Perfume、「アイドルマスター」効果で人気急上昇
(http://news.livedoor.com/article/detail/3229527/)
やっぱ、このニュースで心を痛めている人も居るようですね。
私もアイマス確認しました。最初に見たのは「エレクトロ・ワールド」だったかな?
一応、VJとして過去に幾度と現場を踏んだ事のある私が評価するのもなんだが(おー、すげー偉そう、やな感じ)、「うーん、もうチョット何とかならんか? BPM合ってねーし」な感じだった。
・歌と口が合っていない。
・もともと、ピッチの違う楽曲とダンスを完璧にシンクロさせることは無理なのだから、せめてモーションの始まりと音楽の小節の頭をきっちり押さえて、スローモーションになってもいいのでBMPにあわせること。その場合は映像の切り替えで変化をつけるといい。
などね、指南してどうするよ。
その後「パーフェクトスター・パーフェクトスタイル」を観たら、私の気になっていた部分が修正されていて、だいぶ観れるようになったかな?
アイマスについては解からないでもない。私自身は萌え系キャラは大の苦手だが、VJネタとして似たような事をやった恥ずかしい過去がある。
「スペースチャンネル5」というゲームにはまっていて、どうしてもイベントで「うらら」にダンスをさせたかったからね。
と言うのも、一緒にイベントをやっていたDJが「ナードコア」好きで、私の方はそれが苦手。彼が盛り上がってくると、それまでカッコよく回していたテクノを無理やりナードコアに持っていったりするので、映像を回す私はそれに対抗する武器が欲しかった。そこで製作したのが「うらら」ネタだった。先ず、ゲームをキャプチャして、うららのダンス部分を取り込む。BPM120になるようにモーションの始まりと終わりのタイミングを合わせて、4秒くらいのループ動画を作る。そうして出来たVJネタをVJソフトウェアでピッチコントロールしてBPMを150くらいに上げて、曲の展開にあわせてスイッチングする。まあ、正直言って「馬鹿」ネタ。キャラクターのうららが萌え系ではなく、キュート&おしゃれ系なので女の子受けは良かったなあ。と懐かしんでみる。
まあ、あれだ。自分が恋したキャラをどうにかしたいって言う倒錯した愛情表現だ。私自身もずいぶんとヲタなので、大目に見てやろうと思う。Perfumeの知名度向上にも役立っているしね、って言っても変な風に取られる可能性は大きいけど。まあ、もともとのカテゴリーが「アキバ系アイドル」とされているんだから、しょうがないか。
彼女達も女子大生になったことだし、お洒落系に移行できる良いタイミングだと思ったんだが、まだ早かったと言う事だな。(このへんはPerfumeの皆さんはどのようにお考えなのだろうね)
でも、萌え系ヲタの皆さんに今までのアイドル・ポップと違う、クオリティの高いエレクトロ・ポップを聴かせることに成功したperfumeと中田ヤスタカの仕事は日本の音楽史に残ると思う。
例えば、同じ「ヲタ」の仕業でも、こんな話題だったらどうなんだ?
と言うことで、架空ニュースをでっちあげる。
----以下、架空ニュース-----------------------------------------
Perfume、「Remix職人」効果で人気急上昇?
20XX年07月11日16時10分
アキバ発“会いに行けるアイドル”AK-47に代わり、今月よりAG公共広告機構のテレビCMに出演中の“近未来テクノポップユニット”Perfume(パフューム)。今月5日と6日に東京・代官山UMITで行ったワンマンライブは両日完売。Anazen.co.jpのベストセラーでは、ファーストアルバム「Perfume~Complete Best~」が発売から5ヶ月が過ぎた今、1位を記録している。
元々アキバ系男子に人気のあったPerfumeだが、今年2月にリリースされたミニアルバム「ファン・サーヴィス [sweet]」では中田ヤスタカ(capsule)のプロデュースするサウンドが、従来のテクノポップ路線からクラブ系アッパーハウスに変わったこともあり、アキバ系とは明らかに異なる”お洒落系”音楽リスナーやDTM(デスクトップミュージック)愛好家の間で注目を集め、ファンが急増。ネット上のアップローダーサイトでは、「Remix(リミックス)職人」と呼ばれるDTM愛好家の手によるPerfumeのリミックス楽曲が多数アップされ、アクセス数が増え続けている。
リミックスされた楽曲は、著作権上の問題があるものばかりだが、中にはPerfumeの過去の楽曲を断片的にサンプリングして再構築したケミカル・ブラザース顔負けのブレイクスや、リズムトラックを強調した上で楽曲を再構成したハウシーなダンスチューンなど、作品としてクオリティの高い秀作も多数あり、自宅PCでリミックスに熱中する「ヲタ」なサウンドクリエイター達の心を見事に掴んだ様子が伺える。
Perfumeは、9月12日にAG公共広告機構CM曲の「ポリリズム」を発表。11月8日には東京・恵比寿ソリッドルームでワンマンライブを行う。ビープラスのサイトでは、今月12日18時まで同ライブのチケット先行販売を行っているが、この話題は全くのフィクションなのでごめんね。
--------------------------------------------------------------
はい、以上LSTD通信がお伝えしました。
私も自己研鑽したく、是非その「修行の糧」とやらを、、、。レコード買いたいです(笑)
練習しろ!
