突然ですが、ジミヘンです。
今から30年前の話。その頃は当然CDなど存在しなくて、音源と言えばアナログレコードが全盛だった。しかし、レコードを買うにも地方都市には全国チェーンや外資系ショップなどは無く、買うとなればもっぱら近所の電気屋さんだったのだよ。まあ、隣町まで行けばレコード屋はあったのだが、私の欲しい洋楽モノが充実しているはずも無く、、。
当時、中学生だった私は、新潟駅前の輸入盤専門店の入り口に立っていた。
「ここが噂に聞いた輸入盤屋かあ」
新潟市にも輸入盤専門店が出来て、洋楽のレコードが沢山あるという話を同級生から聞いていたので、はるばる覗きに来たのだ。
入り口の扉のガラス越しに店内が見える。所狭しと並べられたレコードにはワクワクしたが、店の奥のレジに座る不機嫌そうな店番の兄ちゃんが気になる。いつも行き慣れた近所の電気屋とは趣が異なるが、意を決して店のドアを開けた。特に何を買うかを決めていたわけではなかった。
小学校4年生の時にAMラジオから流れたスティービー・ワンダー「迷信(Superstition)」で洋楽の洗礼を受けて以来、ラジオの洋楽チャート番組を毎週欠かさずに聴き、2歳年上の姉が買ってくる「ミュージック・ライフ」に心を躍らせていたあの頃。
少年は「ロック」に飢えていたんだね。
「よし、これにしよう」
沢山のレコードの中から、The Jimi Hendrix Experienceの「SMASH HITS」を選んだ。ジミ・ヘンドリックスは知っていたし、ラジオで「紫の煙」を聴いた事がある。
ということで、今日セレクトしたのはThe Jimi Hendrix Experienceの「SMASH HITS」。
生まれて初めて買った輸入盤で、私が唯一持っているジミヘンの音源だ。
基本的にシングルを集めたベスト盤なので、捨て曲が一切無い文字通りのスマッシュヒッツ。そんな中でも、当時「カッケぇー(その頃の中学生はそんな言い方はしてないが)」と身震いしたのが「All Along The Watchtower」だ。今聞いても、やっぱりカッケぇ。 |
いやあ、いかにも音楽ヲタブログっぽくなってきたね。ちなみに、昨日までPerfumeの話題を熱く語っていた人と同じ人が書いてます。
しかし、なんでThe Jimi Hendrix Experienceなのだろう?
その理由はそのうちね。
ええっと、今日も練習します。本日の選曲テーマは「飛ぶ」です。
私がプログレッシブ系のネタを仕入れる際に基準にするのが「飛べる?」かどうか。
試聴している時に、気持ちよく空を飛んでいるようなヴィジョンが目の前に広がると、「発注」となります。
でも、そればっかりだとマンネリ化してしまうので、気をつけよっと。
Gliding (Original Version) |
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The Deep Show
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My Golden Parachute |
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Cycles |
例によって、試聴ご希望の方はCisco Recordsでどうぞ。
最近はライブもクラブも全然行ってません。
何てったって、最後に行ったイベントは「DJ ALEX FROM TOKYO」(@under water bar Praha)だ。多分2005年の7月。そういえばALEXは今年も新潟に来るらしい。
Perfumeのファンサイトを覗いたら、みんな代官山UNIT-2daysのレポートを載せていて楽しそうですね。はい、羨ましい限りです。若い人たちはいいわねえ、とぼやいているところに、こんなイベントを発見した。
CLUB MUSIC FESTA New Wave's -Next R&R Festival '07-
@札幌メディアパークスピカ 7/14(土)
OPEN:20:00 START:21:00 前売り:¥4,200 / 当日¥5,000
DJ:OFF THE ROCKER(Shinichi Osawa×Masatoshi Uemura)、田中知之(Fantastic Plastic Machine) feat. dance performance byATSUSHI(Dragon Ash)、sugiurumn、MASANORI MORITA(STUDIO APARTMENT)、DAISHIDANCE、半沢武志(FreeTEMPO)、DJ KAWASAKI、中田ヤスタカ(capsule)
LIVE:DOPING PANDA、RYUKYUDISKO、COLDFEET、DAISHI DANCE feat. Lori Fine(COLDFEET)、capsule
VJ:WADAKEN
ふ、ふざけんな!なんだよこのラインナップは!っていうかありえない。
この時期によくコレだけのメンツを揃えられたね。札幌の人たちが羨ましい。
実は、Perfumeの完全フロア対応Remixの可能性を考えていた。空想の世界ですけどね。
寺田創一氏がTV番組の企画で「エレクトロ・ワールド」をRemixしている様子を拝見した際に、Perfumeの声(ヴォーカルトラック)の素材の良さに気付いて、いろんなRemixの可能性が見えたのですね。そう感じたのはアタシだけではないはず。
誰にRemixを頼むといいだろうか? MISIAみたいにJUNIOR VASQUEZとかSATOSHI TOMIIEのような大御所にRemixを依頼するほどの予算は無いだろうから、国内を拠点にして活動しているいわゆる「新進気鋭」なサウンドクリエイターの方が現実的だろう。
アタシが依頼するとしたら、
「引力」「ファンデーション」
:F.P.Mならとてもポップなラウンジサウンドにしてくれそう。でも今ではすっかり大御所か。
「エレクトロ・ワールド」
:Jazztronik。フューチャーポップmeets野崎良太を体験してみたい。この人も大御所に近いね。
「パーフェクトスター・パーフェクトスタイル」
:STUDIO APARTMENTでお洒落なハウスか、原曲のポップさを活かしてFreeTEMPOか。
「リニアモーターガール」
:RYUKYUDISKOで沖縄風テクノポップにしてもらう。
「Twinkle Snow Powdery Snow」
:OMB。思いっきりプログレッシブな音で、粉雪の舞う夜空を飛ぶ。
「wonder2」
:DAISHI DANCEの流麗なピアノとストリングスがかぶさる、静けさが漂うようなトラックはどうだろう? きっと泣くよ。
*かなり、ハウス、ラウンジ寄りになってしまったな。(最近のツボなので)
「ハウス、ラウンジ系のまったりバージョン」と「テクノ、ブレイクス、エレクトロのガッツンバージョン」をまとめて2枚組みだな。
みたいな事を空想していた矢先に、このイベントの情報を見たのです。ああ、何てタイムリー。でも行くのは無理。ってかもう終わってる、、、。
このイベントに参加しているメンツは、そのまんま現在のシーンを表しているみたいで面白いですね。って「中田ヤスタカ」居るじゃん!
P.S
このイベントの2ndフロアはPerfumeファンもお馴染みの「申し訳ナイト」ね。なぜここにAKAKAGEが居るんだ?
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困った事にPerfume成分が多目です。彼女達の親御さんとは間違いなく同世代です。ちなみにP.T.A.会員です。
ホントに御免なさい。
御用命は「lstd_rd の yahoo.co.jp」まで。