it isn't late, got to be there by nine.
Pin stripe suit, clean shirt and tie,
Stops off at the corner shop, to buy The Times
'Good Morning Smithers-Jones'
'How's the wife and home?'
'Did you get the car you've been looking for?'

Let me get inside you, let me take control of you,
We could have some good times,
All this worry will get you down,
I'll give you a new meaning to life - I don't think so.

Sitting on the train, you're nearly there
You're part of the production line,
You're the same as him, you're like tin-sardines,
Get out of the pack, before they peel you back.

Arrive at the office, spot on time,
The clock on the wall hasn't yet struck nine,
'Good Morning Smithers Jones'
'The boss wants to see you alone'
'I hope its the promotion you've been looking for'


'Come in Smithers old boy'
'Take a seat, take the weight off your feet'
'I've some news to tell you'
'There's no longer a position for you' -
'Sorry Smithers Jones'.

Put on the kettle and make some tea
It's all a part of feeling groovie
Put on your slippers turn on the TV
It's all a part of feeling groovie
It's time to relax, now you've worked your arse off
But the only one smilin' is the sun tanned boss
Work and work and work and work till you die
There's plenty more fish in the sea to fry

* * * * * * * * * * * * * *

「Smithers Jones」は1979年に発売されたThe JAMのアルバム"SETTING SONS"に収録されています。
サラリーマンの悲哀を歌ったこの曲はポール・ウェラーではなくブルース・フォクストンが書いています。
1979年当時、The JAMは既に国民的な人気を得ていました。それでも彼らはまだ20代前半の若者でした。
一方、イギリス国内では停滞した経済の復活を公約としてマーガレット・サッチャーが総選挙で保守党を勝利に導き首相に就任しますが、高い失業率(特に若年層の)への対策は効果を上げていない状況でした。(って、確かそんな感じだったと思う。いいかげんだ。)

国民的人気を誇るバンドが雇用問題に苦言を呈すためにサラリーマンの悲哀を歌うという図式。
そういえば、かつての日本ではユニコーンというイカしたバンドがこの手の役割を担っていましたっけね。


ところで、多くの雇用問題を抱える現在の日本において、社会情勢を憂い政治に対してモノ申す的な骨の有る国民的バンドって居るのかな?
俺が知らないって時点で国民的バンドとは呼べないと思うので、きっと居ないんだな。
大体、昨日まで親不孝自慢をしていたような厳つい兄ちゃんが、コロっと手のひらを返して「泣け歌」と称して母親賛歌を歌うのは何なんだ? あれって、もの凄く気持ち悪い。
あ、話が横道に逸れた。

長期に渡った自民党政権は、若年層が抱える先行きの見えない社会不安を「政治批判」ではなく「愛に訴えて耐える」様に上手く教育してきたってことですかね? 素晴しいな日本は。
政権交代が成った今、日本は変わりますかね。


さて、弦楽四重奏によるバックトラックが何ともスノッブな皮肉に満ちているこの曲ですが、彼らのベスト盤「SNAP!」にはバンド演奏によるシンプルなビートロックバージョンが収録されていて、こちらもお奨めです。
http://www.youtube.com/watch?v=j8yy_8WEPnw

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