と言うことで、リスニングがてらピッチ合わせとロングミックスの練習。究極の自己満足の世界。
本日のテーマは「ディープ」で、練習曲は以下のとおり。
「The Cure & The Cause Feat. Tracey K」 |
|
「Discopolis - Kerri Chandler Bigga Mix」 |
|
「Island Breeze - Trentmoller Rmx 」 |
ところで、四つ打ち系音楽好きなperfumeファンの皆さんの殆どが「クラブでもいけるんじゃね」と考えると思います。私も現在研究中でございます。私自身まだまだ初心者でクラブで回す予定は無いのですが、色々と実験を重ねております。そのうちレポートをアップしたいと思います。
しかし、ガールズポップ系の持ちネタに乏しい事が発覚。
「俺って引き出し無いなあ」って事で、冒頭の一言へリンクする。
コレがその全容です。
我が家では1階リビングの吹き抜け部分がそのまま2階のパブリックスペースに繋がった構造になっています。
で、1階と2階を結ぶ階段の踊り場をそのままスキップフロア(中二階)化して、そこにDJブースを設けました。
(ちなみにDJブースの下は半地下の納戸になっています。)なお、DJブースの上部にはプロジェクタを仕込んであるので映像も流せます。
ええ、完全クラブ仕様です。リビングダイニングがメインフロア、アイランドキッチンがバーカウンター、そして2階のパブリックスペースがチルスペースですわ。全く持ってアフォです。
ただ、我が家はクラブではなく生活の場なので、フローリングの床と純白クロスの壁です。なのでイメージとしてはカフェスタイルのDJバーと言う事にしておいてください。
下の写真は機材関係です。別に大した代物ではありません。写真では解かりませんが、DJブースの後ろ側には12インチのアナログ盤が約2000枚、CDが200枚ほどストックできる備え付けの棚が用意されていますが、まだ1/5ほどしか埋まっていません。
*equipment |
恥ずかしながら、無理やりCDJに乗っかってミキサーを触っているのが著者です。
「だっけ、ジェフ・ミルズになってみてかったんだてぇ。」
とMDR-Z700を首に掛けていますが、いささか重過ぎました。激しく肩が凝ります。
この日は何を回してたんだっけ?
先日、IEのブックマークを整理していた時のこと。
俺の場合、気になったワードをグーグルで検索した結果や、とりあえず残しておきたいリンクなどを、「その他」というフォルダを作って、その中に放り込んでいる。その後に頻繁に訪れるようになったサイトを、「音楽」とか「DJ関連」などのカテゴリー別のフォルダに移している。まあ、ずいぶんと前からこんなやり方をしている。
その「その他」フォルダの中に「Perfume Official Site」が入っている事に気づいた。ブックマークの日付は「2005/12/15」だった。自分自身、ブックマークを登録していた事実を忘れていたのだ。
ここは「音楽を中心とした独り言(または戯言)ブログ」であるが、Perfumeネタが多いね。(笑)
「リニアモーターガール」をきっかけにして彼女達の存在を知ったのは、前回の話のとおり。
CMデビューのニュースでPerfumeに再会するまでの1年半。自分でオフィシャルサイトをブックマークしておきながら、なぜPerfumeは「忘れ去られた存在」となっていたのだろう。
初めてPerfumeのオフィシャルサイトを訪れたときのトップページの印象は今でも鮮明に覚えている。リニアモーターガールのジャケットをモチーフにしていて、BGMが「♪リニアモーターガール♪」ってリフレインしていた。
そして、そこには3人の美少女がいて、その凛とした佇まいに息を呑んだ。
今、改めてジャケット写真を眺めると彼女たちの眼差しに惹かれたのかもしれない。
大本彩乃の好奇心旺盛な少年のような眼差し
樫野有香のあどけなさが残る少女の眼差し
西脇綾香の全てを見透かされたような大人びた眼差し
サイバーな世界を背景に、作り物ではないリアルな3人の少女の横顔。しばらくそのままトップページを眺めていたことを思い出す。
今思えば、そこで引き返せばよかったのだと思う。そうすれば俺の中で芽生えた「サイバーシティに棲む3人の美少女」の妄想を一人歩きさせることができたはず。「Perfumeのリニアモーターガールってイイよね」っていうひとつのネタとして楽しめたのかも知れない。
ところが、その先のページへ進んだときに、ひとつの現実が俺に突き刺さった。
「ビタミンドロップ」を始めとしたインディーズ時代のジャケット写真だ。
あっ、そうか。生身のアイドルだったんだ。
実は、そこで、今まで昂ぶっていた気持ちが少し萎えた。アイドルが嫌いなわけじゃない。っていうか、むしろ好きだ。なぜ萎えたかというと「40を過ぎたオヤジがいまさらアイドルかよ」って事だ。この世間体から来る過剰な自制心は、思いの他大きな壁なのだ。
そしてその後、「毒を食らわば皿まで」ではないが、一度足を踏み入れてしまったのだから、行き着けるところまで検索してみようと様々なサイトを渡り歩いてみた。そして、最終的に「燃える東京。萌えて冷却。」へ辿り着いた時、完全に気持ちが萎えてしまった。
アキバなのか、、、。
秋葉原がPerfumeを育てたことは紛れも無い事実であるし、インディーズ時代から彼女達を盛り上げてくれた「パフュヲタ」の皆さんにはリスペクトする。しかし、俺はアキバのあの「萌え文化」が生理的にダメなのだ。3頭身の瞳がやたらとでかい幼女のイラストやコスプレやメイド服を目の当たりにすると「あっ、ごめんなさい!」って感じで逃げ出したくなる。この溝は絶対に埋められないし、埋めたくないとも思っている。
結局、Perfumeが「アキバ萌え文化」のアイコンの一つであることが、俺の気持ちをPerfumeから遠ざけた大きな原因だった。
「リニアモーターガール」がすごく気に入っていただけに、「燃える東京。萌えて冷却。」はショックだった。
さて、今は、こうしてCDやDVDを入手するほど「Perfume」にハマってしまったが、これは前回の話のとおりで「コンピュータ・シティ」と「エレクトロ・ワールド」のPVをYahoo動画で観たのがきっかけだ。3人の可愛らしさもさることながら、耳なじみの良いメロディが俺の心を捉えたと言っても良い。
「コンピュータ・シティ」と「エレクトロ・ワールド」でようやく「アキバ萌え」の大きな溝を飛び越えることができた。それも、いとも簡単に。結局、エレクトロ3部作が大きなブレークスルーとなったのだ。
(これはまさに、「Black Perfume あばれ旅」の結末と同じじゃないか。)
一つ付け加えると、中田ヤスタカがPerfumeに関わっていた事は知らなかったし、彼のサウンドプロデュースがPerfumeを聴く事になったきっかけではない。さらに付け加えると、capsuleもほとんど聴いたことは無い。っていうか、実はiTuneミュージックストアで視聴はしても購入しなかったのがcapsuleだった。
しかし、中田ヤスタカの作る楽曲のすばらしさは特筆すべきである。ポップミュージックを創るプロデューサーとしては、最近の音楽シーンの中で最重要人物であることは間違いないだろう。
ただね、ちょっと一言、言わせていただきたいことがあるのだが、それは次回とする。
いわゆる「クラブ系」な音楽との出会いについて、メモを残しておこう。
99年の夏、俺は嫁と苗場に居た。初めてFuji Rock Festivalが苗場に来た年だ。
その当時、俺は完全なロックオヤジで、その時の目当ては「Hi-STANDARD」と「RAGE AGAINST THE MACHINE」だった。嫁の方はと言えばUKエレクトロからオルタナ系まで何でも聴くリスナーで「UNDERWORLD」と「CHEMICAL BROTHERS」と時間が有れば「KEN ISHI」と言った感じでスケジュールを組んでいた。
先ず、1日目の目当てであった「Hi-STANDARD」でひとしきり盛り上がったあと、夕食後にどのアーティストを観るか相談。ここで問題が生じた。それは「RAGE AGAINST THE MACHINE」と「UNDERWORLD」の時間がかぶっていた事だ。当然俺としては「RAGE AGAINST THE MACHINE」を観たかったのだが、嫁の説得に折れて「グリーンステージでレイジを1曲だけ楽しんで、その後ホワイトステージのUNDERWORLDへ直行する」事になった。結果として、その行動がその後の俺の音楽の嗜好を決定付ける事になる。
グリーンステージでの「RAGE AGAINST THE MACHINE」は登場する前から会場は異様な雰囲気で、恐ろしいほどの緊張感に包まれた中で1曲目がスタートした。ガーンと音が出た瞬間、身体が震えた。まあ、それはいいや。今回は別の話だ。
さて、約束どおり1曲終わった後で、ホワイトステージまでの道程を急いだ。後で判った事だがこの行動は正解だった。俺らが会場に入った後で入場規制がかかったからだ。
よし「UNDERWORLD」だ。事前に嫁のCDを借りて音は確認していたが、当時の俺はUNDERWORLDについて、「トレインスポッティングに楽曲を提供していた」くらいの知識しか持っていなかった。なので自分自身楽しめるか不安だった。
ところが、ステージが始まり、シンセ音とエレクトロビートで会場が埋め尽くされると、次第に俺の意識に変化が芽生え始めた。初めて体験するビートの嵐と心地良い高揚感。気が付くとその場で飛び跳ねていた。すっかりノックアウトされてしまった。本当に貴重な体験だった。その時俺らが目にしたステージはDVDでリリースされているので、今でも観る度にその時の感動がよみがえる。(ただ、一つだけ残念なのは「ダレン・エマーソンが居たUNDERWORLD」を観たのがそのステージで最後だったと言う事だろう。)
それ以来「エレクトロ」は俺にとって大切なアイテムの一つとなった。
そして、その年の冬、俺はあるアートイベントに参加していた。自作のデジタル・フォトグラフの展示を2次元平面の他に、VJソフトウェアを使ったモーショングラフィック映像としてプロジェクタで投影して行っていた。当然、BGMはUNDERWORLD と CHEMICAL BROTHERS だ。その光景を見ていたイベントオーガナイザーに声をかけられた。
「私のオーガナイズしているクラブイベントでVJとして参加してもらえませんか?」
「面白そうですね。やってみようかな。」
きっかけは何でもない。ちょっとした興味からだ。2000年2月からVJとしてクラブイベントにレギュラー参加することになった。その当時、新潟でVJをやっているチームは幾つかあったが、まだまだ目新しい存在だった。特に俺は一人で一晩中やっていたので結構大変だった。だが、参加していたイベントは3人のタイプの違うDJがハウス、テクノ、R&Bからロックまで何でも回して、バニーガールやドラッグクイーンが居たり、ライブパフォーマンスがあったり、アートな空間演出があったりと一風変わったイベントで面白かった。なにより、一回り以上歳の離れた世代との夜遊びは楽しかった。
そんな中で、特に「ハウスとテクノ」は俺に着実に入り込んできて、身体の一部分を支配し始めた。完全に嗜好の一部となった。
そのイベントは2年ほど続いた後にクローズしたが、その期間に知り合ったDJやVJとの間で出来たコネクションで様々なイベントに参加させてもらった。
特に記憶に残るのは、とあるイベントで松浦俊夫氏(当時UNITED FUTURE ORGANIZATION)のDJに合わせて映像を回した事。その夜の彼のDJスタイルはまさにワールドトリップでブラジリアンテイストのラテンナンバーからニューヨーク・ハウス、ヨーロピアンなラウンジサウンドかと思えば、ドラムンベースに移行したり、アフリカンなトライバルサウンドが割り込んだりと、合わせる映像に困るほどにバラエティ豊かで全く飽きさせない。プロフェッショナルな仕事ぶりに感動しきりだった。
そして最後の最後で「Remixまで終了していたのに諸般の事情でリリースできなかったゲームソフト「スペースチャンネル5」のテーマ”Mexican Flyer 松浦 Remix”を掛けます」と自らアナウンスして回してくれたのだが、実は「スペースチャンネル5」の著作権ギリギリなVJ映像ネタをたまたま持っていて、自分でも最高に興奮するコラボレーションが出来た事が一番の思い出。
あれからもう何年も経って、今はクラブから足が遠のいているが、一つのきっかけでまた変わり始めている。
今年、VJをやっていた頃から興味のあったDJを始めた。家を持つことになったのだが、せっかくなので知り合いの建築家に依頼して「DJブースのある家」を建てたのだ。
ローン返済はキツイが、今はシスコレコードのサイトで在庫をチェックする毎日が楽しい。
って、誰に聴かせる訳でもないんだけどね。
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
困った事にPerfume成分が多目です。彼女達の親御さんとは間違いなく同世代です。ちなみにP.T.A.会員です。
ホントに御免なさい。
御用命は「lstd_rd の yahoo.co.jp」まで。